これでクローズか?
2017/08/22 20:40
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投稿者:iogimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しいイラストが(たぶん)人気のシリーズ。
人物キャラは描かれまてせんが、一回だけ最後のほうに
まとめて描かれた時の不評っぷりはすごかった。。。。
読者さんみな心の中で人物造形をしてるんだと思う。
6話で主人公たちが気持ちを通わせ
主人公のお兄ちゃんもなんとなく落ち着きそうな
ていうことはこれでひとまずシリーズ〆かもしれません。
どの巻も着物の謎を解くいくつかのお話で組まれてますが
今回初めて気が付いた、どのお話も恋のお話だった。
切なさが素敵なシリーズなので続けてもらえればうれしいです。
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購入本。
ようやくくっついたーー!(笑)
そしてお兄ちゃん...そうだよね、淋しいよね。
何となくほろ苦い余韻が残る。でも、イヤじゃない。スッと読了。楽しかった。
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ようやく鹿乃と慧ちゃんが♡
予想通りの展開ではあるけど、よかったー。
今回は全編を通して、同じ「想い」を軸に話しが進むので、なおさら良かった。
ラストの良鷹のお話もよかったなー。
鹿乃を大事に大事に思いながらも、不器用な良鷹が良かった。
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一冊一冊は、どれも一気に読んでしまえるほどの
分量と軽い筋立てだが、読み終えた後には
きちんとした満足感がいつも残る作品である。
平台に置かれた初刊の表紙のサイケな美しさに
心惹かれて読み始めた作品。
代わることなく井上のきあさんが
イラストを描いてくださっていることもうれしい。
慧と鹿乃のハッピーエンドはともかく
巻末にある良鷹と真帆の後日譚的スピンオフが
この巻を一層魅力的に仕上げていると思う。
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やっと話が進展して彗と鹿乃がむすばれました!
ちょっと彗は情け無い気もするけど、それだけ
鹿乃をすきなですね。
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お兄ちゃんと真帆ちゃんの関係が、いいな…と思う。鹿乃と慧ちゃんのような恋にかわる関係ももちろん男女のありようとしていいのだろうけど、男女なら…と、それだけですぐ恋愛関係になるものって考えるのは、本人同士もういう解釈をしたがる周囲も、相手をひとりの人格として見てないんだな…て思うし。
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不思議な着物のシリーズ第6弾。
恋愛に絡んだ着物の謎を解きながら、鹿乃や彗や良鷹も前を向いて進んで行く。
短編連作。
ラストの話はちょっと怖い。
着物の柄から和歌、民俗学が絡み、古典にも詳しくなれそう。
今作は和泉式部や古事記、日本書紀の話が出てくる。
京都市内を舞台にしているので、実際に存在する寺や地域が出て来て、その寺は何で有名なのかとかも知ることができる。
京都や着物、古典など、和風が好きな人にオススメ。
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下鴨アンティーク、前回が鬼切りだったので、今回はすごくどきどきしながら読みました。結論から言って、良かったのは良かったんですが、良くないのは良鷹お兄さん………。この際鹿乃ちゃんにはお嫁に行かずに婿取りしてもらって(不都合なさそうだし)、自分の役目を果たしつついて貰うのが一番なのではないかと思います。でないとお兄ちゃん廃人になりそうだし嫁を貰う甲斐性(というか気力)なさそうだし。何というかあの家の二人は鹿乃ちゃんに宝石だの光だのを見いだしすぎてます。これで終わりとかはないと信じているんですが(でないと良鷹兄が心配)。。。
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シリーズ第6弾
やっと2人の距離がぐっと近づいた。手を重ねられる距離へ。かなり強力な援護射撃をうけて。
いつもテーマを持たせる鹿乃の着物選びは秀逸だけど、初デートの着物を花尽くしにするとは何とも可愛らしい。暖かくなった心には沢山の花々が咲き乱れているんだろうね。
何を始めるつもりだろう。頼りなさげに思えて実は芯の強い鹿乃は頼もしい。
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面白かったです。前巻でどうなることやら…とやきもきしていた鹿乃と慧ちゃん、良かったね、となりました。慧ちゃん、ちょっと展開が早い…とも思いましたが。でも幸せそうで良いです。春野くんはこれからも出てくるのかな…?良鷹、素敵な兄だな。良鷹にも幸せになってほしいです。最後のお話はちょっとホラー色が強くて、今作では1番好きでした。あとどれくらいシリーズが続くのだろうと思いますが、これからも楽しみです。
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鹿乃×慧が当然収まるべきとこに収まってなにより。ただ慧のためらう理由がワタシ個人的にはピンと来なかったな。着物にまつわる話や蘊蓄よりも、最近、料理描写に力が入ってきた?
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シリーズ6作目にして、とうとう!!という展開です。でも誰かが幸せになると寂しい人もいるわけで(←シスコン兄)。
鹿乃は年上殺しの可愛い妹キャラだったのが、ここにきてじわじわと女らしい魅力を発揮し、幼女の頃から破壊力抜群の上目遣いに悩殺されてきた二人の男が今後も翻弄され続けるのは目に見えている。女の私ですら鹿乃の魅力には抗えない気がするのです。単に私の好み。
相変わらず着物に纏わる怪異的ミステリーは面白く、人物の心象表現もお見事。面白いシリーズで今後も楽しみです。兄も幸せになれますように。
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このシリーズはいつも、妹からの譲受。
前作からの急展開しましたが、今後は別々に暮らすので(←普通と逆!)
謎解きのときは、デートなんでしょうかね。
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この恋の行方は、想いの行きつく先は。
ひとつ前で告白して終わった鹿乃ですが、慧の返事はNOという。読者はその理由も知ってますけど、まあ、なんというか。慧の気持ちはわからないでもない。でもなあ、と思う。いや、それが少女漫画的な演出効果でもあります、となんだか結末を知っているつもりになって読んでいく。結局、慧と鹿乃は落ち着くところに落ち着いて、さあ、めでたしめでたし、だろうか。まだ続くみたいだけど。できれば、春野主人公で番外編など読んでみたいな。
「椿心中」義兄との恋に破れて心中した姉。妹は何を思ったか。そしてまた、義理の兄妹の恋。妹のように大事に思っている、という慧のことば。衣通姫伝説か、椿姫か。うだうだしている場合じゃないよ、慧ちゃん、と読者は言いたい。
「月を隠して懐に」母の十七回忌に、田村先生と出かける慧。その間に鹿乃はまた謎に取りかかる。春野も自分のことがよく分かっていないのかもしれない。着物を取り巻く人の想いから、鹿乃は自分の生き方を学んでいく。傷つきながらも進もうとしている。ほら、慧ちゃん、置いていかれますよ、と言いたい。
「暁の恋」田村先生の怪我は命に別条なく、でも慧はお世話の為に黒谷の方へ。この距離が二人にもたらすものは。鹿乃のために、奈緒と梨々子が行動を起こす。良鷹もアシスト。春野は負けっぱなしというか、辛いよね、少女マンガのこういうキャラは、とメタなことを言ってしまうか。そして、慧ちゃん、腹を括りました、おめでとう。ああ、すごく、コバルト的。
「羊は二度駆ける」良鷹と真帆の話。この二人の関係性は、慧と鹿乃とはまた違う、恋でもなく名の付けにくいもの。良鷹、ずるいなあ、とまた思う。
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暁の恋
結婚してくださいに胸を打たれました。
羊は二度駆けるは寝る前に読むには夢見が悪くなりました。ホラー要素が強め。良鷹も幸せになってほしい。