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創業100年以上の老舗や一時は飛ぶ鳥の勢いで成長した企業の栄華そして倒産。人生、何が起こるか判りませんね。。。
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帝国データバンクによる、倒産に至るまでの事情とそこから得られる教訓を簡単にまとめた本。経営者や起業を志す人は読んでおいた方が良いと思った。
なお、164ページと169ページに載っている図はあべこべだと思われる。169ページの図が本来であれば164ページに掲載されるべき。重版があるのであれば、要検討。
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時間がなかったので、流し読み。
各業界の倒産企業の内情がわかる。
産業構造の変化、高齢化と人手不足、事業承継問題。為替変動による巨額損失。不正会計。悪徳コンサル。
会社はあんがい脆い。
バブル期勢いづいていたゴルフ場、百貨店で見かけなくなった着物市、老舗500年の企業も例外じゃない。
怖いのは自社のみならず、売掛金の未回収で連結倒産を引き起こすこと。多くの経営者、社員、その家族が路頭に迷う。事業主の判断能力は大事。
経営者が読んでも、就活者でも、参考にできるかもしれない。
【倒産の予兆】
ヒト:営業・経理の幹部が辞職。経営者が本業を疎かに。
モノ:急激な発注や購買量増加。民事再生法後も営業するための大量仕入れ。
カネ:支払いが遅れる。手形割引を異業種と行うのは資金繰り悪化の兆し。信用度の低い会社は割り引いてくれないので、割引率高め(換金額少ない)金融会社を廻る。手形の期間が長引く、決済銀行の変更。
ネット情報も大事。
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ある程度予想はしていたが、会社の潰れ方なんてその場かぎりの特殊解であり、一般化出来るものでも、何らかの教訓を得るべきものでもない。
ただ読み物としては面白かった。
営業職をやったことがないので、取引先が倒産して売掛金が焦げ付いた実体験はないが、半ば笑い話的にその手の話を聞く機会はある。皆笑って話しているが、当事者は大変だったんだろうな、とこの本を読んで思った次第。それにしても会社の経営って難しいね。自分にはできそうもない。
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初版は今年の4月だけど、書かれた倒産は昨年の8月まで。ちょっと情報が古い気がしないでもない。
「てるみくらぶ」載せて欲しかったな。
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会社の中で、それなりに責任ある立場になったからか、気になって読んでみました。
やはり、潰れた会社というのは、やるべきことをやっていなかった会社であって、潰れて仕方ない、という印象を受けました。
翻って、わが社ですが、やるべきことをやっているか、100%の自信はありません。
が、100%に少しでも近づけるべく、自分自身もがんばりますし、周りをうまく巻き込んでいきたいと思います。
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幼稚園の頃からお世話になってた芳林堂書店が倒産したときはホント残念だった。
白元とかエドウィン潰れてたのね...。
質実剛健の経営をしていた中堅企業が何故倒産に至ったのか。
いくつものケーススタディから倒産までの原因を考察する。
社会構造の変化への未対応、本業から外れた財テク金融テクの失敗、資金繰りの行き詰まり、
原因は様々だけど、光る技術があれば持ち直すことはできそう。
失敗、失敗と言っているけど、本当に大切なのは倒産から何を学び、次にどう活かすかということだと思う。
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ちょっと飽きた。
そして有名どころはスポンサーついて
名前が続くから、
日本にいなかった頃潰れてた会社は
潰れてたこと知らなかったりして色々複雑。
何故かピンポイントで諏訪の事例が
二件入ってるけど、
藤森だし、地元かな⁇
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事例はもちろんだけど、様々な業界の数字が興味深く勉強になった。農業関係以外の数字にも、これからは敏感になっていきたい。
###以下備忘メモ###
呉服市場2004年7,000億から半分以下、姉歯ショックで建築確認申請見直しで着工から完成が長期化、2013年旅行業者1万超で出入り激しい(5年で461社減る)、2001年9月BSE、海運会社は船のサイズを航路で表す(ケープ>パナマックス>ハンディ)、2003年BRICSバブル、飲食業界の材料費+人件費率60%、会社登記マーケット、米卸平均売上高当期利益率0.06%、
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帝国データバンクの調査マンが実際に遭遇した倒産の事例について紹介。思ったより説明が薄く(ある意味守秘義務などもあるのだろうが)、帝国データバンクの速報にプラスアルファという位の内容。とはいえ実際に社会生活をしているといつ何時遭遇するか分からない倒産劇。原因や兆候などを探るための一つの考えとして読んでおくのは悪くないと思った。
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企業倒産の実例を書いた本。こうして読んでみると、確かにそんな話があったなぁという覚えのあるものが多い。いくつもの実例に、人の名前や会社名もほとんどが実名。
だがしかし、ひとつひとつが意外とさっくり書かれていて、良く言えば簡潔、悪く言えば物足りない。深耕取材で書いた本じゃないし、倒産してしまえば、ほとんどがそれ以上どうなるってもんじゃないし、こんなもんでしょうかね。
それにしても、しばしば出てくる“コンサルタント”。自分でビジネスをする自信はないから、口だけもっともらしいことを言っているのがほとんどのコンサルタントの実態でしょうに。ここまでコンサル絡みの倒産話がいくつも載っているのを見ると、コンサルに頼るより社内で上から下まで結束して頑張るほうが現実的だし、コンサルに聞かないとできないことならやらないほうがましなんじゃないかと思ってしまった。
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倒産と言っても理由は様々だけども「門外漢なこと(投資とか異分野参入とか…)には安易に手を出さないこと」がどれだけ大切か、逆に言えばどれだけの経営者がそこを欲かいて守れなかったかをあれこれパターンを変えながら教わった気分です。
それにしても、狡猾なスキームを組んでうんぬんなケースだけでなく「え、アホなの?」としか思えないようなケースもちらほら。経営者っておどらされやすい性格じゃダメですね。
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日本最大の民間信用調査会社、帝国データバンク社による国内倒産事例集。取り上げられているのは全国ニュースでは報道されない地方の中小企業。地味だが、生々しい。倒産のきっかけもちょっとしたトラブルが波紋のように広がってしまったことがほとんど。
倒産の原因として、中小企業ならではのワンマン経営者による不正や判断ミス、一族との対立。唯一のヒット作品だけに売上を頼り、それがコケたことで会社ごとコケるというケース。また、2011年の東日本大震災をきっかけとする産業・経済の大きな変化に対応できなかったケースもある。
こうした倒産の様々なケースをながめると、会社を作ることよりも維持させることが難しい、ということを実感する。
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起業にしろ、倒産にしろ、その成り行きには興味をひかれるもの。さらにどんな心理で動いたのか、真相を知りたくはなってくる。
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リーマンショックが起こった2008年における日本企業の倒産は1万5千を超えていたが、翌年に中小企業の借金返済を猶予する「金融円滑化法」が施行された事によって倒産件数は年々減少に向かい、2017年は8,400件まで下がった。とは言え、1年に8千社以上の会社が倒産しており、今も1日あたり20社以上が毎日潰れている事になる。本書は国内最大手の信用調査会社である帝国データバンクで25年間に渡り企業取材を行った著者が目にした「倒産の現実」というもので、創業400年を誇る老舗菓子店、77億円を集めた投資ファンド、名医が経営する病院などが倒産に至った経緯を究明する。時代の変化に対応出来なかった経営陣の判断ミスは元より、本業から逸脱した無謀な投資、創業家による争いや会社の私物化、さらには食品偽装や不正・詐欺など、「倒産の裏側」における数々のドラマが描かれている。