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紙の本
心優しき暗殺者のハッピーエンド活劇。
2018/05/04 11:51
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心優しき暗殺者のハッピーエンド活劇。謎めいた展開の上巻では、ヨットを乗っ取られたクリスティンとテロリスト?スラトンとの心の交流を軸に、事件全体に関わる流れが描かれていく。核兵器を巡る陰謀らしいと問題が明確化した辺りから、俄かに謎の集団との追撃戦の開始。 快調な流れだが活劇描写が少々あっさりしすぎてる感じ。著者はパイロットが本職なので仕方ないかも。
下巻では、冤罪で追われるスラトンが四面楚歌の中追手の目を逃れての逃避行が面白い。そして厳重な警戒態勢の中でのザック(イスラエル首相代行)の狙撃へと迫真の展開。そして、調印式会場での狙撃仕掛けは偽装で、調印中止で急遽帰国する飛行場での狙撃が本計画という二段構成。直前にクリスティンの忠告で標的を別の物に変えるが、スラトンは警察隊によってハチの巣にされしまうという結末。但し、防弾ベストのお陰で命は取りとめ、エドマンド・デッドマーシュという新しい名前でクリスティンとアメリカで新生活を始めるというハッピーエンドのおまけつき。新しい名前での「暗殺者」の誕生ですね。
“スラトン“のシリーズは、” Assassin’s Game”( 2014)、” Assassin’s Silence”(2016)の3作目まで刊行されている。
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