王道ファンタジー
2017/09/22 18:53
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わった平穏な時代から突如、世界が上書き「世界輪廻」され全ての人間から忘れられた存在のカイと、全種族の特徴を持つ少女のリンネが「世界を取り戻すため」に戦う。世界録とつながるものがちょこちょこ出てきて嬉しかった。伝説の剣「世界座標の鍵」の能力がすごいな。「運命」を斬るとかありない。変形する銃剣って男心を擽るね。悪魔の英雄を最後は武器でなくて体術で打ち倒すのが爽快。世界を改竄した残りの英雄との闘い。世界の謎をどう解き明かしていくのか楽しみ。
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな作家さんの新作。期待を裏切らない安定した面白さでした。今後、主人公たちがどう動いていくのか凄く楽しみです。
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多種族との戦争に人間が勝利して30年後の世界の少年・カイは気がつくと、人間が多種族に敗れて大敗した世界に取り残されます。歴史がそのように作り替えられてしまったためです。作風としては『涼宮ハルヒの消失』、戦闘描写としては『ネギま』が近いと思います。
○最後の戦いにおけるカイの本当の奥の手は意外なものでした。ヒロインの位置付け、立場が独特で、今後、どういった展開を見せてくれるのか非常に楽しみなところです。想像の余地がたぶんにあるので、読者としてその期待を裏切られるのが待ち遠しいです。
●特にどんでん返し系の仕込みはないので、終盤まで行くと最後まで一気に読み進めることになりますが、個人的にはもう少しドラマ性があっても楽しめたかな、と思います。文章は、体言止めが多いです。強調文ですのでテンポよく読み進めると言うよりは、一行ずつゆっくり楽しむ種類のライトノベルが好き、という方に相性がよいかもしれません。
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1巻にして前提がいきなりひっくり返されてしまったこともさることながら、ボスがまさかの……であり、リンネが……という。また、シドが……とグルとかもうてんこ盛りである。大きな風呂敷広げてますが、まあこの作者のことだからことも無く畳んじまうんだろうな。続きが楽しみ。
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人間以外の四種族が強すぎて勝てる見込みが絶望的、というか「ありえない」とさえ思うのだけども。
まあ、かつて英雄が使った剣と正史での知識と道具があるからなんとか勝っていくのだろう。
突然改竄された世界で、主人公と混ざり物のヒロインは世界を正す冒険に出るーーその序章。
謎は深まり、何もわからないけれど、とにかく種族の英雄を倒さなければいけない、と。
ヒロインが人間ではなく、かつ強い。そして主人公にべったり。ヒロインの謎もそのうちわかってくるのだろう。続編は気が向いたら買うかも。今まで読んだ細音啓さんの作品の中で一番よかった。
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ツイッターで流れてきた感想で興味を持ち買ってみた。しかし最後の1ページまでピンと来ることはなかった。残念。