紙の本
オススメ
2018/08/30 13:11
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投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になったむしろ前作より面白い。
新聞しか読まないらしいあの人の本よりはるかに有益な情報が得られる。
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わかりやすくて、読みやすい。現代の世界についてスッキリとした。池上彰の当たり障りのないモヤモヤとした説明よりも、ハッキリとした説明が気持ち良い。
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中国の膨張や北朝鮮問題。トランプ政権、ロシア。EUの将来像。
中国を取り巻く国際環境が面白い。ロシアも領土を巡って中国を敵国と見なしている。北朝鮮も核問題を巡って、周辺国やアメリカと張り合う。核兵器を持つことのプレゼンスの大きさを考えると、金正恩の不気味さもそうだが、理性的な部分もあるのではと思ってしまう。
国際的にプレゼンスを低下させる日本、どこに向かっていくのかと考えてしまいます。
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昨年(2017)初めに出版されて、秋頃に読み終わった本です。レビューを書く機会を失っていて、読み終わってから時間がかなり経過してしまいましたが、せっかく読んだ本でもありますので、当時気になった点をアップしておきたいと思います。
以下は気になったポイントです。
・イギリスの開拓者たちは、イギリスからの独立戦争をへてアメリカ合衆国を建てたが、アメリカ政府にも従わなかった。自分の身は自分で守るので余計なことをするな、国防・安全保障は政府に任せるが、それ以外は自由にさせてくれ、福祉は不要のかわりに税金をまけろ、自分の身を守るので武器はもたせろ、という考え方を持った(p16)
・南北戦争までは、北部の共和党と南部の民主党であったが、戦争後は南部・中西部に共和党が浸透していった、民主党は移民労働者を支持母体にした(p21)
・ラストベルトとは、ミシガン・オハイオ・ペンシルバニア・ウィスコンシン等の州を指す、製造業中心の1950年代までアメリカの繁栄の中心であった(p25)
・オバマ政権は公的保険制度をつくるのを諦めて、貧困層に補助金を出して民間医療保険に加入させる制度に変えた(p49)
・中国があれだけ経済成長しているのに貧富の差が埋まらないのは、共産党の幹部と外国資本がべったりの関係にあるので(p58)
・イラクはフセイン政権の後に、シーア派・スンナ派・クルド人の内戦になったが、イランはシーア派でペルシア語を話すので、まとまりが良い(p73)
・民主主義が正しいという立場に立てば、オバマがイランと核合意をして関係改善を図ったのは妥当であるが、トランプはイランとの核合意を破棄して、イスラエル寄りの態度をとっている(p77)
・アメリカでは政権が変われば、国家公務員の上層部がごっそり入れ替わる、その数は一万人以上、各省庁の局長級もすべて変わるので国が変わる(p81)
・メキシコがNAFTA締結すればメキシコ経済がダメになるのはある程度予測できていた、拒否できなかった理由はメキシコがアメリカから借金をしていたから(p87)
・EUが28か国に拡大したのは、アメリカドルに対抗するため、ソ連崩壊で東欧の国々が民主化されたので(p107)
・トルコは二度の大戦を通じて、宿敵のイギリス・フランス・ロシアと戦ったドイツは偉い、日本に好感を持っているのも根は同じ(p111)
・ユーロ下落を喜んだのはドイツ経済である、品質の良い工業製品を海外で売れるので(p130)
・イギリスはEUに入っているのでイギリス製品の関税はゼロ、製造業はメリットである、移民も受け入れずユーロも導入しないにもかかわらず、EU統一市場で自由にビジネスできて、いいとこどりをしているとドイツに圧力かけられたので、国民投票した(p135)
・1603年にイングランド王国のエリザベス1世が独身のまま亡くなり跡継ぎがいなくなった時、スコットランド王にイングランド王を兼任してもらった、女王の叔母がスコットランド王室に嫁いでいたので、それ以来同��連合が続いていたが、100年経過したときに合併した(p144)
・アメリカがTPP離脱したので、東アジア地包括的経済連携(RCEP)が脚光を浴びてきた、アセアン10か国に、日本・中国・韓国・インド・オーストラリア・ニュージーランドの合計16か国でFTAを進めるもの(p194)
・2016年の総統選挙では民進党が国民党候補を破った、台湾政治のスタンスは中国からの独立に傾いた(p203)
・朝鮮民族は南北朝鮮以外にも、中国国境の北側にも住んでいる、延辺朝鮮自治区である、中国は彼らの独立を許さない、他の民族自自区もそのようにするので(p222)
2018年9月30日作成
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前作と比べてかなりリアルタイムに近い形で読めたので
とても勉強になりました。
少し安部首相を持ち上げ過ぎている印象も受けますが
こういう本に本人のイデオロギーを全く介入させないというのも
無理があると思うのでそこまで違和感はありません。
今回は世界史に学べというほど世界史が出てこない気がしますが
トランプ大統領のまさかの当選やイギリスのEU離脱、
北朝鮮と中国問題について非常によくまとまっていると思います。
