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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編で読みやすい。仲良し女子たちの人生を垣間見た感じがする。いろいろなことが人生には起こるものだと思った。感じ方も人それぞれ、幸せな人、鈍感な人、いろいろ。
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三月だから、と手に取ったら丁度同い年の女性たちのお話でした。
始まりはドロドロした空気になるのかな…と思っていたら、二十年ぶりに連絡を取って再会した彼女たちは意外と爽やか。各々、それまでにつらいこともたくさんあって…特に花ちゃんの過去がつらかったのですが乗り越えてきた彼女たちは強い。お互いに思うことがあっても再会すると昔の空気で和気藹々と出来るのは素敵だし、それがおばさんパワーかとも思います。
一人だけ海外在住で再会してない美晴さんの最終話で、5人の再会翌日が11日だったときの衝撃が大きかったです。登場人物は誰一人喪われてなくてほっとしました。
意識せずとも続いていくのが日常ではなかったのか。この問い、身につまされるこのご時世です。わたしは彼女たちと同い年とはいえ、これまで積み重ねてこられたのか、ぼんやりなんとなく生きてきた気がする…とわたしもつられて自問自答します。
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モモと一緒/不惑の窓辺/花の影/結晶/三月/遠くの涙
二十年ぶりに連絡を取り合った六人の女性。それぞれの視点で思い出す当時のこと。そして歩き出す明日への道を
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女子大を卒業した6人の同期、それぞれの悩みを抱えて20年後に再会した翌日、3.11に遭遇してしまう。人生いろいろを感じる物語。
印象に残った文章
⒈ 人って、たくましくなるために生きてるみたいなものじゃない。
⒉ お人好しのノン、真面目で賢かった領子、美人の明子、お洒落な穂乃香、おっとりした花。
⒊ 大きな地震が日本を襲ったのは、それから3時間ほど後のことだった。
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途中までの感じだと 女同士もっとドロドロした話になるのかと思いきや 最後はハッピーエンド的な方向で さらっと終わった。
あと味スッキリの好きな終わり方だけど 肩透かしをくった気もするし ビミョーだわ 笑。
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学生時代に遊び仲間だった6人の女性達が卒業してから20年経ってからの話。
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それぞれが、それぞれの事情を抱えて生活している。
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ひょんなきっかけで、ノンが領子に電話をした事で、美晴以外の5人がノンが住んでいる東北の町で集まる事になった。
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1人ニューヨークに移り住んでいる美晴は、遠くから5人の集う様子に思いを馳せる。
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そんなプチ同窓会の最中に震災が襲ってくる。
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ハラハラする結末に、震災当時の事がフラッシュバックしてしまいました。
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短大時代の友人たちが順番に語っていく形式。どこかもの寂しいような、力強いような。
2022/1/22
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短大の同級生たちの20年後。それぞれに喪失感や後悔、挫折など消化しきれない想いを抱えて。現実は悲劇的なことが多くても、あくまでも読後感が爽やかなのは、「生きてるとそういうことあるよね。」と小説が優しく寄り添ってくれるように感じるからだろうか。自分も同級生たちに堪らなく会いたくなるのです。
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同年代の女性達のお話。いろいろと共感できるところもあり、考えさせられました。久しぶりに学生の頃の友達と会いたくなりました。