紙の本
街中で地質学
2019/04/21 10:36
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わざわざ山に入らなくても街中にある「石」で地質が勉強できる面白い本です。
ビルの建材、お城の石垣、老舗デパートのホールや階段などなど。なるほどぉって思います。
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もともと鉱物や岩石は好きだけど、最近石材としての石も気になっていて……という人にすごくオススメ!!
第一章では、石の観察という観点からも有名な、著名建築物がカラー写真とともに掲載。国会議事堂や東京駅、百貨店など定番な建築物にまじって登場したアップルストアに意表をつかれた。
第二章では、これはこれでマニアが多い石垣が取り上げられており、石垣好きの人たちの視点が少し分かった気がする……?
第三章では、火山国ならではの日本の石の紹介。数が多い訳ではないが、大谷石や島根の長黒石など、地元文化との接点とともに紹介。(大谷資料館また行きたい……!)
第四章では、街中……東京での石(石灰岩)観察では定番、大人から子供まで理解もしてもらいやすい(?)化石探しが取り上げられており、アンモナイトの縦断面や厚歯二枚貝など、「ヘン」な化石も例示されている。
という調子で第七章まで、「街の中」を題材にしてバラエティに富んだ、比較的身近な石の話が掲載されている。
冒頭に書いたような対象は多くはないと思うけれど、自由研究の手掛かり足掛かりや、都内(や名古屋、大阪)での散歩のスパイスとしてオススメ。
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[江戸川区図書館]
2018年の暮れ、実家に帰ったら、河原で拾った石がきれいだったから磨いてネックレス?にしたらハマったという義父。いつものように、ハマってから自ら採取&作成した石のネックレスがずらり。そしてそれを同じように喜び欲しがる小4の息子。同じレベルの情熱やこだわりはないものの、気遣いをするわけでもなく、純粋にかっこいい、と欲しがり、祖父が買ってくれた石の図鑑を喜んで眺める様子は中渡しの母の身としても嬉しかった。
その直後に図書館で見かけたこの本。もちろん石に興味を持ったからといっても自分から調べたがるわけでもなく、この本も読みたがりはしなかったが、それでもいくつかの項目は流し読みさせられたし、少し違って視点からの「石」にも出会えたかな?
表紙文字がゴシック的な角の取れた丸い字で書かれていることもあって、やや親しみやすい雰囲気の本。けれども中の様子はブルーバックスなどの大人向け文庫本のような少し固めな現物調査紹介的な内容。
私自身、表紙を見かけて手に取ったときは、"すごい石"というのが、それこそ公園や河原などでも、場所によっては花崗岩だとか、石英だとか見つかるよ、という実例と見分け方かと思っていたんだけれど、実際に読んでみると、各種建物(主に文化的建造物??)で使われている切り出し石の成分や産地に関する紹介や、その建物を造る際に"そう"なった経緯などの歴史も含め紹介していく感じの本で、都内在住の私的には予想以上に興味をそそる、面白い切り口だったけれど、興味ない新たな切り口を示された息子は読めと言われても少しのろのろ。
夏に日銀&貨幣博物館に連れて行った身としては、ちょうど多少は訪ねてもいる、日銀、アップルストア、迎賓館、日本橋三越、明治生命館、日本橋、東京駅、東京都庁、、、などといった第1章(それでも30ページしかない)なんて、一つ読めば面白いだろうと思ったのに、、、。それでも各石(建物)の紹介がものによっては半ページ~2ページくらいの少量なことに加え、やはり"石"自体は身近になっているのでカラー写真とともに読む(眺める)と、それなりに興味を惹かれるものはあったらしい。冒頭(P10)にあった、「雷で落ちた国会議事堂の石」という、10円玉と一緒に掲載されたカラー写真には、「こんなの大きくないじゃん」と変な意地?競争心?で口を尖らしながら見ていた。
第2章は定番?のお城めぐり、第3章は火山大国と称する日本の各地域、第4章は石灰岩&化石、第5章は大理石の模様のでき方、第6章は御影石に焦点をあて、第7章では丸の内、新宿、大阪、京都、名古屋の5個所に焦点をあてた、「おすすめ石めぐりエリア」の紹介。これ見ながら歩いたら面白いだろうなぁ。
一旦返してしまうけど、きっとこの本、田舎の義父も面白がるかも??特に信州を紹介しているP63なんていいんじゃない?私が忘れていなかったら、今度の帰省時にこの本を持って帰ってみたいな。
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1/4は石の日
いし(14)の語呂合わせから。世の中のさまざまな「石」、あらためて見直してみたいもの。
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街歩きが楽しくなる本。舗装や壁、天井など観察してしまいそう。鉱石の世界へのとっかかりにお勧めできる。
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生徒が貸してくれた。意外に良かった。でも後半はちょっと専門すぎて頭になかなか入ってこなかった。
都市部の建物やら城の城壁などは機会があればぜひ見に行ってみたいと思う。
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◯面白い。。。は面白いのだが、写真が足らず、ど素人の自分にはイメージがつかない。ある種の専門用語で語られすぎて意味不明状態に陥ることもしばしば(単純に自分の勉強不足を棚に上げて言えばであるが)
◯しかし、本書の真骨頂は最終章の各都市の地図で、この建物ではこの石が見られます、という解説ページである。これが一番面白い。実物を自分の足で見に行ける楽しみが湧いてくる。
◯返す返すも写真がもう少し掲載されていれば、と思ってしまった。しかし、本書を片手に外に繰り出してみたくなることは間違いない。もう少し知識を増やしてから再度楽しんでみたい。
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都会のビルなんかで
使われてる石材は
どんな石が使われてるのか?
ということから
地質学を学べる本だよん♪
実際に行ったことある場所が
たくさん載ってるけど
石材にまで注目して
見ていなかったし
なかなか興味深かったです
東京駅とか新宿駅とか
都内の石材観察スポットの地図が
載っているので
この本を見ながら
また散歩に行きたいにょ❤(ӦvӦ。)
でも地図はもっと
充実させてもらってもよいです