紙の本
絵にひかれて
2022/03/01 12:56
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵にひかれてよんでみました。絵がきれいで、見ていて楽しい魅力的な絵です。が、お話は考えされられます。しかも、今の状況に重なって、響きました。。安心して空を見上げられることの大切さを思います。
紙の本
色使いが
2020/02/14 07:19
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても綺麗で、それだけで楽しめる。小学生の頃、国語の教科書に、空想の世界の物語があって、やはり空に向かって、大きな大木を家に…みたいな話だった。
自分はそれ以来、空想の虜なので、この本も楽しめそう!
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初めて見た“小さい書房”という出版社の絵本です。
町に高い建物が乱立して空が見えなくなったもんで、絵描きさんに壁を空色で塗ってもらった町の話です。
壁も窓もすべて……空色になったけど、そんなのやっぱり本当の空じゃないよね。
小学校と公共は買ってね。
2017/08/09 更新
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失ってみてから分かる大切なもの。
家やビルや服や帽子は作れるけれど、本当の空は作れない。
最後の田舎の風景にホッとする。
空も山も見渡せる、遮るものがない田舎に住みたい。(あ、もう住んでた)
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絵を描くのが大好きだったボク。
周りからどんどん緑が消え、街の家は空を求めて競うように高い家を建て始める。
もっとニヤリとするような展開があるのかと期待していたので、この最後にはガッカリ。
人だったらきっと、このままにはしておかないよね、これって儲かるチャンスでは?などとつい考えてしまうし。
チビズは全く興味がない。
全体に暗いんだよねー。
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中表紙を谷川俊太郎さんが紹介していた。谷川さんは、別なところで、「ぼく」について、こんな風に言っていた。
宇宙がどんなに大きかろうと、世界がどんなに躍動的に動いていようと、地球上でどんなにたくさんの人間がうごめいていようと、その中心には必ず、それらすべての動きを見つめている「僕」がいるのだ。自我の存在は揺るぎなく、いまここに自分が存在しているという自覚こそが、谷川に自身の存在価値を悟らせてくれる大切な感覚のように思う。 「ぼく」という存在
女性ならば「きみ」という存在。
人との関係の中で、学び、関わる、関わらないは、別として、なにか刺激を受けて、揺るぎないものになっていく。この絵本を読み終えると、どうしてもほんとの空を見上げたくなる。 「失ってはじめて、ぼくは気づいた。
はてしない空は
あたりまえにあるわけじゃなかったってことに。
なくしちゃいけないものだった、ってことに。」 こどもたちよりも、ワタシタチ、大人が読みたい。そのままのきみでいい。おかしくて腹立たしくて哀しくて、、、それでも、きっと導かれる。身の丈にあった幸せへと。なにを失っても、手にいれたかった幸せへと。そうすると、ちゃんと生活するには、困らないようになるから不思議。空が観たいよ
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「あたりまえにあるわけじゃなかった・・・なくしちゃいけないものだった、・・・」
素敵なお話ですが、説明文が多かった印象です。
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街に棲む人が多くなっていくにつれ、緑が次々と消えていく。土地がなくなると、空間を奪うように背高のっぽの家が、窮屈に並んで空を覆っていく。見上げても、空が見えなくなった。「このままだと気が変になってしまいそうだ!」「空が見えないと、目覚めが悪くてやる気もでない!」・・・そこでみんなは考えた「そうだ、空を創ろう!」「絵描きに頼んで、街中を奇麗な空の絵で一杯にしたら、少しは気分も晴れるんじゃないかな」・・・擬人化した動物たちの棲む街を舞台に、失われていく自然と文明を見つめた、繊細で華麗な創作絵本です。
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失くしてしまってからほんとうに大切なものが何かを気づかせてくれる絵本。
絵がとても細かく丁寧で、動物たちが出てくるので愛嬌もあって可愛い。
そして、明暗の描写で伝えたいことがよくわかる。
好きなものをたくさんお家に置いておきたいために
どんどんお家が高くなる。
するとだんだんと空が小さくなり、暗くなってしまう。
このままだと、気が変になりそう…
空をつくるために空色で絵を描く。
だけどほんとうの空を見たい…。
はてしない空は あたりまえにあるわけじゃない。
なくしちゃいけないものだった、ってことに気づく。
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息子9歳4ヶ月
息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。
読んだ◯
好反応◯
何度も読む(お気に入り) ◯
「また借りてきて!」◯
その他
絵がとても美しい作品ですが、
人間たちの欲深さについて描かれている、奥深い作品です。
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6歳からおすすめ
シンプルな絵柄に好感。
色使いにどこか寂しがあるのは、作品のテーマと調和している。
大人向け絵本とも思う。
短い時間で読める作品なので、手に取ってほしい。
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失って初めて気づくこと。
失ってはいけないこと。
手遅れになる前に気付かなきゃいけないこと。
そんなことに気付かされる一冊。
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欲を出すことはいい事なんだけど、
出し過ぎはダメ。
失われていく「空」、あるべく日光が無くなる、恐ろしい。
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8歳6ヶ月の娘
5歳6ヶ月の息子に読み聞かせ
たしかに東京に住んでた時は
高いビルだらけで
空の面積が狭かったなあ~
だだっ広いところで
空を眺めるの
最高だよね
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絵本でレビューを初めて書きます。絵があり、話は短くてすぐに読めて子供でも楽しめる絵本…いざ感想を書こうとするとその短いストーリーの中に作者の言いたい事を感じ取り、言葉にしないといけない。これは難しい。。慣れと感性が必要と感じ、今の自分には無理なので思ったままを書きます。
絵かきのサルの小さい頃は緑のキレイな景色が広がっていた。ところが、住民が好き勝手に家を増築するうちに空間の取り合いになった。建物が空を埋め、青空は見えないし陽射しも遮った。見えない青空を絵でかいてごまかそうとした。絵かきのサルは一躍人気になったが、そんなごまかしはすぐにボロが出て絵の青空に激突する鳥。青空をかいてもらえれば何でもありと考える住民…
当たり前にあって、普段その有り難さを忘れてしまいがちなもの。無くなってからどうしようでは遅いので当たり前ではない事を気付く必要があるし、子供にも教えていかないとなと思いました。