投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
村上春樹の最新作。
近年は作品の内容より前にお祭り要素だけが独り歩きしているような気がするが(この点に関しては若干引いているw)、読んでみるとやっぱり面白い。
第1部である本書は不気味なモチーフが頻出して、時折、ホラー映画のような印象も受ける。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
タイトルとは大違いな内容だった。
様々な肖像画を書いた主人公は騎士団長殺しという絵画に出会い、その絵に秘められた意味を探していく。
妻と別れ、免色と出会い、人生の転換期を迎える。
秋川まりえの肖像画制作途中で第一部が終了する。
絵ってこういう見方があるんだと教えてくれてる気がする。
比喩が要所要所入っており、センスの良さに脱帽。
第二部がどういう展開になるか楽しみだ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
色々面白いけど、感想は下巻を読んでから。
いつもながら数々の比喩が出てくるけど、気に入ったのを一つ。
「…彼は穏やかな声で言った。まるで頭の良い大型犬に簡単な動詞の活用を教えるみたいに。」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
集中して読んでたらいきなりしおりの紐が目に入った。メンシキさんの肖像画に使われた雑木林の色なのかな?と思ったり。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「読んだことが無い村上春樹の長編が読める」という幸せを十二分に噛みしめることが出来て、非常に満足でした。ただ、過去の作品の集大成いう感じも有り、物語の構造や登場人物のタイプについては、過去作品と重なる部分も多かったので、それをマンネリと感じる人もいるかな、と思ったりもした。(下巻の感想に続く)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
非現実?であるのに、読んで行くうちに本当に自分が体感しているような気持ちになれるし、この頭の中で想像している世界は、自分だけのもなんだろうなと思う。例えば、その想像した世界、人物の顏は、あるといえばあるし、ないといえばない。なんだってありえる。しかしそこに確かに存在しているし的な?いや存在してないのか?。
村上さんの小説はいつも人生で一度経験できるかできないかなの経験を、1日で(想像の中で)経験できる。今回もできた。そう言う意味では、これと比べて他の作品の方がおもしろいとかんじるけど、買って損は絶対ないし、満足。完成度も高いのか?その辺はわからん。まぁ疲れるよね。でも賢くなった気分
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
17/02/24。
3/14読了。
柚。
免色の双眼鏡→日本画→美術鑑賞用双眼鏡。
上田秋声→春雨物語
免色→『田崎つくる』
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
500ページも読んだのに、まだまだ先が読みたいと思える!
発散しすぎず、適度に謎を残したまま、後半に続く!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2010年の『1Q84』以来約7年ぶりの長編。今回はパラレルではなく、一つの物語が進んでいく。非常にゆっくり、なかなかの牛歩戦術です。
春樹ワールドは変わってませんね、ファンとしては嬉しい限り。パラレルじゃないから続きが気になってもお預け状態にはなりません。
物語としては、静かに、穏やかに暮らす絵描きの主人公を取り巻く環境が変わっていくという話で、第一部ではまだまだこの先が見えてきません。第二部に、期待。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
4章あたりからページを繰る手が止まらなくなった。
雨田具彦が隠していた『騎士団長殺し』という絵、免色という謎の隣人、鈴の音、そしてイデア。
謎めいたものがたくさん出て来てワクワクする。
感想記事
http://utsuyama27.com/killing-commendatore1/
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ここ最近の作品には、何となく外国語訳された姿が透けて見えていましたが、今回は趣が違います
淡々とたくさんの情報が詰まった文章が続きますが、目は滑りません
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『1Q84』以来の村上春樹。正直『1Q84』の内容もほぼ覚えていないし、興味が沸いたかも微妙…でもミーハーな気持ちで買って読み始めてみる。これは癖がなくて読みやすい。途中で騎士団長がイデアとして出てきてからは、あっここからやばい感じかと思ったけどそんなことはない。失われたものによって導かれるストーリーはどこに行き着くのか分からない。だからこそどんどん先に進める。でも進むほどに霧がかかっていく。この霧は取れるのだろうか。それともその霧の中に、失ったものを抱えたままに飲み込まれてしまうのだろうか…
ナチスの話が出てきて少しワクワク感も出てきたし。下巻にも期待。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
時間の洗礼を受けた本を読むのも贅沢なことだけれど、現在の作家の、それも波に乗った渾身の本を、‘今’読めるのも幸せなことだと思うんですよね。
レビューじゃあらないですが。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
なぜか途中で止まってしまったなぁ。
イデアとか少女とか車とか山とか凄惨な歴史とか女性に捨てられる男性とか資本主義的な男性とか色彩とか女性とのセックスとか、そんな何てことないひとつひとつの要素に過去作の影を勝手に見てとって勝手に辟易としてしまったのではないかというのが今のところの仮説なんだけどとりあえず下巻を読もう。ジャングル通信。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
私が妻と離婚することになり、車で旅をし、知人の家を借り生活するようになった。
旅の途中で出会った女の子と一夜限りの関係になる。またその女の子を探していたであろう男との描写。
私は知人の家で絵を書き始める。メンシキという男と出会い、不思議なことが起きていく。家に置いてある騎士団長の絵、夜中に聞こえる鈴の音、メンシキの子供であろう子の絵を書いて欲しいと依頼されたこと、愛人とのやりとりや様々な不可解なことが起きる。
現実味があるけど騎士団長がイデアとして現れたり、少しファンタジーな要素もあるような気がする。
読み進めたらいろんな不可解なことが解けるのかな。