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今回は誰と行ったかと書かれていて、
今まで出て来なかった彼と行ったというのが
ちょっと驚きというか公言してしまって良いのかなと思って
他人事ながら心配してしまいました。
その辺は大人の事情で大丈夫になっているのかと思いますが。
今回も北から南へと全国津々浦々と旅行をされていて
羨ましいなと思うばかり。
旅行で行った所のある場所は
その頃の自分の思い出と重ね合わせたりして、
時に旅行を楽しむことが出来ました。
行った所の無い場所は想像が膨らむばかりです。
特に今回はフィンランド、スウェーデンの旅は
ちょうど北欧ブームなので行ってみたい観光地です。
写真が掲載されていたのでそれを見ながら読むと
旅の気分がまた膨らみます。
普段の何気ない風景までもが観光地に見えて
それも自然のあふれる場所でもあるので
いくら見ていても飽きない場所なのだなと思いました。
そして旅の醍醐味である食事も充実していて
不満な所がないくらいに良い場所だなと思いました。
一人旅も良いですが、お母様ととの旅行もまた
良いものだなと思わせてくれます。
私はもう随分前にこれは実行できなくなってしまったので
これが親孝行の姿かなと思ったりしました。
この中でお正月に5日、お盆に5日、
一緒に旅行をしたとしても一年に会う日数は15日ほど。
わたしはこの人と、あと何日会えるんだろうかと暮れてゆく空を
見つめていたのだった。
というところがほろりとさせられてしまいました。
旅の途中でのちょっとしたコメントがまたきらりと光り、
こうやって旅という非日常と日常を行き来しながら
自分の心のバランスを取っていくのも良いなと思いました。
同じ旅はもうできない。
それをなんとなくわかっているから、
いつでも名残惜しいのだと思う心。
旅行の帰り道がこんなに切なく思うのは
小さい頃からあるのは同じですが、
それが歳を重ねると共にさらに強い思いになっていくのは
みんな同じんなんだと思ってしまいました。
気軽に読めてほっと出来る本なので
また心が疲れた時にでも読んで心の旅をしてみたいと思う作品でした。
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ミリさんの旅の様子が、1人分の旅費も含めて書いてある
感じたこと、食べたもの、生活とのこと、親のこと
ああ、いいなぁ、行きたなぁはもちろんだけど
こういう感覚が、素敵だなと何度も思う
しかし、ミリさんは甘いものが大好きなんだなぁ
そんなに好まないわたしまでも、食べたくなってしまった
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益田ミリさん「ちょっとそこまで旅してみよう」、2017.4発行(文庫)です。2013.6刊行された「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」を改題・文庫化したものでした。まぎらわしい改題ですね(^-^) 似てるけど違うので新刊だと思ってしまいましたw。
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益田ミリの旅行記を読むのは2作目。
とても淡々としていて、でも時々わかるわかる、とあいづちをうちたくなるような旅行記だった。
自分が行ったことのある場所を、益田ミリがどうまわるのかを読むのが楽しい。ひとり旅が好きだけど、だれかと旅もいいものだなーとちょっとうらやましくなった。
ここ好きだなと思ったのは、奈良の修学旅行生たちを見て、ひとりでいる子たちへビームをおくるくだり。
=====
早く「大人」という場所に逃げておいで。
=====
こういう益田ミリが好きだなと思う。
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共感する部分多し。
でも意外に行動力抜群なんだね。度胸もあるし(英語が得意じゃなくても笑顔で”ハロー”とまず挨拶ね。)
ひとり旅もばんばんしちゃうし。旅の行程も宿の予約とかもおいしいお店も事前にちゃんとチェックしいってすごいなぁ。
あー、俄然フィンランドに行ってみたくなった!(ヘルシンキ)焼きたてのシナモンロール食べたい!
