紙の本
オイディプスの檻 犯罪心理分析班
2020/06/06 15:28
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪心理分析班のメンバーがユニークです。発達障害+サイコパス2人+少女です。これらがシリアルキラーを追いかけるストーリーです。やり取りがいいですね。徐々に本当の仲間になっていくのでしょう。非常に読みやすいシリーズとなるでしょう。
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しまった。またシリーズ(らしき)ものに手を出してしまった。小春のことは好きじゃないけど土岐田は悪くないなぁ。しかしこの既視感はなんだろ。
今後は土岐田と小春の関係性も含めて展開してくのかな。
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イケメンプロファイラーとお付きの女性刑事のコンビものでもあり、曲者を含むチームもの。日本人のサイコパスは100人に1人の割合でいるとか。プロファイリングの過程より、言葉巧みな心理操作場面が興味深かった。
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最初はイケメン、裕福、サイコパスの流行りのまたおま系かと思ったらさにあらず。発達障害をもつ研究員と彼に振り回らされつつなんとかついていく刑事の成長記ミステリーで読み進めていく中で引き込まれていった。騙しのトリックが良くできていて楽しめた。
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サイコパスな数人を科警研の検査官として登用し、事件を側面から検討していく場面に、フツーの人格者女性刑事が取り込まれ、凸凹捜査チームとして活躍する。サイコパスって?というところから入るが、説明を聞かなくても(読まなくても)人物描写でなんとなくわかっていく。ファイリングという捜査方法はかなり使われるようになってきているようだけど、サンプリングの過程で過去の別の事件を解決できそうになっても、今回の目指すところでないことは除外してしまおうとするのがサイコパス。わかるような、でもいらいら(笑)
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2018年200冊目!
去年より、かなりのペースダウン…
今作は今流行りの「シエン」をメインに描いた警察小説。
女子高校生の失踪事件が発生し、特捜に参加していた警視庁捜査一課の八木小春だったが、小春がバディを組んだ相手は、空気の読めないプロファイラー・土岐田。
捜査本部が営利誘拐やストーカー事件で捜査を進める中、土岐田だけは被害者の顔立ちから、別添の行方不明事件と関連付けをし、捜査を進める。
頭は良いのだろうけど、全くコミュニケーションを取れない土岐田と小春のやり取りは、緊迫した事件に合わない気がするが、ま、この作者さんだから、しょうがないか…
途中から出てくる土岐田の仲間の塚本やエイジのキャラも軽く、あんまり凶悪犯の話を読んでいる気がしなかった。
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優秀だがコミュニケーションが超苦手なプロファイラーとサイコパスたち、そしてその補佐を命じられた新人女性刑事が女子高生失踪事件を捜査する。捜査本部が単独事件として捜査する中、彼らは過去の女性失踪事件との関連を疑うのだが…
プロファイリングによる絞り込みもなるほどと思ったが、捜査するうちに当初の事件とは関係ない犯罪を発掘してもスルーしようとする発想や、普通のヒトであるヒロインを心理誘導するサイコパスの手口が面白かった。
シリーズ化するのかな。
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これは...いろいろな意味で難しい一冊(^ ^;
主人公は、新米の女刑事。
その主人公が、捜査支援研究室というところへ
出向を命じられたことから始まるドタバタの展開(^ ^;
サイコパスと「発達障害」に挟まれて、
主人公自身も何度も危ない目に遭う(^ ^;
バディを組まされているのは、
プロファイラーとして超一流で、超絶なイケメンで、
ただし「人の心を全く汲み取ることができない」男。
人の気持ちが分からないので、当人にその気が無くとも
他人の神経を逆なでしまくり怒らせまくり(^ ^;
そのため主人公は、当人に成り代わり
謝罪とフォローの日々に。
が、そのバディは主人公に感謝するでもなく、
あくまでもどこまでもマイペース(^ ^;
消耗していく主人公とは裏腹に、事件は解決に導かれる。
基本形がミステリだし、大小のどんでん返しもあるので
いつもながらあまり細かいことを書く訳には(^ ^;
一つだけ言えるのは...いる、こういう奴(^ ^;
人の話聞かない、全く気を使わない、忖度しない奴(^ ^;
もしくは感情というものを持ち合わせておらず、
人をだますこと、裏切ることを何とも思わん奴(^ ^;
...どっかの国の首相に(^ ^;
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犯罪心理分析研究員と若手捜査一課刑事が連続殺人事件を捜査するお話。
事件とは関係ない所で若手刑事が翻弄されている部分が見どころ。
おもしろかった。
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高級住宅地で女子高生失踪事件が発生。営利誘拐が疑われる中、眉目秀麗で頭脳明晰、なのにコミュニケーションが全く取れないプロファイラー・土岐田は、不明女性の顔立ちから過去の失踪事件との関連を疑い、独自捜査を始める。プロファイラーの介入など望んでいない現場とは当然対立し、相棒の刑事・八木小春は土岐田が怒らせた人に頭を下げて回るはめに。だが―その中で意外な事実が発覚した。女子高生は何に巻き込まれたのか?誰にも期待されない天才・土岐田と普通の感性の小春が迫る失踪事件の真相とは!?
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行動心理捜査官・楯岡絵麻の作家さんだったんだあ。読みにくい感じではあったが後半面白くなったので次の巻も読んでみたい。殺人事件が中心だからたくさん人が死ぬのは仕方ないけれど、ラスト助かった人がいてホッとした。
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発達障害、サイコパスの人物像はとりあえずおいておくとして。
いい塩梅のキャラクターによる事件解決もの。
どうせシリーズ化狙ってんだろうなーと思ったら案の定続編が出ていたwww
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小春は警視庁捜査一課の新米刑事。プロファイラーの土岐田、彼の仲間の塚本とエイジに振り回されながら女子高生誘拐事件の謎を追う。塚本とエイジは小春を拉致されたように見せかけて殺人を告発したり、不法侵入したりやることはめちゃくちゃで、現場の刑事のジレンマをものともしない、これはサイコパスだから?
犯人をプロファイルして追いかける、犯罪心理分析班。この事件を解決して正式に認められたんですね。楯岡絵麻シリーズを読んだのでこちらも。絵麻の元恋人で公安所属の塚本さん、こちらで活躍してるのね。
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コミュニケーション障害があるプロファイラーとサイコパスの公安捜査官と天才ハッカーという異能の組み合わせに普通の女性刑事が加わって、連続殺人事件を捜査する話。
まあ現実にはあり得ない設定なので、個性的なキャラクターの描き方や犯人を絞り込む際の分析内容などについて、エンターテインメント作品として読むにはそれなりに面白いと思う。
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新米刑事の八木小春とプロファイラー土岐田が犯罪心理分析を基に犯人に迫る物語。
土岐田と共にチームで活動する社交的な塚本、分析に長けたエイジ。
彼らは共にサイコパス。
コンビを組む土岐田も発達障害と、彼らに振り回されっぱなしの小春。
法スレスレの行動力の驚かせられながらも着実に犯人に迫っていく。
サイコパスは「感情に乏しい」こと。
発達障害も「感情が理解出来ない」こと。
そして感情が理解出来ない事に苦しんでいること。
徐々にわだかまりも少なくなりチームとなっていく感じ。
プロローグから登場していた犯人の正体は…。意外でした。