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投稿者:mancha18 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の1行に思わず声が出た。
「マジかよ!」
この脱力感、悪くない。
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投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神様に抗う?人間とそれを楽しむ神様のありようが面白い。どうしようもないやるせなさを迎える前作との対比がその面白さをさらに引き立てている。
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神様シリーズ。前作未読だが問題なく読めた。設定が小学生という点で無理が生じまくっていたが、逆にそれがアクセントになって良かった所も。推測の範囲内だったがラストは異様に不気味だった
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読めば読むほど不穏さが増す。
三話で淳ちゃんが女の子だと気づいたけど、敏い人ならもっと早くわかったんだろうなぁ。
著者麻耶雄嵩である以上、疑ってかかるべきだった。
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人それぞれだとは思いますが、個人的にはに主人公の俺の鈴木を嫌いといいながら頼るのが苦手です。イライラする。頼るなら頼るでいいんですが、もう頼らないと言って周りを裏切って頼るのがイライラする。また、最後の大逆転的なものも、特に驚くような内容ではなかったです。
個人的にはあまり驚きもなく、主人公が苦手だったのがあったので、うーんという内容でした。
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神様シリーズ、第二作。本格ミステリ大賞受賞作。全て「犯人は○○だよ」から始まる連作集。一番驚いたのは桑町淳が“女の子”だったこと。二人から告白された場面で何度も頭に「?」が ——。最終的に意外で恐ろしい犯人?が浮かび上がる。まぁ、楽しめたかな^^ 星四つ。
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自称、神様の鈴木くん。
小学生とは思えない話し方をする探偵団の小学生たち。
※俺※の周りで多発する事件。
コナンかよ、と心で突っ込みなら読み進める。
鈴木くんの怖さが際立つのだか、果たして一番怖いのは誰だ!
小学生の話なのだが、全く子供向けではない短編集。
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【本格ミステリ大賞受賞。ランキングでも軒並み上位入賞!】「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。衝撃的な展開でミステリー界を震撼させた神様探偵が大活躍。
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クラスメイトの鈴木くんが冒頭で教えてくれる犯人の名前。
それは必ず正しい。
何故なら彼は神様だから。
絶対に間違えない神様の答え合わせを組み込むことで
脆弱なロジックが、悪魔的なロジックに作り変えられる。
そして心を抉り続ける信じがたい真実と、信じても動かない結末。
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そういえば、この作者ってこういう作風だったな。と思い出しながら読んだ。とにかく展開がいじわるな感じ。
ミステリとしてよくできているので、読めてしまったが、個人的には苦手なタイプ。
読み終わった後も、落ち着かない気持ちになる。とはいえ、最近は口当たりのいい作品を選びがちだったので、たまにはこういう作品もいいかも。
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なんかもう、すごいとしか言いようがない。
ひとつひとつのもやっと感やぞくぞく感も好きだけど、1話目の雰囲気から、あの6話目の読後感はすごい。あの終わり方がすごい。やられた感がすごい。まんまとやられた。ずるい。ずるいけどやっぱりこの作家さん好きだなぁ。
ただなんでイラスト表紙にしたんだろ。
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神様ゲームに比べると薄気味悪さ、後味の悪さはないけれど、別の意味で最後の一文にイラっとしてしまった。
たった一つの絵文字でこんなにも印象が変わるだなんて、表現とは奥が深いところ。
短編だからこそなのですが、どこぞの頭脳は大人な展開で次々死んでいくので、そりゃあ悪魔と言われても仕方がないかなと。
それよりも小学生で付き合うどうのこうの、本物の愛ってことの方が衝撃でした。あれ、これって高校生の話だったかなと振り返ってしまうぐらい痴情のもつれすぎ。
美少年?→男の娘的な子で女子から嫉妬されてるんだろうか→え、ショタBL展開なの?→男装→立派なJKって展開に頭が持っていかれすぎて、事件の経緯はどうでもよくなります。
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独特な作風で他の作家の追随を許さない麻耶さん、『神様ゲーム』の続編にあたる本作でもやっぱりやらかしてくれました。
前半はさほど盛り上がれませんでした。神様である鈴木が真犯人を教えるというフォーマットは前作と同じで、ある意味特殊な設定に慣れてしまったのか、最初の3話はトリックも結末も麻耶さん的には中の下ぐらいの出来といった印象でした。
ところが4話目の「バレンタイン昔語り」。うわははは、詳しくは書きませんが、これは凄かったです。まさに大爆発。やっぱり麻耶さんはこうでなくっちゃ。その後の2本、そして最後のオチもなかなか面白かったです。
衝撃度という点では『神様ゲーム』に一歩及ばないと思いますが、十分に楽しめました。続編も書いてくれないかな。
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神様・鈴木くんが犯人を言い当てる。
連作短編になっていて、ラストは賛否あるらしい。
私はそこも含めて存分に楽しめた。
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神様シリーズ第二段!
普通、ミステリーでは「1%の確率で成功するトリック」なんてのはご法度(じゃないのもあるけど)だけど、この本は、神様という存在を許したがゆえに、0.1%でも可能性があればOKという、非常に稀なストーリーに仕上がってます。
この作者らしく、全体を通した仕掛けも健在です。
最後の最後の主人公の独白(と、ある記号)を、受け付けない方もいるかもですが、
さよなら、神様
という題名の本当の意味が、際立つラストなのではないでしょうか?
あの台詞で、
今の主人公に神様が入りこむ隙は一ミリもない=神様との真の決別
がはっきりしました。
意地悪な神様にちょっとばかり報いれた気がして、そういう意味では案外爽快なラストでした。
とはいえ、神様にはノーダメージなうえ、後味悪いラストでもあるので、ハッピーエンド好きの方には100%はおすすめできない本作です!