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女の子だけでなく、男の子も、子育て中の親もみんな読んで欲しい。さんざん苦労して来たサイバラセンセだから書ける本だった。オススメ。
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今の子は特に失敗を嫌うし、今の風潮が失敗を許してくれない感じが強い。
でも、西原さんの言うように、失敗しない人生なんて絶対ない。子どもたちには失敗したときの立ち上がり方を学ばせないといけないのだと、痛感。
子どもが失敗して辛そうにする姿は見たくないけど、敢えて失敗するのを止めないのも親の務めなのかも。
私も離婚して、子どもに辛い思いもさせたと思うけど、あそこにとどまっていたらきっと負の連鎖に子どもを巻きこんでた。あの修羅から逃れようと決意するまでに、私も6年かかった。
離婚は確かに失敗かもしれないし、シングルマザーでがむしゃらに働くのは傍から見れば眉をひそめたくなるものかも。
でも私は、あの6年の経験があるから、安易に人を非難しないし批評しないでいられる。大変だったんだね、頑張ってるんだね、と捉えることができるのは、あの頃があったからこそ。
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読みやすく、彼女のメッセージはまとまってはいるのだが、最終章以外は既出のことばかり。子どもに関することは「毎日かあさん」、彼女の昔の話は「この世でいちばんだいじなカネの話」に載っている。
なので、彼女の本やマンガをあまり読んでない人に、ダイジェスト本としてプレゼントするならいいかも。
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胸にしみる言葉はいろいろある。ただ、目新しいものではなくて、いつものサイバラ。こういう本が出るくらい、メジャーになったってことなんだろう。
一番心に残るのは、鴨ちゃんとの生活って本当に厳しいものだったんだなあというやりきれない思い。いまだにきちんと思い出すこともできないというのだから…。それと、これまであまり語られなかった(と思うのだけど)隣人トラブルによる鬱病のこと。並外れて肝の据わった人であると同時に、非常に繊細な人でもあるのだなあとあらためて思った。
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「どんな時でも、次の一手は、自分で考えて、自分が選ぶ。王子様を待たないで。幸せは、自分で取に行ってください」
娘や、姪っ子たちに贈ろう。
社長と結婚するより、自分が社長になる。なるほどね。カッコイイ。
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「王子様を待たないで。
幸せは、自分で取りに行ってください。」
そうですよね。
私ももう戻りたくない結婚生活から抜け出した人間なので実感としてそれは思います。
今、全く裕福からは程遠いけど、もうあの生活には2度と戻りたくない。
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「文学」というか、「本」としての文章とかはめちゃくちゃだけど、
とにかく女の子に自分の足で歩いていってほしいという思いがとても伝わった。
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今若い女の子だけでなく、昔女の子だった大人の女性も読みたい本。自分の足でしっかりと立つことの大切さを教えてくれる。
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内容(「BOOK」データベースより)
もうすぐ、大きな帆をあげて、子どもたちの船が漕ぎ出していく。人生という航路に絶対安全はないからこそ、今、伝えておきたい。母から娘へ―厳しくもハートフルな生き方指南。
西原理恵子さんは僕にとってはヘヴィーメタル総合誌バーンでものすごい雑な四コマ漫画っを描いているのを見たのが最初でしょうか。それから気になって目に付く度に漫画買っていました。その頃はまだ鴨志田譲と結婚していなくて、本の中で出会ったのをリアルタイムで読んでいた位昔の話しであります。漫画ではそんな事をおくびにも出されていなかったので、アル中ながらも楽しい我が家なのかなと思っておりました。映画で壮絶さ加減を知ったので、さぞ辛かっただろうなと・・・。
この本はそういう失敗や乗り越えてきた経験を踏まえて、最低限人生の準備しなければいけない事をかいつまんで書いている本です。多分これは同年代の子供を持っている親が物凄く共感するんだろうな、その分子供は読まないし読んでも良く分からないだろうと思う。昔は尖ったお姉さんだった西原さんも今はすっかりカリスマお母さんですからねえ。
でもそん所そこらのおしゃれカリスマでは無くて、失敗と成功を同時に乗り越えてきた人の言葉なので強く優しいです。良い本でした。
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20歳までは、困れば誰か助けてくれるかもしれない。
でもそこから先は、自分で道を切り開いていくしかない。
若さや美貌は、あっという間に資産価値がゼロになってしまう。ゼロになる前にやっておかなければならないことはたくさんあります。
西原さんの言葉は説得力があって胸に強く突き刺ささります。
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女の子はいつかは大人になる。
その道のりは平坦ではない。
好きなことをやろうとすると、男の子みたい、女の子らしくないと言われる。
大人になっても、女子力が低いとか、モテないとか、周囲からのちゃちゃが多すぎる。
だから、自分はもともとこういうもの、と決めつけて、だれかに頼って生きていこうとする。
頼ることは決して悪くないのに、行き過ぎてしまうのだ。
そんな、女の子たちにもう一度自分の足で立って歩けるように、しなやかに生きて行けるように声援を送っているのが本書だ。
「結婚か、仕事かだったらどっちもとってください」(132頁)
これに加えて今は育児だろうか。
全部取るのはとても大変、辛いことが多いかもしれない。
でも欲張りな私には、どれかを諦めるなんてできないのだ。
「ダイヤモンドをくれる男より、一緒にリヤカーひいてくれる男がいい」(133頁)
辛い時に一緒に何かをできる人、補える人。
理想だ。
そんな男なんていないよ!だって?
