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★4.5(3.52) 2017年9月発行。今月40歳を迎える平松先生による老人の取扱説明書。老人のよくある困った16の行動について、何故そうするのか、周りの人がしがちな間違い、周りの人がすべき正しい行動、自分がこうならないために、自分がこうなったらどうすべきかについて、延べ10万人以上の老人んと接して、かつ国内・海外の最新論文や文献・データを読み漁った著者により分り易く解説。なるほどと思われることが至る所に。身の回りに老人がいる方にはとても役立つ本なので、是非読んで老人に正しく接して欲しいですね。
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認知症が始まった、義母に思い当たる項目が多々あり参考になりました。
また、自分への予防にも参考になりました。
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老人がなぜ扱いにくいか、そしてどのように扱えば良いかの指南書。
具体例を元に解説してるので説得力があった。
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メモ
・聞こえないのは「フリ」ではなくて、ホントに聞こえてない。聞き取りにくい声域もあるし、自分に話しかけられてるのが分からなかったりする。赤信号を渡るのは、信号機が見えにくかったりするのに加えて、信号の変わるスピードは全く老人に優しくない。いずれにせよ、即座に高齢者の人間性と結び付けて批判的な感情を持たないこと。
・味付けが濃くなる(そうか?と言う気もするが)
→亜鉛を取ると味覚に良い
・口臭
→デンタルフロスを使う
→パイナップル、パパイヤ、それにりんごもよい
→口呼吸は加速させる
・家の中で転倒する
→片足立ちできるかチェック。15秒以上でないと危険
→目をつぶってもできるように
・むせやすい
→喉を詰まらせたら、四つん這いにさせて背中を叩く(タッピング)
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平松類 著「老人の取扱説明書」(2017.9)、笑いながら読みました。気をつけてもどうにもならないものもありますが、気をつけたいと思いますw。老人の困った行動: ①都合の悪い事は聞こえないふりをする ②突然、「うるさい!」と怒鳴る。でも、本人たちは大声で話す ③同じ話を何度もする。過去を美化して話すことも多い ④「私なんて、いても邪魔でしょ?」など、ネガティヴな発言ばかりする ⑤せっかくつくってあげた料理に醤油やソースをドボドボとかける ⑥無口で不愛想 ⑦「あれ」「これ」「それ」が異様に多い ⑧信号が赤に変わったのに、ゆっくり歩いている ⑨口がそこそこ臭い ⑩まだ夜じゃないの?というほど早起き など。
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既知のことが多いが、年寄りの困った症状を、その原因から丁寧に説明している。年寄りの行動に対する理解が深まれば、嫌な思いも薄れるだろう。自らも何に備えるべきなのかを想像しやすくなった。さらっと読めた。
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とても勉強になった。老化について、おおよそ知っているつもりだったが、そうでもなく、専門家の知見はありがたい。
老人との会話で、どんなふうに気をつけたらいいかわかったし、これから優しく接することができそう。
補聴器の項目がとくに、役立った。
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誰もがいずれは歳をとって“老人”となる。
だから、老人の存在を否定するものではないが、高齢者の割合が大きくなりすぎた今のこの国で、様々な問題が起こっているのも確かだ。
情報番組で専門家が、老人問題について呼ばれて解説している。
この本の作者も、たびたび呼ばれるようだ。
私たちも興味を持って、メディアからの情報に当たるのだが、時間が経つと忘れがち。
この本には、それが分かりやすくまとめられている。
老人の行動の原因を解説し、どう接したらいいのか提案し、これから老人になる人たちには、どうしたら“困った老人”になるリスクを減らせるか提案している。
身近にある、“老人に優しくない制度(制度?)”をちょっと直したらいいのでは?という提案も。
信号機を見やすくする、渡れる時間をもっと工夫するなど、もしかしたらすぐに出来ることかも知れない。
年老いた親に困っている人たち、年老いたお客の対応に困っている店員さんたちにも、是非一読をお勧めしたい。
ちなみに、完璧に高齢者を扱っているのは、『詐欺師』だそう。
びっくりだ!!
詐欺師に負けてはならない。
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人の事はあまり言えませんが本当に、情けない老人が多くなっているとおもいます。もっと若い人の見本になるような行動をとろうよ。見ていて恥ずかしく、情けなくなる。
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すぐ読める。老人になった時に、普段の物事がどのように感じられるかが非常にわかりやすく書いてある。
・耳鼻科で書類を揃えて補聴器を安く買う、何度かメンテナンスする。
・ネガティブ発言を封じるのは逆効果。庭掃除などリスクの少ない仕事をさせる。
・伴侶に先立たれた高齢者は自殺する可能性が高い。こまめに連絡を。
・塩味は若い人の12倍で同じに感じる。だしで旨味を、一部の料理だけ薄味にしてアクセントを。
・あれ、これ、それは取り繕いの可能性あり。認知症かも。
・日本の信号は高齢者には優しくない。赤が青に変わるのを待ってから渡る。
・高齢者の事故で最も多いのは家の中。照明をケチらない。
コラムの五感の低下も印象的。
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家族も歳をとり、仕事で高齢の方と
接する事もあるので、手に取りました。
老化について知識があれば、お互い
少しでも気持ちよくコミュニケーション
が取れるのではないかな。
子供時代のない人は居ないし、
生きていれば、自分もいつかは老いる。
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ご老人には感じ悪いタイトルだとはおもうけれど、
行く道だ。
戦争の話をしたときはどくだみ茶を飲むとか 笑
反復したり、体を動かして得た記憶は忘れにくいんだって。
何回も同じ話をして嫌われる高齢者が多いから…
同じ話されるの、ほんとうっとおしいー。なんなんだろ、あれ。いなすの苦手だから、毎回聞かされちゃう。
他、(以下メモ)
P36
高齢者の耳は高音域が聞きにくいにもかかわらず、リクルートメント現象といって、一定の音量を越えたとたんに急にうるさく感じてしまうのです
高い音は小さいと聞こえず、大きいと突然耳なりのように痛いほどの音になる
難聴になればなるほどそれがおこる
あとは、現象としてはなるほどーと思うことが多かったけど、その対処法というのがどれも納得するような説得力にはかけていた
と思う らんらんらーん
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面白かったし勉強になった。
自分視点であまり考えられてなかった。
老人と接する時に色々と注意していきたい。
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今まで気づかなかったことが、年齢を重ねるうちに、自分の老いた親の事が、自分の身体にも起きている事に、ここ数年理解してきた。
少し調子が、悪くて、病院へ定期検診と共に、出かけてみて、質問したら、「老化現象でしょう!」と、何事も無く言われるだけで、どう対処しても、年を取るのを止めるわけには、行かない。
先ずは、予防策だけでも・・・・
この本では、16パターンに分けて書かれている。
少しでも、老いを理解して、自分に出来る事を率先しなくては、と、思っている。
高齢のご両親をお持ちの方も、老いては行く道・・・読んでおいて、年よりの事を理解しておいて欲しいと思った。
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『昔はこんなひとじゃなかったのに』
『なんでわかってくれないの』
”よく聞きます"
日本はこれから高齢化が進みます。
知っているだけで心が乱れないこともある。
備えの1つとして、持っておくのもありかと。