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違和感あり
2023/12/14 16:52
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の今村翔吾自身が歴史小説と時代小説の違いを語っていたが、この作品はそしてこのシリーズは時代小説そのものである。登場人物たちは皆キャラが立っていて、個性がくっきりし読んでいて実に楽しい。しかし、知識や考え方が、現代人と似通っているというのはかなり違和感がある。知識面ではガスや粉塵爆発についての知識、思想面では主人公が「自由平等博愛」を信奉しているような様子 などなど。
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火消し
2022/01/16 23:29
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
浪人中の元火消しの男のもとに、次々集まってくる人たちの個性的で魅力的なこと……。テンポがよくて、読みやすいです。シリーズ化するのも納得です。でも、火消し、って命がけなんですね……
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201704/すっごく面白かった!都合いい展開といえなくもないけど、各人物設定・キャラ描写といい、序盤の仲間集めといい、物語の世界にひきこまれた。映像化されやすそう。
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夜更かしして一気に読んでしまった。
テンポが良くて、引き込まれます。
キャラクターもしっかりしていて、殆どの登場人物が好人物です。
ただ、男女仲の設定が弱いというか、もやっとしている所が気になりました。
源吾の奥さんが惚れて嫁いだ割に、どこから冷めきってしまったのかとか、甚助とお夏が好きあっていたのかも微妙だし・・・
とはいえ、面白かった。続編も読んでみたいです。
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L 羽州ぼろ鳶組
当書籍がデビュー作の作家さんですってよ。
時代小説も年下の作家さんが現れるようになったか・・・と妙なところで感慨深かったりして。
火消。武家火消の話。
「火事と喧嘩は江戸の花」だもんねぇ、火消を題材としたものは粋感あるもんね。最近ここまで勢いがある時代小説を読んでいなかったので面白かった。カリスマとは言えないまでも部下に慕われる頭。火を恐れる頭。奥方に頭があがらない頭ってなかなかいない主人公。さらに後半には長谷川平蔵だの田沼意次だの大物を絡ませて飽きさせない。ちょっと突拍子もない気がしないでもないけど、勢いあるから流されてやる。物語が火消し仲間のヘッドハンティング、自身の過去、火付け犯の理由、焼きだされた人の生き死に、火事の形態がバックドラフト。さらに主人公周囲のキャラも個々に立ってるので一気読みできてしまう。
シリーズ化せずこの1冊で終わりかしら。ちょっと詰め込みすぎてもったいない感じすらあるよ。
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京都出身、守山在住、これがデビュー作♪なら、ぜひとも読んでみたい、と親近感で手に取りました。火消しの物語。それぞれのストーリーがきちんと描かれていて読み応え満点。長谷川平蔵や、田沼意次まで登場し、個人の逆恨みか、と思いきや幕府を巻き込む大事件に。若干盛り込みすぎ?とも思ったけど、飽きさせない展開でした。苦難はあれど、男気ある人達に囲まれて源吾は幸せ者。そして深雪がなかなかのやり手。好きな女性です♪それぞれの思いや事情抱えつつ、ぼろ鳶の今後の活躍が楽しみです☆
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内容(「BOOK」データベースより)
かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」―。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。
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江戸を舞台に壊滅した藩の火消し組織を再建するため、「火喰鳥」こと松永源吾を中心に個性派揃いの鳶たちが活躍する迫力の時代小説。
時代小説でここまで読ませる作品に出会えて本当に幸せだと感じました。
章ごとに有能な火消しの鳶たちを集める話になっていて、定番の展開ですが、それぞれの鳶たちが個性的で話一つ一つも目が離せませんでした。
火付けの犯人との攻防もクライマックスに向かっていやがうえにも盛り上がり、最後まで手に汗握る展開で、夢中になって読んでしまいました。
防火についての知識も身に付き、欲張りな作品でした。
次巻も楽しみます。
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江戸の火消しの話し。
江戸時代といえば火事が多く火消しはヒーロー!
火を食い止めるためにその先にある家や屋敷を取り壊して行くなんて初めて知った!
ボロボロの羽織を羽織り全くヒーローでない火消し達の活躍がスピーディに展開されとても面白い!これシリーズなんでしばらく続編も楽しみます!
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かつて「火喰鳥」と呼ばれた武家火消、松永源吾。
しかし、五年前の火事が原因で今は妻の深雪と浪人生活。
そこに出羽新庄藩から壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという仕官の誘いが。
「ぼろ鳶」と揶揄される火消を率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか!?
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源吾がかっこよすぎる!!
そして源吾を信じて支え続ける深雪もかわいいしかっこいい。
あんな風になりたいなぁ。
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火消しについての解説アレコレや夫婦の関係、やりとりなど面白く読めたのだけど、登場人物がわりに善悪それぞれの属性を振られているように見受けられた。
火災は自然災害で、対処する際に人の善悪なんて割り入る余地があるのだろうか? と思ってしまう。
もう少し正義の火消したち、個性豊かな登場人物、という以外の人間味が欲しかったな… というところ。
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途中でやめられない!読みごたえがあり、おもしろかった~。
かつては優秀な火消を有していた新庄潘を復活させるべくスカウトされたのは、火喰鳥の異名を持ち、かつてはもてはやされた松永源吾。彼がスカウトし、集まってくる人たちがまた良くて、各エピソードも胸が詰まったり、せつなくなったり、頑張れと応援したくなったり。
今の消防用具や技術や防火服でも、火って恐いなと思いますが、江戸時代なんて今と比べたらほぼ身一つで、当時もそれなりの技術はあったでしょうけど、意気込みだけでやってのける男たちには感心と感動です。火付けを網にかけるための平蔵特別火消チームはかっこよかったですね。さすがに実力者ぞろいなので、水の入った桶を水をこぼさず屋根に投げるなんて、唸ってしまいました。
火事と喧嘩はお江戸の華とは言いますが、火消が役者のようにもてはやされて、火消装束がこんなに派手なものだとは思いもしませんでした。私の中の火消は暴れん坊将軍のめ組なんで。装束が火消の本分でないとはいえ、実力もある加賀鳶の黒装束集団、見てみたいです。カッコいいんだろうな。でも愛すべきはぼろ鳶組ですよ。
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読メの他の方の感想をネタバレにならないくらいにサッと目にし、面白いと評判のようなので読んでみたら確かに面白かった。テレビドラマにも出来そう。思わぬ所で小ネタの伏線回収などあったりして、それも良かった。新之助がかつて剣でやっつけた相手とか。
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面白い。キャラクターは今風ではあるがいきいきと書けてる。一巻目はキャラクター紹介的なとこもあったが、テンポも良く、一気読み。