マーケティング必読
2017/10/21 21:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからのマーケティングの形を説明している。消費者の指向か短期で劇的に変わる中、戦略も迅速に変わらなければならず、そのポイントが詳しいと思う。
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3.0が出たのが最近だと思っていたら、もう7年も経っていると。3.0は観念的な感じがしたが、4.0はかなり具体的に書いてあると思う、これからは4Pではなく4C(co-creation, currency, communal activation, conversation)だと言ってみたり、カスタマージャーニーは5A(aware, appeal, ask, act, advocate)だったり。3.0の人間中心のマーケティングが、SNSの普及によりどのように進化しているかを説いている。帯に「最終講義」とか書いてあるが、もっと講義して欲しい。
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「成功する企業やブランドは、ワオの瞬間を偶然に任せたりはしない。ワオを意図的につくり出し、顧客を認知から推奨へ建設的に導いていく。顧客とのインタラクションを、喜びから経験へ、さらにはエンゲージメントへと、創造的に高めていく。あなたのブランドは、そのひとつだといえるだろうか?」
本書の結びのセンテンスであるが、上記の問いに応えるべくヒントが詳しく解説されている。本書で解説された具体的なキーワードとしては、デジタル時代のメガトレンドとしての企業と顧客の関係性の縦から横への変化、デジタル時代のカスタマージャーニー(認知(AWARE)→訴求(APPEAL)→調査(ASK)→行動(ACT)→推奨(ADVOCATE))に即したコミュニケーション、認知から推奨に進ませるOゾーン、顧客エンゲージメントを高める手段としてのモバイルアプリ、ソーシャルCRM、そしてゲーミフィケーション。マーケティングに携わっている方は必読だと思います。
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2017.10.04 はっきりいってあまりおもしろいとは思えなかった。コンテンツマーケティング、オムニチャンネル、ゲーミフィケーションは一般的で、特に新しい視点は見出だせない気がした。
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恐らくベビーなネットユーザーにとって本書は”what’s new”を見出せないのではなかろうか。下手をすると本書に触発されて新しいことを始めようと考える時点でもう「時代遅れ」なのかもと思ってしまう。読んでいてある種の面白さは感じられるけど、個人的には何とも後味が悪く、困惑する一冊だった。
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細かい技本ではなく、マーケティングという観点から現在のデジタルマーケティングをどのように捉えるべきかについてコトラーならではの卓越した見解を述べていてとても勉強になった。
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モバイル時代のマーケティングに関する本。示唆深い。
〈メモ〉
排除から包摂へ
縦から横へ
個人から社会へ
接続性の重要性
ブランドポジショニングは顧客のハートを守るための約束
4pから4cへ 会話、共創、共同活性化、通貨。conversation.currency.cocreation.communal activation
顧客参加、エンゲージメントが重要に
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MARKETING 4.0:
Moving from Traditional to Digital
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19291
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▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/298548
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マーケティング3.5くらいの感じ。
デジタルの世界はもう少し進んでいるような気がする。
そういう意味では現時点でのマーケティングを理解するのにはピッタリ。
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マーケティング3.0, 人間中心のマーケティングというところからのさらなるシフト。
顧客同士がソーシャルにつながる今、
購買が終着ではなくその先の「推奨」までリーチできるかが重要であるというのには納得。
随所でカスタマージャーニーの重要性が説かれ、
オフラインとオンラインが融け合うこれからの時代にどう市場と向き合うべきかが示唆される。
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コトラーアワードジャパンをよなよなエールが受賞。
(審査員は内田先生)
マーケティング4.0の先頭を走り続けるヤッホーブルーイング。
またアドテク10/4,5のイベントにおいても、
GO社長・箕輪マン・井手社長の並び。ヤッホーは時代の先端を行くアドテクを駆使している。
卒業論文にあたり、一読すべき。
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マーケティング4.0
・イノベーションは縦から横のつながりに移っている。
→P&Gは研究開発モデルを「コネクトアンドディベロップメント」に切り替えた
外からアイデアを募り車内の能力を使ってそれを製品化するスキーム
・ファブリーズのブランドエクイティを自社独自の競争優位性として守るのではなく、この商標使用権を新しいカテゴリーの製品に許諾→ファブリーズブランドを謳った香り付き扇風機や掃除機用の消臭パックなどへの展開
→マーケティングコミュニケーションよりもFファクターが信頼される(Friend families Facebook fans twitterfollowers)
・市場はより包摂的になっている。デジタルの世界では欠点を隠したり顧客の苦情を隔離することは事実上不可能
・ブランド推奨の最も有名な測定基準は「ネットプロモータースコア(正味推奨者比率)」プロモーター、パッシブ(中立)、デトラクター(批判者)
・ラバーとハイターが同規模存在しなければブランドに関するカンバセーションは面白みがなく人々を魅了しない
→マック ラバー33% ヘイター29%
→スタバ 30% 23%
→ラバーはデジタル世界の最高のセールス部隊
・ブランドで不変なものは個性と規範
→個性は存在理由
・4Pは4Cに改められるべき
Product →co-creation共創
Price→currency 通貨 顧客ごとに最適な価格設定が可能
Place→communal activation共同活性化
Promotion→conversation カンバセーション
・マーケティング4.0の究極の目標は認定から推奨に進ませること
・購買行動率=市場シェア÷ブランド認知率
・顧客間のカンバセーションは「債務」自発的な広告は「自己資本」最も素晴らしいブランドでさえ債務だけに頼ってはならない
・デジタル時代には人間らしさのあるブランドが最も魅力的になる
・ブランドは威圧的な感じを与えてはいけない。信用できる正直な存在になり、欠点を認め、完璧なブランドのふりをするのはやめよう。(マーケティング3.0)
→4.0デジタル世界で人間であるとはどういうことかと自問する
・人間中心のブランド6つの特性
1.身体的魅力
デザインロゴやタグラインなどのブランドロイヤリティ
2.知性
シェアリングエコノミー ウーバー エアビーアンドビー 顧客から賢いブランドと思われている
3.社交性
カンバセーションを忘れない
4.感情性
ユニリーバ ダブ
5.パーソナビリティ
自らの存在意義 パタゴニアの環境意識
6.道徳性
・YouTube トゥルービュー 5秒が勝負
→スキップしない特性(google調べ)はストーリーと人間の顔となんらかのアニメーションを含んでいること。ブランドロゴは想起は高まるが視聴時間は短くなる
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コミュニティ・マーケティング、コンテンツ・マーケティング、ソーシャル・メディア・マーケティングなどについて色々な講演を聴講したがこの本のエッセンスが素になっているということが良く分かる。現代マーケティングの「教科書」にふさわしい。
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マーケティング勉強の入門として読んだ(他の本も読んでいるけど)。
1.0→2.0→3.0→4.0となっている最後の本を読んだので基礎を固める必要がある。
必ずしもマーケティング4.0としての体系を説明しているわけではなく、3.0までとの違いを述べているので、3.0までの体系は別の本で固めないとな。
コトラーのマーケティング3.0
を読むかいっそ
コトラーのマーケティング・・マネジメント基本編
に行こうか