紙の本
スタイリッシュエイジング
2017/02/12 18:31
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさに知的に老いている外山さんが書いた本なので、説得力を感じる。
【外山さんの言いたいこと】
・招待を受けたら断るな
・どんどん人を招いてごちそうせよ
・なにがなんでも恋をせよ(恋愛ではなく趣味でもよい)
・生き甲斐をつくれ
・雑談が健康をうむ
・緊張感をもって生きよ
外山さんは93歳にして本書を書いている。
その書かれた内容には古臭さが感じられない。
ある意味老いるのが怖くなくなる本ともいえる。
紙の本
素晴らしい本ですが
2018/09/10 08:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
御本人にとっては一種の遊びのようなものなのでしょうが、株をギャンブルとするところが納得のいかない所。その辺を除けば、誰にでも有益な素晴らしい内容です。
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20170318 タイトル通り。90才を超えている作者の意見なので清聴するしかない。楽しく生きる老人が普通に過ごせる世の中になれば良いが。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
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こんな本を読むのは、ぼく自身年寄りの仲間にはいりつつある(すでに入っている?)と自覚するようになったからからもしれない。滋比古先生はすでに95になるのに、まだまだ本を出している。たいしたエネルギーである。もちろん、これはどこかで聞いたことがあるという話もあるが、それなりに新鮮さを感じさせるからたいしたものだ。本書はこの夏北京へ行く前の日に空港の書店で買ったもので、飛行機の中で読み終えたが面白かった。滋比古先生はこの年になっても出版社をつくったり(もともと編集の仕事をながくしていた)、株をやったりする。株はお金を儲けるためで、老後年金だけではこころもとない。お金が必要だと堂々という。お金を口にするのは恥ずかしいという考えを日本人はもっているが、中国人などはお正月のあいさつに「お金がもうかりますように」と祈る。「金」が三つもついた漢字を店の名前や人間の名前に入れたりする。関西人もお金を口にするのをはばからない。滋比古先生は生命保険は人が死んでからお金が入るので、本人にとっていいところがないと入らない。滋比古先生は年をとってからおしゃれをするようになった。それを代表する俳句が、瓢水の「浜までは海女も蓑着る時雨かな」である。海女はどうせ海にはいるのだから、そこへ行くまで雨がふっていようとそのまま行けばいいのに蓑を着る。たしなみは忘れないということである。味わい深い俳句である。滋比古先生は年をとって、人にご馳走することを進んでやるようになったという。これはいいことだが、人にご馳走するということは自分の配下に入れようとすることでもある。メディア関係者が政治家にご馳走になって、自由にものが書けないと批判されることがある。割り勘がいやなら、ご馳走したり、してもらったりすればいい。その方が変な借りをつくらなくていい。一方で、お山の大将になって(本人が言っている)いっぱいしゃべって聞いてもらって満足しているわけだから、その聞き料と思えばいいのかもしれない。あと、蔵書の始末に困った場合はゴミとしてだせばいいというのは名言だ。
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『思考の整理学』の著者も、すでに93歳!
矍鑠とした老人の生き方指南。といっても訓戒を垂れるというよりは、エッセイ。
株投資は危ないが、会社経営、老後の働き方、参考になる。
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著者の何歳になっても人生を前向きに楽しんでいる姿が好きだ。
この本を読んで、15階まで階段で登るようになった。
3日目にして体力がついたことを感じる。
病いは足からくる。
15年間坂道で自然と鍛え上げていた10代と同じ水準に身体能力を、いやむしろそれ以上にこれからしていくことを今試みている。
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「浜までは海女も蓑切る時雨かな」
招待は断らない。ご馳走する。恋をする。
歳を重ねただけでは老いない。理想を失うときはじめて老いる。
カーネルサンダースは65歳のときケンタッキー・フライド・チキンを始めた。
少人数の会で十分におしゃべりをすることは健康法になる。
会を主宰する=随所に主となれ=主体性を失わない=ご馳走する、人をもてなす。
菊池寛「夜は一行だって書こうと思ったことはない」
歳をとったら仕事は朝に限る。朝飯前の仕事。
まずは予定表を作る。日記より予定表が大事。まずは難事より始めよ。
図書館で仕事をする。食事はうちで、午後また図書館に行く。
雑談会を始める。
忘れることを恐れない。忘れる代わりに、楽しいこと面白いことを頭に入れる。楽しいことを待つ生活。
誕生日前に亡くなる人が少ないのは、待つ心が活力になるから。
規則正しい生活、活発に動くことが元気の素。
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投資の研究会を作り、メンバーを集めて発表会を開く、
いいアイデアだと思う。
発表するために真剣に考え、調べることを継続するようになれるはず。
