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タイトルに惹かれて購入。
正直、読み進めるにつれて、展開は読めたが、それでも充分なほど読み応えがあった。
最後のシーンでは目頭がちょっとだけ熱くなった。
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基本、ノベライズは読まない。
この作品は映画と同時に出版される、あくまでも「小説版」とのことなので、予告映像に惹かれて、読んでみた。
予告映像のイメージが強く、劇場型犯罪を描いた作品なのかと思ったら、小説版では主人公を編集者の未南子にしており、ストーリーの主軸は22年前の連続殺人事件の告白であるものの、それぞれの登場人物の本に対する思いを上手く練り込んだ「本の物語」でもある。
映画を観ていなくても、展開は結構早い段階で読めてしまう。それでも、被害者遺族のそれぞれを思いやる気持ちがとても切ない。映画は観ていないけど、小説だけで、十分、満足出来る作品。
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映画は観ていません。
でも映画が面白そうだったから読んでみたけど、かなり面白かった。
最初から最後まで退屈なタイミングがなく、あっという間に読み終わった。
何故、告白本を出したのだろうと気になり、でも途中から少し読める展開もあるけど、それを差し引いても面白かった。
文章的にも読みやすく、オススメ!
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映画を先に鑑賞。
こちらは映画を元にしたノベライズ本。映画ありきの小説。
でも映画と小説、どちらも異なる印象でした。
●映画
22年前の連続殺人事件の被害者でもあり事件を追っていた担当刑事・牧村と、殺人の告白本を出版した殺人者・曽根崎がメインで進行。
過去に曽根崎が犯した連続殺人の犯行も事細かに描かれており、22年前の事件そのものと、告白本の真相、犯人の追及が主軸。
●小説
出版社に勤める女性編集者・川北未南子が主人公。曽根崎と知り合ったことがきっかけとなり、殺人の告白本の担当者となる。感動できる本を世に送り出すことが夢なのに、こんな本を本当に出して良いのかという葛藤と、それでも曽根崎に魅了されてしまい担当を引き受けてしまった未南子の人間環境の変化などがメイン。
臨場感はもちろん映画の方があります。(面白かった!)
小説は文体がライトなので非常に読みやすいです。
でも主人公に共感できないのが読んでいてちょっと辛かった…。
終わりよければすべてよし、結果オーライ的な未南子にイラッとしました。
ほっとするぐらいなら本を出すべきじゃないし担当も降りるべき。出版すると決めたなら腹くくれよと言いたい。
本を出して傷つく人がいること、遺族を目の当たりにしないとわからないなんて編集者なのに想像力足りない気がします。
会社のために曽根崎を利用してる上司の方がまだ納得できます。
結局事件について多く語られていないのが、不完全燃焼かな~。
エンターテインメントとしては面白いけど、ミステリーとしては弱いです。
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ショッキングな題名で、映画化もされた一冊です。
まだ、映画は、見ていません。
話が二転三転しますが、最後の真犯人は、意外や意外に...。
最後は、泣けます...
