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「音楽を聴いて感情を揺さぶられることは人生を豊かに」
「芸術と文化によってのみ感情は育つ」
「人間としての感情をないがしろにしたら..
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バッティストーニ!?
先日聴いた反田恭平さんのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を指揮していた人ではないですか。
と、気が付いて読んでみました。
クラシック音楽にあまりなじみのない人向けみたいです。
最初に《運命》《ボレロ》《リンツ》《新世界より》《展覧会の絵》を取り上げ、どんな曲なのかを語っています。
フルートが静かに奏でるテーマが次第に楽器から楽器へ伝染していき、最後はオーケストラ全体がこのテーマに取りつかれてしまう《ボレロ》の魔術の説明に「そうなのか!」と納得しました。
第2章では、「オーケストラの指揮者って、いったい何をしているのですか?」と誰もが知りたい質問に答えてくれています。
指揮者が演奏中に指揮台で何を考えているのかをチャイコフスキーの《悲愴》を例に教えてくれていて、指揮者を知るのに参考になりました。
第4章は、作曲家バッハ、ベートーヴェン、ベルリオーズ、ワーグナー、ストラヴィンスキーについて。
第5章と6章は、オペラ。
オペラは演奏時間が長いのと、日本語でない歌詞の意味がわからないので"音"だけではなかなか聴き通せません。
本書では初心者用に、リゴレット、セビリャの理髪師、ラ・ポエーム、ドン・ジョヴァンニ、カルメンの5作品が紹介されています。
それぞれ6ページ程で、どのような内容なのかが説明されています。
YouTubeに日本語訳付きのオペラの動画がアップされていますが、これなら楽しめるかも知れません。(聴くだけはどうしても無理なので)
ビゼー:カルメン (C. クライバー, 1978年)の動画は、クライバーの指揮の様子も見れるし、日本語訳付きなのでミュージカルのように楽しめそうです。
あらすじもざっと予習したし、カルメンなら聴き慣れたフレーズも出てくるし、2時間半の映画のつもりでいつか観て(&聴いて)みようと思います。
ラッキーなことに、このクライバーのカルメンのDVDが図書館にありましたので借りてきました。
日本語の解説書も付いていましたので、年末年始のどこかで鑑賞します。
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2018年の東急ジルベスターのカウントダウンで「アイーダ 凱旋行進曲 」ラストの15秒伸ばし事件を「えぇもちろん計算通りです」と平然と答えた若手指揮者に惚れこんだ。その名はアンドレア・バッティストーニ(Andrea Battistoni)、イタリアのヴェローナ出身の若手指揮者である。
そこで手に取った彼の書籍『バッティストーニのぼくたちのクラシック音楽』。丁寧、親切、素直な上に文章上手でめっぽう面白い。誰が読んでもクラシック音楽に親しみを感じ、書き手は当代随一の俊英指揮者という良書。
● 音楽への関心を失わせるリコーダー実習
● バッティストーニ がお薦めするクラシック音楽
・今すぐダウンロードすべき5曲 by バッティストーニ
・ひときわ輝きを放つ大作曲家 by バッティストーニ
・オペラ入門にお勧めの5作品 by バッティストーニ
・指揮台のレジェンド3名 by バッティストーニ
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