今回は図書館で借りて読みましたが本当はこういう本は
手元に置いて読み直したいと思ってます。
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読みやすく書いてあるし、わかりやすい。だからと言って正しいとは限らないので、それなりに疑って読むべきだろう。前作に比べると、時事評論になってしまって世界史はあまり関係ないような。だから根拠もイマイチ。著者の保守的というか右寄りの思想も反映されているので、その辺は割り引いて読むべきか。
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国際ニュースについて、マスコミ報道の表面だけを追っかけていると、腑に落ちないことが多々発生するが、そのような点を整理するのに役立つと思う。ただ、前作に比べると、ややわかりやすさを優先してるかなって思ってしまうところが多少あったのが、ちょっと残念ではあった。
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ニュースでなぜ?と思っているところがわかりやすく解説されていたので、ざっくり世界情勢というものがわかるようになった
読んでよかった
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日本国内のニュースは政治だろうが経済だろうが、登場する人物や場所になじみがあり、理解も容易だ。が、国際ニュースとなるとそうはいかない。過去をよく知らないトランプ大統領や習近平、金正恩やヨーロッパの移民問題や極右政党などがいきなり登場し、世界をにぎわせる。これらのニュースの表面だけをなぞってわかった気になるより、さらにそのネタを掘り下げれば、そのニュースの価値に気づく。その掘り下げとして世界史から学ぶことが必要だと、著者は説く。
トランプ大統領の行動を理解するためには、アメリカの2大政党や移民問題の歴史を知るべき。イギリスのEU離脱を理解するためには、イギリス連合やEUの歴史を知るべき。北朝鮮を理解するためには、北朝鮮建国や対中国との歴史を知るべき。
なんとなく理解していた気になっていた様々な国際ニュースが、その歴史的背景を知ることでより身近に感じられる。そして、最後に世界史専門家の著者による北方領土返還の予想分析。過去を学ぶことで、将来の予想もできるのだ。
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茂木誠による『ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ』の第二弾。
アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中国についてわかりやすく解説してたので勉強になった。
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この著者の本はすごい読んでいて分かりやすかった!こうゆう本を学生の時に読んでいたらもっと社会に興味もてたのかも!
特にアメリカと北朝鮮のところが分かりやすかった!
この著者の本を他にもみてみようと思った!
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アメリカの共和党と民主党について間違ったイメージを持っていたことに気づいた。
章立てになっていて読みやすい。
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一部内容に間違いが見られた点が残念。どうしても表面的な内容にするとそうなってしまうのは仕方がないか。DS、国際金融に触れられているのは新鮮と言える。
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超大国アメリカ、迷走するEU、そして朝鮮半島・中国・日本を中心とする東アジアと3つの地域について世界史の視点からその背景に迫り、現在の国際情勢について理解を深めることができる一冊です。友人に本書の著者である茂木誠氏のyutubeチャンネルがアフガニスタンの生い立ちについてわかりやすく解説しているということを聞き、その経由で著者にたどり着き、本書を手に取りましたが、平易な表現でわかりやすく世界史の視点から国際情勢について語っていて楽しく一気に読みました。国際情勢・国際ニュースに興味があるけどなかなか背景がわからず理解し難いなぁとモヤモヤされている方にお勧めできる良書です。
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帯裏
なるほど!
そうだったのか!
内向き化する世界がすべてわかる!
Q習近平はなぜ日本に強気に出るの?
Qプーチンはなぜ安倍首相と仲良くするのか?
Qなぜl北朝鮮はミサイル開発をやめない?
Qイギリスの「EU離脱」はなぜ起きた?
Qポピュリズムは、本当に悪なのか?
Qアメリカとロシアは仲良くできる?
Q米中戦争は本当に起こる?
Qなぜイスラエルは紛争を繰り返すのか?
QイランVSサウジアラビア、中東の覇者は?
Q世界中で爆買いが突然止まった理由とは?
Qなぜメキシコではマフィアが暗躍する?
Q「ロシアゲート疑惑」はなぜ起きた?
Q「極右政党」がこれほど支持されるのはなぜ?
Qヨーロッパ経済でドイツ独り勝ち、なぜ?
Qなぜロシアはシリアに関与するのか?
Qトルコが欧米から離れ始めている理由は?
Q「一帯一路」は何をめざしているか?
Q北朝鮮崩壊の「Xデー」はいつか?
Q日本の拉致問題は解決する?