オススメの一冊です。
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よくある最後のどんでん返し系。
面白かったは面白かったけど、この作品でしかない驚きとかは特になかったなー。
でもクライマックスの「兄さん」と弟へ、は普通に涙しました。笑
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映画を見たかったけど見られなかったので読みました。
普通に面白かったです。
ラストは想像してたものと違っていたが、読んでいくうちに予想ができました。
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小説としては深みがない感じだったけど、とにかく場面転換がスピーディーでスリル感があった。
映画の脚本を小説化した作品と聞いて納得。
時効が過ぎた連続殺人事件の犯人として、曽根崎雅人が暴露本を出版する。騒然とする世間に対して挑発を繰り返す曽根崎。事件を追っていた牧村刑事、被害者遺族、担当編集者の川北未南子、マスコミ。それぞれが絡まりあって、事件の本当の姿があぶり出されていく。
結末は、正直読めたけれど、意外なハッピーエンドもあって、読後感はよかった。ミステリとしては期待せず、エンタメとして読むのがオススメ。
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犯人が殺人事件のことを本にする点はちょっとあの事件の元少年を思い出してしまった。しかしこの作品の中身は全く違っていた。時効になった連続殺人事件の犯人として名乗り出た男、曾根崎が本を出版しメデイアの前に出て、容姿が美しいこともあり世間やメディアを大騒ぎさせる。被害者側、警察、出版した編集者、そしてマスコミ、彼を中心に色々な感情が巡り巡って、最後に本を出した真相がわかるという展開になっている。
モラルの問題があるので実際はここまで世間を騒がせることができるのかな?と言う点や文章の技量も含めツッコミどころはたくさんあるが、エンターテインメントとして読めば楽しめた。途中で気づくどんでん返しもあるが、さらに二転三転するところが面白い。映画を観てみたくなったが、小説に出てくる女性編集者が出てこないと聞いたので、また違った話になっているのかもしれない。
余談だが、元少年もこんな風に世間を騒がせてベストセラーにしたかったのかなとふと思いもした。
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初夏に公開された映画の脚本をノベライズしたもの。映画は、予告編で気になったが結局見られず。
さておき本作、時効成立した殺人事件の加害者が告白本を出し世間を騒がせるというあらすじで、序盤から中盤はサスペンスじみている。
そして真相が明らかになる終盤、流れから見えてくるものに大きな意外性は無かったが、割とあからさまに張られていた伏線がわしわしと回収されていくのはまぁまぁ心地よかった。
ただ、幾つかの人物心理の変化や最後の方向性には、ワシは違和感を感じてしまった。
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映画で鑑賞
俳優陣が私好み。ほんとに。
最後の付け足し…
殺されず、方に裁かれ、精神治療されるのが良いのか…
はたまた、
私刑、、、あの男の子や藤原たつやに
殺された方が良いのか、、、
最後まで引き込まれた。
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購入するまで映画のノヴェライズとは知らず。
とにかくプロットの勝利に尽きるだろう。
掴みは威力抜群、中盤~後半に至るまでほぼダレることなく読者を引っ張り続ける。
途中、いくらか文章のリズムが悪いというか粗い部分があったことがやや残念で、面白いんだけどラストをあそこまでブッ飛ばすのはどうかな…、と少しだけ引っ掛かりはしたが、一気読みさせる力は充分備えている。
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ノベライズ。
映画を先に、しかも大好きな藤原竜也クンで観ちゃったから、本を読んでてもキュンキュンしちゃう〜♥
面白くて一気読みではあったんだけれど、そもそも映画観た時から思ってたんだけど、恋人や妹の行方がわからなくなって、時効になったからって、これだけのことをやり通すって、執念深い感じがして逆にコワいよ…w
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映画の小説版。
映画も知らなかったので、勧められるままに読んでみた。
編集者の未南子の前に現れた、完璧なまでに美しく優雅な男・曾根崎。曾根崎に手渡された原稿は、22年前の連続殺人事件の犯人による手記だった。
残忍な描写にもかかわらず魅力的な文章。
そして、実はその著者は曾根崎自身であり、出版された本はベストセラーに。曾根崎も美形の殺人犯として一躍時の人となる。
しかし…
犯人として登場した人物は実は犯人ではなく、真犯人は別にいるというミステリだが、全体に流れるのは本に対する愛情、著者と編集者と読者の思いが、人生を変える大きな力を持っているという信念。
な・の・に!
この作品中のちょっとした言葉遣いやてにをはが、私にはとても気持ち悪い。
この著者自身の作品をまだ読んだことがないけれど、力のある編集者に、もっとしっかり文章を直してもらいたい。
残念。
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会社の方から薦められ、先に映画を見ていた。
ミステリー好きの私には映画がどうもイマイチ。
犯人が出てきた瞬間に犯人がわかってしまう。なんだこりゃ?という印象。
しかし原作は作り方が違う。
やっぱり私は文章で追う方が好きだ。
圧倒的に面白い。
編集者目線もとてもいい。
曽根崎、牧村の魅力も本の方が100倍魅力的に描かれている。
そして本好きにはたまらない構成。
映画を見た以上の感動!
満足!!