紙の本
伝えるブランド
2017/05/14 04:58
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大企業のマーケティングに限らず幅広い分野でブランドイメージが求められていることを感じた。地域で独自の取り組みが伝わってくる。
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無形のものに投資できる企業だけがグローバルに成功できる。なるほど。インナーブランディングこそが大事か。勉強になった。
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ブランド力 ~今、企業や自治体に求められている大切な価値2017/4/13 著:関野 吉記
圧倒的な差別化を実現して、消費者の熱狂を生み出すものはバックストーリーを伴ったブランド育成しかない。ブランド構築への投資意識を高めることが何より重要である。
世界で勝ち残るブランドは、自分たちが提供する価値の本質を知り、たとえ無形な資産であっても、自分たちの積極的な投資でその価値を上げられると確信をしている。
グローバルブラントとして世界で勝つためには、投資への「覚悟」と無形への価値をどれだけ上げていくのかという「戦略」が必要である。
本書の構成は以下の4章から成る。
①なぜ、今ブランド力が必要なのか
②企業ブランドは社員がつくる
③世界で勝ち抜くためのブランド力
④地域ブランディングを成功させる条件
個人・企業・地域等幅広く「ブランド」を活用することは大きな武器となる。
じわっと滲み出るような良さもブランドであり、作為的に手を加えてつくらえるブランドもある。そしてブランドは絶えず時代や環境によって変化し続けるものもあれば変わらずじっと変化しないものもある。
ターゲットとする対象によるものの、ターゲットに合わせたブランディングをすることも大切ではあるが、培い集結してくみ上げられたブランドが無作為に人を惹きつけるというものもある。
いずれにしてもこれからの時代の変化が早く多様性が叫ばれる中で差別化を図る上では「ブランド」を戦略的に捉えることは必須といえる。
人も企業もそれは同じである。
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・マーケティングとは自分から自分のイメージを相手に伝える努力
・ブランディングとは相手に自分のイメージを持ってもらう努力
・成長の為に、変化を習慣化する。例えば帰りの道順を変えてみたり、炭酸水をたくさんの種類飲んで、自分の定番を決める。
・ブランドはインナーブランディング=社内浸透とアウターブランディング=社外浸透の2つから両輪として成り立っている。
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ブランディングとは、を読みやすくまとめてある。企業のエッセンスは社員の行動に現れる!魅力的な広告を出している会社でも、社員の態度が悪くては幻滅する…し、逆もある。でも企業カルチャーが定着していれば、マニュアルにはなくても、社員はどう動けば良いかが分かる。
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外向けのブランドの話よりも、内向きのブランドの話の方が多くを占める。
全体的に内容は薄い。文章力は多くないので、図書館で借りて読むくらいがちょうどいい。
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ブランディングについて考えていて、手に取った1冊。とても読みやすく、わかりやすい表現で書かれていてシンプルな1冊でした。印象に残ったのは、「ブランディングに取り組む企業は健全」という話。倒産直前だったり、売り抜けようとしているような企業はブランディングの見直しなどはしないので、ある意味腰を据えてこの先何年も取り組んでいこうとしている企業にしかブランディングは取り組めないのだという話は納得できるものでした。そしてこういう企業でも社内横断的な交流を意識しているそうで、やはりここをどうしていくかはキーだよなと思った1冊でもありました。