紙の本
かわいくて胸がしめつけられる
2018/10/30 17:53
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方もレビューに書いてあるように、サクッと読めます。
幽霊という言葉はありますが、ホラーではないので怖い小説がニガテな人でも大丈夫!
どちらかというとほっこりと温かなファンタジーといった趣でしょうか。
でも、軽い話というわけではありません。
とくに、過去の話になると胸がしめつけられることも…
それでも心がザラつかないのは、登場人物(各テナントに入る人たち)が良い人ばかりだからといえます。
それに、なんといってもアリサがかわいい!
パンケーキをおいしそうに頬張る描写がとくに可愛くて、きっとパンケーキを食べたくなると思いますよ。
電子書籍
読みやすい
2018/07/21 17:21
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投稿者:椎太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクッと読むのに最適。
安心感がある。
ちょっとだけ、ほっこり。
電子書籍
サクサク読めました。
2017/10/19 20:38
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投稿者:カミーネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか面白かったです。
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「一ノ瀬古書店」
高価な本を狙って。
あそこまで尋ねて証明までされたら誰だって信じてしまうだろうが、彼の周りに居た家族がしっかりと見極めてくれて助かったな。
大学教授の名刺で偽装でも無いものをどうやって手に入れたのか分からないが、彼が本を好んでいる人でない事だけは確かだな。
「カフェ明日香」
山の中に居たのは。
彼女は母親との思い出をしっかり覚えていたからこそ、喧嘩をしてしまった母親と仲直りがしたくて一度だけ聞いた好物を探しに行ったのだろうな。
確かに厳しい教育の仕方であったかもしれないが、何も手伝う事をしなかった父親が最後に自分でも心の何処かで思っていた言葉をぶつけるのは狡いよな。
「ヘアサロンYUJI」
相続問題に巻き込まれ。
自分の家族でない人に何かしらを相続させる時、その人に子供が居なければ問題はないだろうが一人でも実子がいると話し合いが拗れるだろうな。
彼の父親は亡くなってからも約束したからとはいえ少し頑固過ぎないかと思ったが、真相を知った時はそれは有りなのかと笑ってしまった。
「四谷法律事務所」
嘘をつかせた代償。
熟年離婚という言葉があるが、元々性格が不一致であるが仕事の都合上など互いに利益があったから婚姻関係を結んでいたのであれば離婚と言う言葉も出てくるだろうな。
彼女が姉に遠慮する気持ちは分からなくないが、亡くなってしまった相手の事をいつまでも考えていたら幸せになってほしいと望んでいても叶わないもんな。
「アリサの正体」
彼女は建物に縛られる。
何故これまでの間、彼女がこの場所から出られず猫と共に現れる事に疑問を持たなかったのか謎だが一つの発見からここまで大きな事になるとは。
彼女は死後暗闇の中に小さな友達と二人きりだったが、最後に楽しい仲間と過ごせて楽しかったろうし幸せだったと願いたいな。
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幽霊が出るため家賃半額のビルで開店する店子達のお話
女の子の幽霊アリサは二人っきりのときにしか出てこない
店子達は亡くした近親者の思いを、アリサを通じて知る
こんな人情風味のミステリ大好きだーーー!
特に、二宮さんの話がぐっとくる
無償の愛って、親から子へのものではなく、子から親へなんですよねー
二宮さん、これで本当の意味で救われるといいな
四谷さんのところにしても、亡くなった人がそんな恨みを抱いているとは思えなくて
やはり、生きている人の方の気持ちのほうが面倒くさいというのがよくわかる
それにしても名前
一ノ瀬
二宮
三上
四谷
五藤
それぞれ階数に関係のある名前になってるけど
一ノ瀬と四谷はめぞん一刻とまったく同じじゃないですか(笑)
となると、大家の鴨下も何か隠された意味があったりするんだろうか?