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多田も行天も乗り越えるべき山をきちんと乗り越えて、前に進んで、素晴らしいなあ。完結なの寂しい。もっともっとこの世界に浸っていたい。そう思わされた物語。
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登場人物が皆,癖があるけど優しい人たち。多田も行天も落ち着くところに落ち着いたという感じで,とてもほっこりするラストだった。完結篇とは淋しい。
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三浦しをんのまほろ駅前狂騒曲を読みました。
まほろ駅前多田便利軒シリーズの3冊目でした。
便利屋を開業している多田と居候の行天の生活も丸2年になりました。
そんな二人に4歳の女の子三峯はるを預かって欲しいという依頼が舞い込みます。
子供についてトラウマを抱える多田と行天は、しかしはるを預かることにするのでした。
おりしも、まほろ駅前で無農薬野菜を販売するHHFAと裏社会の星の抗争に、実力行使をすることにした岡老人のバスジャックがからんで、まほろ駅前では多田、行天、はるを巻き込んだ大乱闘騒ぎが発生してしまいます。
はるを預かっていく中で、多田と行天も自分の過去と折り合いをつけていきます。
暗い過去を抱えながらもみんな未来に向かって暮らしていくんだ、という力強いメッセージが輝くエンディングでした。
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正しいと感じることをすればいい。
だけど、
正しいと感じる自分が本当に正しいのか
いつも疑うことが大切なんだ。
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狂騒曲の名にふさわしいドタバタだった。(笑)
はるちゃん可愛い。
多田も行天も過去を乗り越える、というか飲み込んで、前に未来に向かえたのが感慨深い。
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まほろ3作の中で一番よかったです。多田と行天の再生のお話なんだな~としみじみ。何でもない場面でも、なぜか涙がぽろっと出たり、やたら笑えたり…多田や特に行天が一人じゃなくなったんだな、誰かと繋がったんだなと思うと、読んでてそんな感じになりました。二人が暗闇から抜け出せて、曽根田のばあちゃん風に長い旅が終わって本当によかったです。岡さんたち老人のバスジャク&デモ、おかしすぎます。頭痛い(笑)文庫特典の短編、ずっと爆笑でした。書きながら思い出し笑いしてしまいます。続きが読みたいと書かれてる方も多いですが、私はここで終わりがいいかな。
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待ちに待ったまほらシリーズ!
多田と行天にまた会えた!
二人のそれぞれの原点!
ハラハラドキドキするも、ほっこり。
幾つかの違った視点の小さな事件がちゃんとつながる手法は素晴らしい!
バスジャックにはスピード感あふれ、マジで爆笑!
まだ続くことを祈ります!出会えてよかった作品(^ ^)
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ああ、やっぱりおもしろかった!
今回も多田便利軒には様々な厄介事が持ち込まれる。はるちゃんとの生活、多田とあさこさんの恋の行方、行天の過去などなど…ドタバタ感半端ないのだけれど、多田の誠意と行天の破天荒さでどんな依頼も結果オーライのハッピーエンド。所々に散りばめられた多田や行天の名言にはいつもほろっとさせられる。
本当にこれで終わっちゃうの?行天のこれからの仕事が気になるので、ぜひ続編を書いてください!
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地道且つ堅実な商いで信頼を得てきた JR八王子線と私鉄箱根急行線(通称ハコキュー)が交差する 諦めと寛容のは精神が無理やり養われた 「わかりやすい理由や関係がないと、誰かと一緒になんか住めないと思うやつは、ある意味では恵まれてるんだ。守りたい世間体も財産もなくて、もう『なんとなく』以外の行動原理が見当たらない。そんな人間がいるなんて、きっと想像したこともないんだから。どうしても説明が必要なら、『双子です』で適当に押し切れって」 ルルとハイシー 姿態したい 嘆息した 敬して遠ざけ すうしゅん数瞬を要した 苦々しげに言った 重々しく告げた 口々にことほ言祝いだ 幟のぼり 多田が勝手に不穏な陰を感受しているだけだ どこまでフリーダムなんだおまえは 母屋おもや 禿頭とくとう 襲いくる徒労感 辞去の挨拶を述べた 重厚に断言した 濡れ縁に並んで腰掛けた 粘菌 静謐な態度をとりながら、着々と我が道を行くところがある。 「ハイブリッド車なみに音のしないブルドーザー」 うまくぎょ御し 意気軒昂な若者 談合 ロビー活動 安価あんか 噛んで含めるが如く教えを諭す 接客の距離感が適切なためだ かきゅう火急の際には はんも繁茂した葉によって 保父ほふ 防具も持たずに本丸に突入した 脅しと哀訴を組み合わせ ヤクザですら一宿一飯の恩義を忘れない かおく家屋の裏手 あんたのとこの労働条件は産業革命時代の炭鉱並みに酷い 慨嘆がいたん 見た人に深い感慨を残さずにはおかない 深謀遠慮 手ぶらで墓参するのが常の多田だが 疑義を呈した 落雁のおばあさん 諦念漂う表情 飛んで火に油を注ぐ行天 上げ膳据え膳 好々爺然とした毎日を送っている 麗しい記憶 偏狭な嫉妬の虫が疼きだす 折り悪しく
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今回も登場人物全員がいきいきと描かれており、大変楽しく読めた。特に今回はこのシリーズの当面最終章とのことなので、多田と行天の未来が少し明るさを感じられた。
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便利屋さんの話。3作目。
変わりなさそうな日々を過ごす2人でも
少しずつ変わっていかないとですね。
苦しみながらも良い関係で続けていけるといいですね。
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多田と行天の日々がまた読めて嬉しい‼︎
傷を抱えてる人たちがちょっとずつ上を向いて行くテーマは変わらず。
行天がはるちゃんを通して救われていく場面がグッときました。
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舞台となっている街並みを思い描きながら読了。
登場人物が暮らしているのを想像しながらまた散策して見たいと思う。
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恋愛部分はおいといて、終始テンポ良く笑わせてもらえる作品です。行天カッコいい!何気に星さん達もいい感じで絡んでくれました。
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全体的な空気感がすごく好きな作品。それぞれのキャラクターがいきいきと描かれているのが素晴らしい。シリーズ完結が残念。