投稿元:
レビューを見る
ニューヨークでスポーツカイロプラクターとして活躍する著者による一冊。大切なことが述べられているとは思う。腰痛だとか関節の痛みなどは筋力の低下だとかが原因なことが多いので、その場で痛みを取ったりするだけでなく適切なトレーニングで筋力を強化して痛まない身体を作ることが大事である、と言う内容です。一言で言えば。それを適切に行えれば一番だと言うのは経験的にも頷けます。なかなか難しいけど。販売戦略だろうがタイトルは大げさだし誤解を招くとは思う。あと、筋肉なんかの名前が解剖学的な専門用語でバンバン出てくるけど素人にはよく分からないので読みにくいこととか、あまり具体的でない話とか著者の自慢話的なことが少し多くて、内容の割には無駄に長いのが欠点。あんまり具体的なことを書くと著者が儲からなくなるからかもしれないけど。
投稿元:
レビューを見る
疲れないカラダを作るには、正しい姿勢・・・ではなく、正しい身体の使い方をすること、機能運動性をあげることが大事ということでした。
機能運動性=柔軟性(関節可動域)と安定性(筋肉の強さ)とバランス(動きの協調性)の総合得点で、身体を動かしたいように動かせる能力、をいうとのこと。
本書の真ん中らへんに正しい身体の使い方と、機能運動性をあげるエクササイズが載っているので参考にできます。
目からうろこの話が多かったのですが、本としては若干とっちらかった感があるので★-1にしています。
投稿元:
レビューを見る
体は全て繋がっている。日常何気なく行っている立つ座るといった行動が腰痛などを引き起こしているのかもしれない。立つ姿勢座る姿勢を意識するように気をつける。
いくらジムで筋トレしても、やり方が間違っていたら日常生活でなんの役にも立たない。
著者にはぜひ、もう一歩踏み込んだ内容の本も書いて欲しいと思った。
投稿元:
レビューを見る
カイロプラクターの著者が書かれた日々の体の使い方に関する本です。体の不調を訴えるときに、間違った知識や認識で、間違った対応をしてしまい、それがのちに取り返しのつかない結果を招いてしまう。そうならないために、何に気をつけていかなければならないのか。日々のメンテナンスから、調子の悪いときの考え方まで。具体的に書かれていて勉強になります。日本人は体にお金をかけるという認識が低すぎるということも、読んで感じました。またトレーニングの仕方についても、間違った認識を指摘され、どのような基本的な考え方を持たなければならないのか。気づかされることたくさんありました。
投稿元:
レビューを見る
日本のカイロプラクターとアメリカのカイロプラクターは全く違うものだということがわかります。
知識と経験に裏打ちされた内容は説得力があり、なるほどと思いながら読みました。
健康な身体を目指すには受動的ではなく、能動的に取り組むことの大切さが書かれています。
勉強になりました。
投稿元:
レビューを見る
年をとっても健康で動ける体にするための考え方を説く本。
ざっくりまとめると結論は以下でしょうか。
・診断は医者にしてもらう
・自分の体は自分で責任をもって判断し、メンテナンスする
・腰を曲げて力を入れない
・ストレッチはしない
・スクワットなどの自重筋トレを続ける
著者はアメリカ在住のスポーツカイロプラクターであり、日本の医療に対しては批判的。
本書の冒頭ではいかにアメリカのスポーツカイロプラクターが正統かを力説している。
アメリカのカイロプラクターはドクターであり、レントゲンやMRIなどの診断ができるが、日本ではそうでないので、手術が必要なケースであっても医者に送れないケースがある。
また、日本の医者は診断を下せば、カイロプラクターに送ることはなく、自分で治そうとしてしまうらしい。
なので、著者が勧めていることは、結局現在の日本では実現できないことになる。
アメリカに住んでいて体の調子が悪い人におススメです。
投稿元:
レビューを見る
機能運動性が落ちると身体が衰えたと実感する。
運動はプラスアルファ。バランスのよい食事と十分な睡眠、ストレス減少、タバコを吸わない。適度な飲酒。
筋肉損傷は72時間後に炎症のピークがくる。
陸上マスターズ。105歳で100メートル42秒。
動かないともっと調子が悪くなる。腰痛など。
幾つかのスポーツを楽しむ程度に行うほうが、バランスのよい健康が手に入る。
腹筋はアメリカの軍隊でも行われない。
なんとなく、の運動が一番効率が悪い。
柔軟性をだすのは、伸張性収縮の筋トレによる。
スポーツカイロプラクティック
投稿元:
レビューを見る
2018/09/28:読了
タメになった。ほとんどの場合、急性でない限り、筋肉・関節は痛くても、使わないと、悪くなるばかり。
カラダを使って、筋肉をつけていかないとダメ。椅子スクワットや片足立ちのような運動が良い。筋力トレーニングも必要。
腹筋・背筋は、症状によって悪化する。
投稿元:
レビューを見る
新聞広告と交通広告で気になって図書館で借りた。ニューヨークで開業したカイロプラクターの話。
以下メモ。
●運動前のストレッチはパフォーマンスを上げない。
●ストレッチは筋肉を伸ばすだけで疲労は回復されない。痛みを和らげることもない。ラクになった気がするのは一時的に血行が促進するから。お風呂に入って血流が良くなってもまた元気に働けるわけではないのと同じ。
