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今回は、私が、学校をそのままの意味でとって読み始めてしまったので、しっくりこなかったです。
少年少女達が、大人になるまでに 勉強以外を学ぶ場所という短編集。
米沢穂積「913」
913は、図書館十進法分類の小説。
高校の図書委員の男子2人に先輩女子が祖父の金庫の鍵の開錠を依頼。微笑ましいのかと思いきや、意外と悪い先輩女子でした。
本多孝好「エースナンバー」
高校女子ソフトボール部。アネゴと呼ばれた頼もしいエース。彼女は頼れるだけでなく、人の気持ちを汲み取りすぎたのかな。
後輩女子の目線で。
中村航「さよなら、ミネオ」
中学の教室。一人で過ごす休み時間。僕は、もう一人の僕を作り出す。逃避とも思われるその幻想は、一人の時間を過ごす技。高校に合格して、彼は僕と別れて歩き出す。
関口尚「カウンターテコンダー」
学校か?
井上荒野「骨」
井上さん苦手なんです。
吉田修一「少年前夜」
高校生カップル。
辻村深月「サイリウム」
推し燃ゆ+姉弟
山本幸久「マニアの受難」
大学生サークル。映画マニア。上手くいかない彼女と就職。それでも、将来に進み出す。
今野緒雪「ねむり姫の星」
突然のSF。サバイバル能力がある少年が、宇宙船が難破して(宇宙人ミックスの)ねむり姫に出会う。
何もしない美しい王子よりも、生活力のある少年を認める姫。楽しいお話だけど、サバイバル教室。