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投稿者:トモヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
失恋でぽっかりと心に穴が開いた主人公を救ったのがなんとおにぎり。その美味しさからその土地の農業高校の新任教師になり自分を段々と取り戻していく物語。
みんな、あたたかくてほのぼのする話です。読み終わった時に、是非続きを書いてほしいと思ってしまいますよ。
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美味しいおにぎりに助けられて行く道を決めた翠川真緑(みどりかわ みどり)。高校生達と共にベテラン先生の助けを借りて成長していく。
もやしの未来が危ういというニュースを見た。生産・流通に係る費用から販売価格が決まっているのではない様子にビックリ。日本の農業はどうなるの?食料自給率は今どのくらい?
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農業高校の新任女性教師の奮戦記。
久しぶりののあさのあつこさん。
一時嵌っていたものの、あまりに靭い文体に最近は敬遠気味でした。でもこの作品は全く「らしさ」が感じられず。そうなると、それが不満と言うのも矛盾してますが、読みながら「これ、あさのさんだよな」と何度も見直してしまいました。
豚の201号との会話だけが多少浮き上がった感じがしますが、話としては良くあるパターン。時間つぶしには良いな位で読んでいましたが、さいごにうまく盛り上げてくれて、ちょっと高評価です。
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最初は真緑に共感ができず、読むのに時間がかかったのだが、読み進めるうちに
一年二組の生徒たちとの関わり合い方が微笑ましく、ブタと会話ができるというのも唐突だけど、201号のキャラが良いせいか気にならず最後のほうはうるっとしてしまった。
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失恋直後に食べたご飯に惹かれて土田舎農業高校の教師となった翠川真緑。生意気な生徒とおっかない先輩教師とそして何故か会話ができる豚に揉まれながらの日々。様々な境遇にある生徒たちとともに成長していく。
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30冊目
爽やかな青春、それはほんとに夕焼けの一瞬の色味のように、刻々と移り変わり、消えていくものだ。
それを大事にすること。
その時代の自分を愛すること。
ほんとうに自分にとって大事なことはなんなのか。ふとしたことで気付くことがある。
守らなきゃいけないもの。
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だいぶ前に読み終わって、感想書くの忘れてた…。
なんだったかな。
えーと、自転車の高校生との出会いが格好良すぎます。
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都会育ちなのにあるきっかけでおいしいお米に出会い、そのお米が作られた田舎町に移り住んで農業高校に勤め始めた新米先生の話。農業高校を舞台に新米先生と子供たちのユーモラスなやりとりとか、やり手の小姑先生が実は優しいとか、あったかい話。おいしいお米に出会うきっかけや、そのことをいつまでもうじうじ引きずっているところがなんかイマイチなんだけど、全体を流れる話は、揺れ動く10代の繊細さを映し出すあさのあつこ節。
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都会育ちの新米教師が農林高校へ。
失恋したときに食べたお米の産地へ赴任。
そこで生徒に、もまれ教師に揉まれ、学校で飼っている豚にも揉まれ。何故か豚と話ができる真緑。豚は結構皮肉やだけどシンプルな分考えさせられる。
新しい恋も始まるのかな?
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都会から田舎の高校に赴任して来た新米教師の成長物語。1年間だけだけど。
豚と言葉を交わせる(?)というファンタジー要素が入っているのが不思議である。
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農業高校新人教師のほのぼのストーリー。コミュニケーションをとるのが困難だった佐竹くんが、実習で、自分たちが育てた花をお客さんと会話しながら売るシーンが一番印象に残っている。
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グリーン・グリーンこと真緑の成長、受け持った個性的な生徒たち、田舎の暮らしや食事など色んなことが読んでいて清々しく感じられました。
特に真緑に衝撃を与えたというご飯の描写は、おにぎりを食べたくなります。しかし振り返ると自分もしっかり「食」に感動した最近の記憶っていつだっけ…という感じ。人生観揺るがすほどの食事ってご縁ですね。
豊福先生も朝日山先生も、それぞれ違った魅力があります。ちょっとだけ喜多川農林にお邪魔して授業を受けてみたいなー。
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農業に興味があったので、手に取った本でしたが"豚と会話ができる"という遊び心含め、登場人物一人一人をしっかり思い浮かべることができ、面白く読みやすい本でした。
農業高校を出たからといって、農業関係の職につき、食べていけるかというとそういうわけでもない。また、"田舎暮らし"という生活に夢を見て農業を体験程度で来る人もいる。それは現実世界でもその通りだなと思う。
まだまだ、問題が山積みな日本の農業。人口減少、高齢化、空きや空き地問題、地球温暖化、様々な問題が絡み合う中でなんとか農業衰退に歯止めをかけたい。