電子書籍
走る老犬と老人
2017/08/16 20:18
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
光二郎じいちゃんがめちゃめちゃ走ります。こんなに老人を走らせて大丈夫か?ってくらい。
いろんな事件が次々起こり、一つの事実が全てを繋いでいきます。
大物の息子の噂がある頭野刑事の親父が分かります。
紙の本
おじいちゃんと孫
2017/08/16 20:10
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
じいちゃんまたまた事件だよ!今回は犬絡みです。
西郷隆盛像の犬盗難事件、元麻薬探知犬の活躍、ドッグショーの裏側など。
光二郎さんが相変わらずウキウキと分解してる姿が実に良いですね。
電子書籍
心温まる!
2017/08/03 15:57
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投稿者:じゃじゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大山さんらしい暖かさが溢れていた。1作目では見えなかった登場人物の細かなストーリーがどんどんでてきて、線で繋がるところや更に伏線になる所もあって読み応えあり。必ず続編があるだろうから楽しみ。
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「相棒は浪人生」に続く、「光二郎分解日記」シリーズの2作目。
大山淳子さんは、解決まで時間がかかりイライラするミステリーを「イラミス」と呼んでいる。
イライラするのは光二郎さんの言動ではない。前作を読んで、光二郎さんはブレない人だとわかったから。今回は、むしろ、孫のかける。
あれ、前作のかけるは、こんなにポンコツだったっけ。
ポンコツなのだが憎み切れない。やっぱり、「いい子だ」と思わされる、そこがイライラするのだ。
さて、今作では、「おぼっちゃま」刑事の頭野の素性が明かされる。このシリーズのゆるやかな雰囲気に、どこか剣呑な空気が入り込む。
上野の西郷さんの銅像から、愛犬の姿が消えた。像を盗んだ犯人とは、そしてその目的とは…。
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『猫弁』シリーズの著者による小説。機械を分解しちゃうおじいちゃん、俳句のリズムで会話する母、まったく進路がおぼつかない僕という、なんとも不思議な家族を取り巻く物語。おじいちゃんが傷害事件の容疑者となってしまい・・・汚名を晴らすべく家族と仲間一丸となって奔走する爽快な小説です。
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光二郎分解日記シリーズ、2作目。
光二郎さんの奥様、元子さんのおっしゃる通り、なかなか展開がササッと進まないけど、そこが全然イヤじゃなくて、微笑ましくて可愛くて、楽しかった。皆、いい人たちばかり。更に、猫弁のまこと先生が出てきた時は嬉しくて飛び跳ねそうになっちゃった。大山先生のワールドはホントに大好き。このシリーズも続いて欲しいな。
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コミカルでハートウォーミングなミステリ第二弾。相変わらず楽しいなあ。「猫弁」シリーズとのリンクも若干あって、それもまたファンには嬉しいところ。たしかに事件はささっと解決しませんが、イライラはしなかったなあ。のんびりと物語を楽しみたい一冊です。
西郷さんの犬の銅像盗難事件、振り込め詐欺、ドッグショーを巡る疑惑、などなど、個々の事件はさほど大きくないけれど盛りだくさんな内容。それがラストに向けてすべてきれいにつながっていく過程も圧巻だし、なんといっても光二郎をはじめとするキャラクターの魅力がとても良いのです。セリフの数々にも笑わされたり、はっとさせられたり、ほんわかさせられたり。あたたかい気持ちになれました。
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おじいちゃんの超速口がの通訳ができるという取り柄でのみで世に貢献している浪人生かける。我が道が見つかったら大物になるのかな?家の掃除機も分解してきれいにしてほしい。
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元理科教師で分解修理の名人、二宮光二郎75歳と、大学受験に2回失敗して美術系予備校に通う孫のかける20歳は、二人で一人前の迷コンビ。
時間だけはたっぷりあります。
暇人は世の中になくてはならない助っ人なのです。
シリーズ第2弾は、軌道に乗ったというか、面白さに加速度が付きました!
