紙の本
毎日をありのままに、丁寧に。
2017/06/05 23:23
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
益田ミリさんの素朴な日記風マンガです。
読めば読むほどなかなか深いなと感心させられたのは、「毎日毎日楽しいわけじゃない」という事実を肯定してくれている点です。
「日常の中に幸せを見つけよう」とよく言われますが、生きていれば嫌なこと、それを嫌だと言えなかったこと、そんな自分が嫌になったこと色々あると思います。
益田ミリさんの「今日の人生」はそんな一日もありのままに丁寧に扱っていて、だからこそ素直に共感できる本なのかなと感じました。
表紙はおしゃれすぎて男としては少し手に取りにくいですが、全ての人におすすめできる良書でした。
紙の本
今日の人生の積み重ね
2021/01/26 18:02
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投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
益田ミリさん、彼女の本を読むとすごく心地よくて、癒されます。
そして彼女の暮らしぶりを漫画で見ながら、
あっ、こんなこと次にしてみたい!とか、
わかる、わかる、この前そうだった~とか、
その決意、素晴らしい!とか、
私のその場に居合わせたかったなぁ~とか、
ページをめくるたびにいろんな感情がわき起こります。
タイトルの今日の人生、
これがまたよくて、
人生というのは、一日一日の積み重ねだとは思っていたけど、
今日の人生の積み重ねなんだ~と目からウロコでした。
中ほどに、昨夜の夢のページがありました。
そこだけ黒い紙でシルバーの文字で書かれてました。
その夢たちがほんと夢だなぁと思う内容で、
妙に納得でした。
一冊読み切って思ったこと。
日々いろいろあるけど、
それこそ人生は山あり谷ありが多いけど、
ふとまわりを見回すと、いろんな人の人生もあるわけで、
たとえ電車やレストランなどで一回きりのすれ違いだったとしても、
なにかでその人達に心が動いたときは、心からそっとエールを送りたいなぁと。
そうして、折りたたみ傘、モンベル86グラム、
これはチェックしなきゃと。
紙の本
しみじみ
2017/07/31 01:12
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投稿者:もえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お父さんとのケンカからはじまる。昨年父を亡くした私からするとちょっとうらやましいかも、って読んでいたら最後の方でミリさんのお父さんが亡くなったことが書かれてました。思わず涙です。私はまだ大丈夫だよって言えないけど、いつか大丈夫になれる日が来るといいな。いつもよりセツナイ気持ちになりました。
紙の本
なかなか心に刺さる
2022/04/04 15:49
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
もやもやした気持ちが少し軽くなりました。また辛い事があった日に読んで、生きる元気を貰いたい1冊です。小さな幸せを見つけたいと思えました。
紙の本
ミリさんの人生
2021/04/27 14:40
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投稿者:昼休み - この投稿者のレビュー一覧を見る
水族館で輪投げに挑戦する話は笑ってしまいました。
ミリさんの世界を見る目って、やっぱり面白いなぁと感じる1冊です。
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久しぶりに購入。
癒された。
些細なことなんだけど、共感できるし、こんな風に些細なことを感じられる生き方をしなくちゃなー、と改めて感じた。
読み返したい本。
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ミリさんのエッセイ漫画。今回特徴的なのは、各話でコマ数が異なること。始めは、コマ数の少ない日の話が物足りなく感じたりするけれど、この不思議なコマ数の違いそのものが、毎日を表現していることが分かってくる。たくさんのことを感じて考える日もあれば、たいして何も起こらない日もある。そんな毎日が幸せなのだということ。最後まで読み進めるほどに、ミリさんワールドに引き込まれる感じがした。
装丁もページの色紙の移り変わりも、とてもお洒落でかわいい本。さすがイラストレーターだと思った。
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これはもう、一押し
益田ミリさん大好きでたくさんのコミックを読んでいるけど
この本は、多分一番好きかも
とにかく、しみじみしちゃうんだ
本書の中の文章を紹介したいところだけど
読んで感じた気持ちを、ここで紹介して奪いたくないので
あえて書かないけど、ホント、良いなぁと思った
きっと、何回も何回も繰り返し読んじゃうだろうな
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本屋さんで装丁を見て即買い。コマ数の決まっていないマンガと、時折入る悟りの文章。一見どうでもいいことの雑記のようでありながら、必ず心の芯を揺らすくだりがある。益田さんは心の姉のように、いつもそこにいてくれる。
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心にスッと染みたりチクッと刺さったり、ミリさんの作品はたまに会う旧友のような距離感で寄り添ってくる感じなのが好きです(時には「んー」というのもありますが…)。
さらに今回はコマ数に縛りがないからかとっても自由!
その分、親友の他愛のないおしゃべりに相槌を打つような感覚で読めました。
そしてそして何よりも装丁が素晴らしすぎ!
「5時に夢中!」で中瀬ゆかりさんがこの本をおすすめしていた際に「この装丁で1500円とかウチではできない!」と繰り返し仰っていたのですが、実際に手に取ってみて大いに納得。
黒いページとか挟みこまれた写真(裏には「MIRICOLOR」の文字まで!)とか…紙の本って楽しい!と再認識でる一冊だと思います。
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(2017/9/14読了)
「今日の人生」がいっぱい収録されてる。
本の造り序盤中盤終盤と3色に別れてて、まるでひな祭りの菱餅みたいで可愛い。3色に少しだけ黒が入ってて、そこには「昨夜の夢」が数作書かれてる。
1ページ8コマ書けるところに、1コマしか書かれてないページがあったりして、これもデザインなのだろうと思うけど、ちょっぴり損をした気になってしまう。
主人公のいる本とは違い、益田さんそのものが本の中に居る。いつもに増して身近に感じた。
益田さんは独身、不安や問題を自分自身で解決していく日々を当たり前に過ごしている。既婚の私は、夫や娘に頼ることが多く、益田さんのような考え方が出来たらなぁと思うことも多々あった。
最後にお父様のことがあり、私も胸に迫る思いがした。
(内容)
むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、永遠の別れが訪れた日も……。益田ミリさんの人生がつまり、初めて「死」について書いた著者の転換点となる最高傑作・コミックエッセイ。
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ミリさんの大人子供というか子供のように先入観なく視点が自由で、大人の深みがある感想、感性はこういった日常(の切り取り、捉え方)から始まってるんだなと思いました。
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絵も話も、奇をてらわずに淡々とつむがれる
日常が描かれている。
ただ、そのなんでもない日常に
何を想い、すくいとり、表現するか。
益田ミリさんの作品は
自分にとって、とても心地良い存在。
明日への生きる力!
なんでおおげさなものでなくて、
明日も、いやなことあっても、
ふわりとかわす方法ってあるよね。
やわらかくものごとを捉えていきたいよね。
なんて独り言を行って、やり過ごしていける
ささやかな力を心に与えてくれる。
大好きな作品。
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もやもやする日もあるよ
どきどきわくわくの日もあるよ
むなしい、、、っていう日もあるし
さいこーにしあわせ!!っていう日もある
それでいいのだ〜〜と思わせてくれる本
なかみももちろんだけど
装丁がすばらしくて。
この装丁、デザインじゃなかったら買わなかったなー、すごいなー
大島依提亜さんというデザイナーさん。
あとはミシマ社という出版社を知れたのも大きな収穫なのでした。
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益田さんのエッセイ漫画はやっぱりいい。
帯にもあったけど、ほんとに、なんでもない
普通の日常の中にある幸せに気付かせてくれる本。
これを読むと、なんてことない日々の生活も
特別なものに変わってくる気がする。