紙の本
心を鍛えるヒント
2017/09/01 22:43
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強になった点
心の強さを形成する5つの要因
主体性
自律性
自我の防御本能
衝動統制
現実検討能力
なるほどと思ったこと
弱さを受け入れる強さを持とう
理想を持っている人は強い
不完全さを恐れる必要は全くない
心のバリアを取り払って
「これはいいかもしれない」と思うことは新たな経験を生んだ
可能性を拡げてくれる原動力になる
自己肯定感は大切
医者である著者。その分析に説得力がある。
そして、実例を出しながらの説明なので、わかりやすい。
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1961年生まれ川村則行氏の「本当に強い人、強そうで弱い人」2001.4刊行、2017.6文庫化です。私は、強そうで強い人は余り見なくて、弱そうで強い人は随分見てきた気がします(^-^) この種タイプの本は興味はあるのですが、「心」の分野が大きく関与するので結構難しいですよね。面白かったのは「素直」な人は心が強い。素直とは、自分の「アホ」を認めること。そして、「みんな、しょせんアホや」との思いになることだと(^-^) なんとなくわかる気がしましたw。強い・弱いの概念も突き詰めて考えれば、とても難しいですね
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6年前に急に病気になったことがあって、その時、私はストレスに鈍感な人間だったんだ!ということに気づいた。
私の場合、ストレスがメンタル面にこなくて、いきなり体調不良になったりするので、本当に気をつけていないとなーと思う。
これからもストレスと上手につきあって、なるべく健康でいたいところだけど、考えすぎも良くないので、バランスよくいきたい。
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本書は、医学博士である著者によって書かれた。
行動療法に重きを置きながら、様々な事例や例えを織り混ぜながら、リアルに、時にユーモラスに、人はどうすれば強くなれるかを分かりやすく説いている。あらゆる人が、希望を持てる内容になっていると思う。
引き算をすることで、自分を改善するのではなく、足し算をすることで、前向きに、自分を向上させていく、行動療法的な人間としての成長方法には、大いに学びを、そして希望を得た。
人は絶望の淵では、希望がなくては生きていけない。希望に根拠はないが、希望を持てる人は、それだけ強い人。ある程度楽観的な方が体も心も生き生きしてくる。そういったことに気づき、納得した。
また、筆者の提唱する「性アホ説」は、新たな価値観として、心に保管する価値有り。