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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
マラソンをするので、視覚障害の方と伴走される方も見たことがあるが、伴走もなかなか体力がないと大変な役割なので、どういう気持ちで走っているのかなと考えたことがある。人それぞれ違うだろうけど、その伴走者の物語というのは、今まで思っていたのと違う世界観が見えそうで興味深い。
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登場人物すべてにあんまり入り込めなくて、良い話なんだけど、亮輔も愛もさちも社長も廉ニも
うーむ。
視聴覚障害者とのマラソン伴走、
前科、保護観察だけど、のこと
アスペルガー、
振込詐欺、てんこ盛り過ぎ?
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わたしたちはそれぞれが自分の視野の中で生きていてその視野を少しでも出てしまうことは受け入れられず拒絶してしまう。狭い世界の中から1歩踏み出すチャンスは誰にでもあるが勇気を持てるかはその人次第。ぬくぬくとしていられる場所に甘んじることだけが全てじゃない。
「伴走者」という言葉を耳にしたことはありますか。「伴走者」とは目が見えない障害者ランナーと一緒に走り、視覚障害者の目になる人のことをいいます。
視覚障害のあるランナーのさちの伴走者になり、盲人マラソンを走ることになった亮磨。くだらない夢やブラックバイトにただぼーっと通っていた亮磨は、さちの伴走者をする中で変わっていきます。「伴走者」にとって重要なことは障害者ランナーが安心して走れるようにすること。物理的な障害を伝えることはもちろん、手の振りや、歩幅、呼吸のリズムなど様々なことを気遣い接する必要があります。次第に互いのテンポをつかんでいく2人ですが、亮磨はさちにある嘘をついていることで彼女と走る資格はないと思い込んでしまいます。新しい角度から見た「走る」体験をぜひ体感してみてください。
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徐々に、本当に徐々に、出てくる人たちを好きになる。そして、一緒に走り切る。気持ちいい汗を感じられる小説。
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19才の亮磨は、視覚障害のある市民ランナー さちの依頼を受けてフルマラソンの伴走者になることを決意した。過去に傷を持ち、居酒屋でバイトしながらも自分の存在を認めることも苦痛な亮磨だったが、さちの目として走りたいと願った。もう一人の伴走者の廉二の厳しい特訓を受けながら走り方を身につけていく。一方、バイト先の居酒屋では、面倒見の良い社長によって引受けられた傷を持った人たちが働いていた。様々な人間関係のなかで、亮磨は苦悩し、時には投げ出し、心は疲弊していく。どうしてこんなに不器用な人たちばかりなのか、どうして不器用にしか生きられないのか。
亮磨は、さちの目となりゴールへと導くことができるのだろうか。不器用ながらも人は成長できる。きっとあなたの勇気となる一冊です。
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視覚障害の女性・さち
高校生の時にある犯罪で保護観察となった・亮磨
ある事をきっかけにフルマラソンの伴走者となり人生の再生に挑んでいく…
人は弱い。けれど人は強い。
些細なことで転落する人生も些細なことで這い上がる力を貰えることがある。
必死で這い上がっても、ずるっと落ちる主人公にイライラしながらも、ああこれがリアルなんだろうなと最後まで応援し見届けました。
変わろうとする意志、支える人の大切さ、なにより支える人を信用する心を取り戻す事が大事だと思った一冊です(^ ^)
高校球児だった著者は野球の作品がたくさんあるので読んでみたいです(*´∀`*)
次は阪神園芸だ笑
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途中、子ども向けの本かと読むのをやめようと思いましたが踏みとどまり、なんとか最後まで読みました。振り込め詐欺の元受け子が主人公の運動系の感動物語りなのですが、やっぱり子ども向けでした。