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間が空いて、話忘れちゃったけど、続き読めて良かったなとまだ日本着かないのかい!感。
他のドラマ、漫画でもちょこっと登場してくる「ジョンマン」の事は知っていたし、何故か面白顔で特にふーんと言う感じだったが、そんな「ジョンマン」にフォーカスして(それも長編で)描いてくれた著者には感謝。
この時代でも実力が有れば、差別なく待遇してくれる、アメリカ文化にも改めて感心。
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二等航海士となって,ジョンマンはフランクリン号に乗って船出する.アフリカからニューアムステルダム島,ニューアイルランド島,グアム島へと進路を進める.クジラの捕れないことと船長の病気,いろいろ問題を抱えつつ捕鯨の時期を待つ.ウミガメを捕るシーンはハラハラした.
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100円値上げ?~二等航海士となり樽作りの技術も学んだ万次郎は鯨が減少して狙いを太平洋日本近海に変えた新造船・フランクリン号に乗ったのは、ジョン・ハウランド号の副長だったアイラ・デイヴィス新船長に請われたからだった。ボストンに寄港し、大西洋東行きでベタ凪に出会うと水が悪くなり病人も出ると同級生から教えられ、石と棕櫚の葉などを用いた濾過装置を作成した。1846年6月アゾレス諸島12月ケープタウンを過ぎ、ニューアムステルダム島付近でメキシコ人コックと共に3m大のウミガメを仕留めたジョンは、新オフィサーとして乗組員の信頼を勝ち得た。嵐のオーストラリアを避け、チモール島ではオランダ人から日本の様子を聞いたが、船長は生欠伸を繰り返しあてにならず、ニューアイルランド島では珍品を集めようと単独行動をして、幻覚作用を持つ薬を盛られて体調が悪化し、船の指揮は副長が執るようになった。グアム島に辿り着き、碌な捕鯨をしていないまま、パタヴィアに行くことになりそうだが、アメリカ船籍の捕鯨船の船長から一緒に流された仲間のハワイでの消息を聞く~今回はまあテンポ良かったし、変な話だが副長が精神異常を来し始めたので、立派すぎる人ばかりでなくて安心できた
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しばらくぶりのジョン・マンで、どこまでストーリーが進んでいたかすっかり忘れてました。2年くらい前にいきなりジョン万次郎にいかれてしまい、いろいろ関連本を読んだので、その波乱に満ちた人生のサマリーをなんとなく把握していると思っているのですが…
山本一力先生の万次郎はゆっくり進みます。いったい万次郎の生涯のどこまで物語は続くのでしょうか。大変にこまやかな描写と、主人公万次郎とその周りの仲間たちのキャラクターは読んでいてすがすがしいのですが、物語の進行が遅いです。
読みやすい平易な文体で、1冊出ると瞬く間に読み終わってしまいます。続きをまた何年も待たなければいけないのですね。
食事の場面やお酒の場面が、とてつもなくおいしそうです。
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漁に出て遭難し、アメリカ漁船に救われてアメリカで育つジョン万次郎。
その活躍ぶりは、
すでに、ムーミン2号さんがレポされています。
ジョン万次郎は、航海術専門学校を首席で卒業、
1846年5月、フランクリン号に二等航海士として雇われます。
大西洋を渡り、アフリカの喜望峰を回り、東南アジアへ。
体長3メートルぐらいあるウミガメをとらえたり、
飲み水を浄化する装置を備えさせたりと、
航海中、学校の座学で学んだこと以外に
万次郎が土佐で体験してきた漁師の知恵が
この航海で役立ちます。
万次郎が海へ出て
故郷の土佐への想いを募らせているのと同時進行で、
故郷の母親や妹たちの様子なども書かれていました。
万次郎と同じように、
母も万次郎の無事の帰還を待ち望んでいます。
早く、日本へ帰って来て! と思うのですが、
ムーミン2号さんのレポにもあるように、
万次郎が日本へ戻るのはまだまだ先のようです。
日本に帰ってからの活躍も期待したいところですが、
ジョン・マンという通訳兼船乗りが
どうやって誕生していったのか、
これからどんな冒険をしてどんな風に成長していくのか、
とても興味深く思いました。
長くなる物語を覚悟して・・・次作を期待しています。
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アカデミーで日本人として初の2等航海士の免許を得て
クジラの乱獲で大西洋では、需要を満たすクジラが得られずに
船の造船も資本家が出費を渋るようになっていた。
そんなおり、日本との通商条約締結を目論む米国の情勢にも
影響され、万次郎はフランクリン号にのることになった。
太平洋への航海だ。
アカデミーの友人ジムの協力で、太平洋の航海日誌を見ることが
できた万次郎は凪に備えて、日本の浜で知った「浄水器」をつくり、
船に装備した。このことで、いつも綺麗な水を飲むことができた。
航海の途中船長が病に。。。
ますます面白いシリーズ。次回が待たれる。
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しばらく前に5巻までを読み終えて6巻が出るのを楽しみにしていたら、いつの間にか出ていて、図書館の棚に並んでいたので、慌てて借りてきた。
晴れて二等航海士となったジョン・マンは捕鯨船・フランクリン号に乗ってニューベッドフォードからアフリカ最南端のケープタウンを経由して、インド洋からオーストラリア北部を回ってグアム島までやってくる。
別の捕鯨船の船長からハワイで分かれた同僚たちの消息を聞かされ、望郷の念を募らせる。
次巻で完結か…。
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ジョン・マンがすっかり大人になってた。年齢的にはまだまだ若いんだけども。おもしろかった! 早く続きが読みたい。
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ジョンマン、晴れて二等航海士としてフランクリン号で出航する、順風満帆という言葉がピッタリだと思った。
冷静で賢く、礼節が備わった万次郎はジャパンの誇りだ!
土佐で節分時に鬼が集落全戸を回るなか、子供たちは怖くて泣き出すのに、万次郎の妹は泣くのを我慢して「お兄ちゃんを助けてや」と頼んだのにこっちが泣かされた。