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図書館に予約してから半年ほどで回って来ました。
各話メモ
『とるとだす』
和薬改会所について説明が特に無かったのでスマホで調べました。
『しんのいみ』
屏風のぞきって若だんなに対して敬語だったっけ。
『ばけねこつき』
屏風のぞきのモノローグ。よく気のつく三枚目キャラ(見た目は二枚目であれ)は好きです。
『長崎屋の主が死んだ』
ちょっと伏線がわかりやすすぎたかも。
〝なかろ〟って若だんなの口調、大人びてきたなぁ。
長崎屋の主、最後語られていないけど、一度亡くなった兄の魂から生まれたと言う話を知っていて、なのかな。
でなきゃ若だんなの方へ恨みが行くとも思えないし。若だんなは助かって生きているわけで。
『ふろうふし』
あれ、あのことどうなった? は最後に長屋で語られるパターンでした。
全体感想
いつものしゃばけでした。作品内での江戸当時のあれこれについて説明が省かれるようになってきましたね。しゃばけも16作目とのことで、時代物読み始めにしゃばけを手に取った読者もこなれてきてるからいちいち説明邪魔くさい! ってことなのかも知れない。
そして、前作と間があくので毎度〝若だんな、何歳だっけ?〟となっている。
口調とかがよく把握できてないのか、あれ、このキャラがこんな喋り方するのか。となりがち。
ストーリーに関してはあまりこれと言った進展はありませんでしたね。いつもの短編集。うーん! 何て言うか、伏線と回収のバランスがしっくりこないものが目立ったかも知れない。
取り敢えず、鳴家かわええです。寛朝さん素敵です。
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しゃばけシリーズも十六作目。
今回は初っ端に長崎屋の主である若旦那の父・藤兵衛が倒れたからさあ大変。若旦那のために良薬を求めて飲んでしまった薬はいったい何種類だったのか。薬効もわからぬまま混ざった薬を飲まされて、意識すらもなくなってしまったのです。
若旦那たちは藤兵衛のために奔走します。蜃気楼の向こうにも行ってしまうし、わけのわからぬ押しかけ縁談に迷惑し、狂骨に命を狙われ、不老不死となる果実を巡っての争いに巻き込まれるし散々です。
でも最後には、やはり一太郎の寝込みとともに目を覚ました父にほっとするのでありました。
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おれの友達。のような妖怪ウォッチを小説にして大人向けにしたかなー?っていう感じ。笑笑
妖怪と事件解決のくだりとかはまさに、ケータくんとウィスパーたちの繰り広げる世界にかなり酷似しておりました。
舞台は江戸なんだけどねぇ。面白いけどそんな感じかな?妖怪好きなんだろうなこの作者。しゃばけもそんな感じだったような。
アニメのような読みやすさなので、読書初心者でも読みやすいのはあるけど、主人公たちの描写がもう一つあってもいいかなー?ってくらいに、簡単な描写なので、たくさん出てくるとこれって誰だっけ?ってなるくらいそれぞれ個性強そうなキャラなのにキャラが確立しきってなくて、頭がこんがらがります。笑笑
これ、なんかの続きなのかな?
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大旦那が身体を壊して若旦那が頑張るお話。珍しく色恋沙汰の話もあったけど全体的にはもう一つという感じ。
中では化け猫憑きが面白かったかなと。
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2018.03.25 → 2018.03.31 fin
発売日を常にチェックして、すぐに書店で買って最新刊を読んでいた「しゃばけ」シリーズ。
初めて新刊発売に気付いてなかったという痛恨のミス!
本棚に知らないタイトルの背表紙があって動揺。
とるとだす
しんのいみ
ばけねこつき
長崎屋の主が死んだ
ふろうふし
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とるとだす、しんのいみ、ばけねこつき、長崎屋の主が死んだ、ふろうふし。若だんなの父藤兵衛が薬の飲みすぎで昏睡、寝込む。
ちょっと不穏なタイトルもありましたが、うまく収まってよかったです。
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父が倒れ、母に頼られたことで、一太郎は気負いながらも、しっかり事件解決をした。
今まで以上に一太郎が大人になったように感じた。
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おとっつぁんが倒れ、若旦那と妖たちが旦那様を目覚めさせるために奔走する巻。若旦那が1人(と鳴家)で行動したり、怨みを抱く怪異に襲われたりハラハラ。だいぶ大人になったなあ若旦那。
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しゃばけシリーズ、16作目。
今作は若だんなのお父さん、長崎屋の主藤兵衛が倒れたところから始まり。藤兵衛の回復を願い、奔走する若だんな。多少寝込んではいても、いつも以上に頑張っており、頼もしさがついてきたなぁと保護者気取りで嬉しくなる。事件の真相の解き明かしとか、意外な人物が出てきたりとか、5話ともきちんとオチがついて面白かった。
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うまく頼るすべ。
「多くを察して欲しいと思ったり、相手に重く寄りかかってしまうと、双方が大変になる。」たしかに、その通り。でも、それが分かるからこそうまく頼れない。しかしそれもまた負担になる。
身につけたいな。うまく頼るすべ。
そのためには頼られた時にこたえられるひとでもありたいよね。
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今回は長崎屋のご主人が薬の飲みすぎで目覚めなくなっちゃうという話からはじまります。蜃気楼の中に入ったり、一寸法師にお願いしたりと、若旦那頑張りました。
長兵衛さんに薬を渡したらしき怪しい薬問屋が最後に絡んでくるのかと思ったらそんなこともなく、知らぬ間に回復してて、そこはなんか肩すかしでした。
でも安定のシリーズで、安心して読めますね。
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しゃばけシリーズ
長崎屋の主が突然意識不明に!
身体の弱い息子、若旦那を心配するあまり
5種もの薬をいっぺんに試したせい。
自分のせいでおとっつあんが倒れたと
若旦那は責任を感じ
なんとか助けるために奔走する
若旦那がいつもに増して頑張った!!
そして狂骨の話
鳴家の頑張りにホロリ
護符も、狂骨も怖かっただろうに・・・
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気づけばもう17刊もでてますかそうですか、
の、16刊め。
だいたい毎年1冊新作が出るのももうルーティンなのかな。
レギュラー出演の妖の細かな説明などはもう出てこないから、ここまで初見殺しでいいんだろうかとおもうけど、多くのファンをつかんでいる作品だから説明不要ってとこなのかもしれないな、気になるひとはさいしょから読んでもらえばいいわけだし。
ひょんなことで長崎屋の主藤兵衛のほうが寝付いてしまう、というのがこの刊のいつもと違う変調部分ではあるけれど、あとはメインキャラのなにか過去が明かされるとか、別れがあるとか、そんなこともなく。
夕方の帯アニメになってほしいようなこのシリーズ、どこまで続くかな、於りんちゃんとの婚礼まではみたいけれど。作家さんもまだお若いし、大長編になることを楽しみにしてます。
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【しゃばけシリーズ16】
今回のシリーズ第16弾は、若だんなではなく、父・籐兵衛が体調を崩し、そのために若だんなが奔走する話。母おたえの藤兵衛を思う気持ちが、いつもの気丈さではなくて、より深刻に感じた。
妖たちが怖がる狂骨の話は、私も読んでて怖くなった。でも最後の鳴家の頑張りに胸がきゅんとした。
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シリーズ16弾の本作に気付かず
17弾を先に読んでいた。
それでも特に支障なかったけど
サブタイトルで数字入れてくれないかな~。
[図書館・初読・1月31日読了]