いないなら育てちゃえ!20年かけて。
「王子様を待たないで」(157頁)
たとえリヤカーを共に引いてくれる人がいても、その人は人間。
いつかは死んでしまう。
その時、途方にくれる泣き虫のお姫様じゃダメだ。
日本の姫は薙刀(経済力)は必修でございますぞ!
「道は一つじゃない。人生にも抜け道、けもの道がある」(53頁)
うまくいくことばかりじゃない。
思い描いた道とは違う道ばかり、道無き道を行くこともあろう。
でもそこにこそ新しい何かがあるかもしれない。
レールを敷く側になって、続く人たちがいつも安全に、レールの上を快適に進めるように。
でも、そんなパワフル母さんでありたいし、そうだとも思っているけれど......。
「くっついてきたあの時、もっと、ぎゅーっと、何度でも、抱っこしてあげたらよかった。
家なんて、もっと汚くてもよかった。洗濯物も、ためちゃえばよかった。
家事なんて全部あとまわしにしたらよかった。
もったいないことしちゃった。」(35頁)
この言葉に一番泣かせられるということは、子供達に寄り添えていないことをわかっているからかなあ。
うっとおしいくらい甘えん坊で、おしゃべりで、自分勝手で、泣き虫で、そんな、自分によく似た子供達のことを。
女の子が、生きて行くのは大変だ。
苦しいことも多いから、心に残る言葉が一つでもあれば、きっと、明日も生きていけるはず。
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著者の壮絶な体験からの人生訓のような言葉が詰まっていた。子育てはまだ序の口で卒業まで先は長いけれど、今後参考になりそうなエピソードも多かった。
欲張れば子どもたちにいろんなことを教えなくてはと焦ってしまいそうだけれど。本当に大事なことだけに削ぎ落としていくとすれば、誰かに依存せずに幸せは自分で取りにいかなければならないということなのかもしれない。
「自分さえ我慢すれば」は間違い。いい子は、幸せを人に譲っちゃうから。というところに深くうなずく。娘が理解できるような年齢になったらこの本を渡して読んでみてもらいたい。私の言葉に翻訳するより伝わるような気がする。
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娘はまだ未満児なので、気が早い気がするけど読んでみました。
自分とは苦労の量や質が違っていて、実用的なアドバイスという点では、あまり得るところがありませんでした。
しかし西原さんの人生談として、とても興味深く読ませていただきました。
いつか我が娘も第二次反抗期を迎えるのかな、と最後のイメージを読みながら思いました。
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一言で言うならば、とっても強かな女性!
以前、高須クリニックの先生との生活をテレビ番組で観て、その時の印象はちょっと変わった面白い女性という印象だったけど、やはり、これだけ成功している人は考え方がとってもしたたか‼︎
本の前半は反抗期の娘に対する愚痴?で、表現することでストレス発散なのかな?と思ったけど、最後のほうでは国境を越えたフィリピーナやルワンダの話もあり、伝えたいことが纏まった感じがした。
自分の与えられた環境から、自立して生き抜いていくことを考えさせられる本だった。
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著書に触れるたび、サイバラさんの奥深さとたくましさ、そして過去の辛さと今を生きる喜びを新たにします。
女の子が~と書いてあり、たしかに女の子向けにかかれています。
でもむしろ、なんとなくフツーにやっていれば、どこかの会社のサラリーマンになれた時代のオッサンにこそ、読んでぐさぐさ胸にささる本です。
ほんとに家事ができる男性は、自分のことを「家事男子」とはいいません。
一人で生きていくことの意味を知ること。
そして、そのためにしておくべきことを知ること。
それができてないのは、案外、彼氏やダンナになる人、もしくはもうなっている男の方ですから。