マリメッコの生地も可愛くて欲しくなる~。
ちょっと意外だったのは(失礼)彼がいたこと。
彼のことを””うちの彼”って何回も書いてるとこがかわいい。
確かに行列に並べる、並べないでその相性で旅は変わってくるかもね。良かったね。一緒に並べる彼で。
大阪のおかあさんと年に2回旅行しているらしい。
もち、ミリちゃんが全部払ってる。おかあさんを旅行に連れていくことはできても、多分自分は子どもを持たないだろうから、子どもと旅することはないんだなぁ…との感慨にホロリとしてしまう。
お父さんは最近亡くなったらしいけど、おかあさんは今、ひとり暮らしなのかな。いつまでも元気で著者と一緒に旅行を楽しんでほしい。
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肩肘張らずに自然体っていうけど
それって1番難しいよと思う。
旅行においては
何とかなるし、何とかする。
それでいいんだと
ヘルシンキで
有名建築家のアアルトのアトリエと
カフェのシナモンロールの2択になり
シナモンロールを選ぶ。
アトリエは無くならないけど
カフェはいつ無くなるかわからないからという理由。
彼女は40歳を過ぎぼんやりとした不安が無くなったわけではないが、瞬間の幸せを認められる力が備わったと言っている。
こんな旅してみたいなぁ。
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新刊だと思って読んだら「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」の改題でした...しかし読み出すとやっぱり面白い~。
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『47都道府県女ひとりで行ってみよう』を読み、著者の紀行文に期待して購入して良かった。肩肘張らず、一人で、母と、彼と、女友達と旅行を楽しんでいる様子が伝わってくる。冒頭の著書では国内の観光地でも普通の惣菜をホテルで食す姿が痛かったが、北欧の地ではアリかも知れないな。もうすぐ50代になる彼女の、次の旅行記も読みたい。気になる表記=「うちの彼」ですか、ごちそうさま!
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益田ミリさんの本、最初に読んだものはひとり旅初心者だった頃の話だったので、その変化が微笑ましい。まるで親戚のおばさん状態(笑)
海外に行ってもそこそこ積極的だし、一人で食事することにも全く気負いがなくなっている。
さりげない、なにげない話題ばかりなのに、読んでいるだけで気持ちがあたたかくなっていくのは、ミリさんの人柄のおかげなのかな。
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実家からの帰省中に読んだのは大正解だった。家族との生活から自分ひとりだけの生活に戻る、というタイミングで読むと、益田さんの一人旅エピソードに背中を押される。それから、お母様との旅で「この人とあと何回旅行に行けるのだろう」という一言があって、親と離れて暮らす身としては感慨深くもなった。
最後の最後で地元島根県に来てくださったエピソードがあとがきとして添えられていて、テンションが上がった。わたしも改めて地元を観光してみたくなった。
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緩い旅の記録集。
滅多に行かない場所への旅は気合や予定を詰め込みがち。
でも、肩肘はらない旅が、実は1番ちょうど良い。
1回1回を緩く大らかに疲れないようにしてるから、
何回も行きたくなるし、何回も楽しめるんだろうな。
上手な旅行方法。真似して、ふっと小旅行したくなる。
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今すぐにでも旅行に行きたくなる。こんな旅行記を書きたい。きっちり旅行代金も書いてあり、背伸びせずに楽しめるかなと良心的。読みやすいから、あっという間に読み終えた。
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図書館の返却期限があり、私も旅したことがあるフィンランドの項(と同じ旅のスウェーデン)だけ読んでみた。私も行ったこともある場所がたくさん出てきて、記憶の共有をしながら楽しく読み進めた。特に一人旅ヘルシンキは興味深く、英語力がないながらもチャレンジしつつ、楽しく旅している様子にとても感化された。勝手な推測ながら境遇も似ており、旅の中で感じたことなどもいいなと思った。いつか私もヘルシンキ一人旅をしたい。その時はまたこの本を借りよう。(買わないんかい!笑)
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旅のあとのなんともいえない夢心地感。
現実に戻った感。
帰る場所があるから旅っていいよね。
だからちょっとそこまで。って気軽に色んなところ、もっと旅したくなった!
とりあえず、来月は4度目の京都♫
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一人旅、母、友達、彼。国内、海外と短編が並ぶ。
気軽に読めて楽しい。旅に行きたい人も、興味はあるけど行けない人も楽しめる。
国内のもしかしたら行けるかもしれないという所の、宿や飲食は興味を引き、嬉しいもがっかりもある所も心構えが出来る気がする。
海外旅は、旅の風景を味わうという意味で読んでいて楽しい。言葉が通じなくどきどきはらはらなのも、現地であった人や日本人との遭遇に助けられたり、一人で乗り越えたり。見知らぬ国の空気に気軽にひたれる。