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自信は大切だと思うけど自信過剰はちょっとw、そして、それゆえかもしれませんが上から目線、自分とは相性が悪いとわかっていながらタイトルでつい手に取ってしまいますw。向学心と健康長寿は素晴らしいと思います。外山滋比古 著「知的な老い方」、2012.5刊行、2017.2文庫化です。朝の活用、ウォーキング、眠りの重視など生活習慣は似てますが、思いや感じ方は大部違います。著者は強い信念、私は自分に合ってるから。生き甲斐のつくり方は考え方が全く異なります。著者はお山の大将になること。驕れば自分が主、教えれば自分が上と。
新聞の死亡記事が気になったら年を取った証拠とか。私は確かに年を取りましたw。外山滋比古(1923~2020)著「知的な老い方」(2017.2)、再読です。この方の考え方には賛同できないところが多々ありますが、次の内容は同感です。①「浜までは海女も蓑着る時雨かな」(どうせ濡れるけど、たしなみを忘れない心)②サミュエル・ウルマンの「青春」の詩:年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。③朝の活用 ④ウォーキングは気持ちいい。著者は「愛国行進曲」を歌いながら、私は季節の歌を歌いながら。これからは、「冬の星座」や「寒い朝」を。
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定年退職、いわゆるリタイアについて示唆に富んだ本。
自分はセミアーリーリタイアするつもりなので、リタイア後の生活を考えるために読んだ。年配者の様々な実感、実体験に基づいて赤裸々に書かれた本書を読めば、多くの事を学ぶことができる。
著者は自身について年老いても人生がとても楽しく充実している。という。
誰しもが経験する、仕事を失やめて暇になる。老いる。という事に対する処方せんが具体的に描かれていて、とても参考になった。
著者の有名な著作「思考の整理学」よりもこっちの方がよほど名作である。
コツは日々活動的になり、多くのコミュニティを持ち、沢山の人と話すこと。
あと充分な金銭的備えを持つこと。人へのご馳走に使うこと。
孤独でお金がなく、活動しない老後は楽しくない。ということだ。
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“人格も、体力によって支えられている” P. 24
患者さんの人生に向き合うためにじぶん自身の人格を磨く。これは僕の薬剤師論的にはごくごく当たり前なことなのだが、果たして先のこと、つまり磨き続けることを視野に入れていただろうか。仕事、個人活動に勤しんで体重増加が止まらない。体力の低下を事あるごとに痛感する。それでは先が知れている。
“老いて体が弱ってくるにつれて、人格を支えていた力が崩れて、もっていたであろう醜いものが外にあらわれてくる。そのことを自身では気がつかないだけに老醜はあわれである” P. 24
モノもヒトも消費されていく時代。時代の流れに乗るのでもなく乗り遅れるのでもない。僕は積極的な待機に身を置くことにする。
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眠りは、王者の楽しみ
このトピックのみが気になり読んでみたものの、自分の自堕落な生活とはかけ離れていてとても活き活きと生活されているのだなと感じました。私も余裕のある生活を心がけていきたいです。
内容としては、失礼ながら古き考え方だなと捉えられる部分があったしたのりで価値観の違いについても改めて気づかされました。このギャップを上手く埋められるよう相互理解ができるとストレスも少なくなりそうです。
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・正直、外山滋比古先生のように「もう、今まで培ってきた価値観と、これから築いていく行動原則に従って、素直に生きたい!」と思ってしまいます。
外山滋比古(とやましげひこ)先生といえば『思考の整理学』いくつかの大学で教鞭をとられ、文学博士でもある先生が、定年二年前に二つ目の学校をやめることにした理由が、
まさか「どうもうまく教えられなかった。学生からも本当に尊敬されていないことをいつも感じていた。心おどらせる経験というものがほとんどない。学校に行くのが億劫になってくる。これはよくない。そう思ったから」と書かれていることが意外でした。
それでも、現在の先生があるのは、やはり凡人とは違う考え方と行動力、そして、それを支える人徳があったからと思える話です。
私は、昨年(2018年)定年を迎え、再雇用嘱託として働いております。会社の方針は「グローバル化を見据えて、目標を達成するために、同じ価値観、同じ行動原則のもと、社員を束ねて行こう」というものですが、私は、違和感を禁じ得ません。
正直「もう、今まで培ってきた価値観と、これから築いていく行動原則に従って、素直に生きたい!」と思ってしまいます。外山滋比古先生のように。
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外山滋比古さんの本、ブクログ登録は2冊目。
著者、外山滋比古さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
外山 滋比古(とやま しげひこ、1923年11月3日 - 2020年7月30日)は、日本の英文学者[2]、言語学者、評論家、エッセイスト。文学博士。お茶の水女子大学名誉教授。全日本家庭教育研究会元総裁。外山家は法海山龍護院妙光寺の旧檀家である。
こちらの本の内容は、次のとおり。(コピペです)
93歳「知の巨人」が語る、「賢く、かっこよく年をとる方法」。日本一パワフルで好奇心旺盛な93歳に、人生の後半戦を楽しみつくす術を学ぶ。
150ページから始まる、「眠りは、王者の楽しみ」が、自分には興味深かった。