●前屈や開脚ができるから痛みのリスクが小さいのは誤解。足が短く腕が長い人なら手の指が足のつま先につくのは簡単。
●アメリカでは「狂気」とは同じことを繰り返し行い、違う結果を期待することである、というひょうげんをする。
●診断は整形外科医でも神経内科医でもスポーツカイロプラクターでも一致するはず。しかし治療は自分たちのツールでなんとかしようとする傾向がある。手術が得意な医師のところへ行くと、手術になる可能性は上がる。
●アメリカはオリンピアンを診断するトップはスポーツカイロプラクターで、その下に医者、トレーナー、マッサージ師で組織。
●カイロだから治ったのではなく「痛みにつながった診断が椎間板ヘルニアではなかった」または「椎間板を炒めた原因が機能運動性にあり、それが回復した」
●朝起きると身長が高くなってるのは寝ている間に椎間板は重力を受けないので水分が入って膨らむから。
●初めの診療でレントゲンを無料で撮り、そのレントゲンをもとに「背骨が曲がっているので週に2回通ってもらえれば良くなります。このまま放置すると将来大変なことになりますよ」のいう昔ながらの売り込み営業をするのが一般的なカイロプラクティック現場の現状。
投稿元:
レビューを見る
正しいカラダの使い方で疲れにくいカラダを手に入れることや機能運動性を回復させる、といった内容。
必要以上にストレッチすることは怪我の原因でヨガインストラクターやプロダンサーに故障が多い、と。
ストレッチでパフォーマンスは上がらない論。
投稿元:
レビューを見る
「スタンフォード式疲れない体」と間違って購入した本ですが、ためになることが何一つ書かれていないという点では奇書と呼べるかもしれません。
当たり前のことを長々と説明、しかも自分の宣伝もちゃっかりと・・・っていうより、宣伝が90%です!
さらに、機能運動回復エクササイズは、片足立ちバランス、椅子スクワットって、老人向けの本か?と思わせるほどの頼りなさ。
「世界の最新医学」とは名ばかりに本文中に海外の引用文献をこれでもかというくらい載せてはいますが、真新しい知見は皆無です。
2017年6月の初版で、手元の本が同年9月で既に7刷・・
ご本人が大量に購入されて、NYで配っているのでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
世界の最新医学が証明した 究極の疲れないカラダ
2017/7/6 著:仲野広倫
カラダのキャパシティのことを機能運動性という。
機能運動性を高める運動を日常のちょっとした合間におこなうだけで、究極の疲れないカラダは簡単に手に入る。
年齢とともに疲れやすくなるカラダも、きちんとチューンアップしていけば生涯元気に働く。この本では、そのためにするべきことを独自の理論や経験則ではなく、医学的なエビデンスに基づいて以下の5章により説明している。
① 世界の最新医療が解き明かす疲労の招待
② 日常の動作だけでカラダは疲れてしまう
③ 疲れないカラダを手に入れるたった1つの方法
④ 正しいカラダの使い方&機能運動性回復エクササイズ
⑤ ちょっとヘンな日本人の健康常識
米国政府公認カイロプラクティックドクターである著者。運動前のストレッチはパフォーマンスを上げない等の我々が信じてやまないことの否定からはじまる本書。しかし、それはもちろん思い付きではなく、著者の経験や医学的エビデンスから言われている。
健康やカラダのことを現代においてもわからないことだらけであり、日々研究が進んでいく中で定説が覆され新しいことが取り上げられる。そして私たちはそれを追い求めていき、試し満足するだけかもしれない。どれが正解なのかはわからないが健康へ意識を持つ生活自体は悪くはない。
投稿元:
レビューを見る
夫が図書館で予約していたので私も読んでみました。
疲れないカラダを作るには機能運動性が重要であり、それには関節の可動域を広げ(柔軟性)、筋肉を強く鍛え(安定性)、バランスを取りましょう、という内容の本でした。
具体的にはストレッチやヨガなどの柔軟体操を否定しており、軽い筋トレで機能運動性は高められるそうです。
また、日々の生活時に何気なくしている習慣や癖が体を痛めている可能性についても示唆しており、正しい姿勢についてあらためて教えてもらえたのでこれから意識していこうと思います。
ただし、肝心の運動機能性を高める提案が非常に少ないので、総合的に役立つ本かどうかと問われると・・・微妙でした。残念。
投稿元:
レビューを見る
37歳で四十肩になり、40歳で腰が痛みだし、47歳で腰痛で動けなくなったことから本書を手に取った。
最初から3分の2までは、具体的解決法が書かれていなくて5ページ読むと眠たくなった。
その後は次のようなことが分かったので☆4とする。
・朝の前屈は腰を痛める
・骨は刺激を与えないと強くならない。立つ運動が基本。水泳は骨を弱める
・1万歩歩いても筋力はつかない。スクワットなどの筋トレが老化防止になる
投稿元:
レビューを見る
これで役に立つのは4章のいくつかのエクササイズくらい。それはいいのだが、読んでいて何か楽しくない。相性だと思いたいが、どうなんだろう。