タイトルには西郷さんの犬、とありますが、銅像の犬だけでなく、元警察犬で使命感の強い老犬や、輝くばかりのゴールデンレトリバー、そして「猫弁」シリーズに登場した獣医さんも出てきてにぎやか。
振り込め詐欺には哀愁漂い(?)、犯人はちょっとお間抜け、元やくざも何となくハートウォーミングで、大山節炸裂です。
光二郎の台詞はとても少ないのですが、まわりを幸せにしてしまうマイペースが可笑しい。
人間は、もちろん老人も浪人も、何かの役にたつ部品であり、この世はたくさんの部品で回っていて、不必要なものなどないのだ。
ちょっと使い勝手が悪くなったら、分解して、磨き上げ、円滑に回るようにすればいい。
だから光二郎は分解修理がやめられない。
最後はまた、まさかの展開でした。
本当にもう、家には戻らないのでしょうか。
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西郷さんの銅像から、愛犬ツンが盗まれた!? 手がかりは残された尻尾と、高級ホテルの石鹼。愉快犯か、それとも政治的意図が……? 前代未聞の盗難事件に、再び〝ふたりで一人の迷探偵〟が大活躍! 分解の天才光二郎(75)×浪人生かける(20)+元麻薬探知犬ジュン(10)が巻き起こす、やきもき、ドキドキ、ハートフルミステリー!
「名前はジュン。優秀で、手柄をいっぱいたてた犬だそうです。眼が弱ってきたので引退することになり、うちに来ました。犬を飼うのは初めてで、こちらはおっかなびっくりでしたが、人慣れした温厚な犬で、気が合いました。朝晩の散歩は楽しかったなあ」
P46より
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2018.5.23 読了
シリーズ2作目!
。。。と言っても、前のだいぶ忘れとる。。。
読みながら 徐々に思い出した。
この作者さんは 時々 心をギュッと掴まれるというか、
ほんわかと あったかくなるというか、
こーゆーところが 好きやわぁ!
続きが気になります。
短編ですが、ちゃんと事件は起こり
なんだかんだで解決するよ!
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2019/4/24
癒される。
夢中になってる人はいいなぁ。
夢中だけど平等で博愛で思慮深い。
決めつけないんだよなぁ、光二郎さん。素敵だなぁ。
あさがおさんも元気になったし、若い彼らにも居場所ができそう。
幸せだわ。
大曲なんとかっていう巨悪の人みたいなのがチラッと出てきたけど、これからどうなるのだろう。
みんな幸せになるとこがみたいね。
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「光二郎、騙される」
孫の為と仕事を抜けて走る。
彼は自分が犯したと言われた罪に大して怒っていたが、そんな彼の為に仕事だけでなく大切な分解作業すらも中断して走り出した彼の想いも少しは気にしてあげてほしかったな。
「光二郎、ひっぱられる」
居なくなってしまったのは。
いくら夜になると人目につかなくなるからといっても運び出すには何かしらの機材が必要だろうし、運び出している間に目撃者が居ないのか等色々気になる事が沢山あるな。
「光二郎、ピザを食う」
彼等が連れて行かれた先は。
帰省本能というのもあるだろうが帰ってもう一度会いたいと思ったからこそ、ゲージから出られた瞬間に目的地を決め走り続けてきたのだろうが人間の方はたまったもんじゃないだろうな…。
「光二郎、ショーへ行く」
老犬と老人はどこまでも。
彼女と彼の体力はどうなっているのか気になるが物忘れが酷くなったのは自分に必要ない情報と認知し、それ以外の重要な話や知識を蓄える為に必要な事でキャパオーバーしているだけな気もしてきたな。
「ひまわりと犬」
全ての事件の繋がりは。
彼等は彼等なりに考えがあり行動したのだろうが、少しの間違いから大きな事件に繋がり解決に至ったが彼等と出会ったからこそ全てが解決したのだろうな。
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Y A感覚&テンポの良さが私の好みにあい、楽しむことができた。
もしも続編とか機会があるのなら、主人公のおじいちゃんと孫のコンビの新しい事件を読むでみたいです。
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個性の暴走、良いですね(^^)
ちょっと変わってる?いやいや、現実もみんな何かしら拘りだったり勘違いだったりを持ち合わせながら過ごしてるよ。ほんと楽しゅうございました。