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姉に薦められ、手に取った一冊。
大人な恋愛小説。印象はこうでした。
現実にありそうというわけではないけれど、
どこか物凄くリアルで、どんどん引き込まれました。
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本屋で何度も見て、買うのを決めた本です。
文字が細かかったので、買うのをためらっていたのですが、
凄くよかったです。
ナラタージュを読んでから、国語の成績が上がっちゃいましたw
でも、しばらく読まなかったら
また、下がっちゃったんですけど(笑)
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恋愛小説として良かった良くなかったは別にして。
いろいろと考えました。
考え出したら涙が溢れてきました。
小説のことよりも、自分の恋愛について、考えてました。
小野くんが良かったです。
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小野くんがこわい。
どこまでが計算なのかわからなくなる。
彼のほんとうの姿がわからない。
泉と小野くんの恋愛のかたちに、感情移入してしまいました。
2回目にやっと、この小説のよさがわかりました。
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ものすごく、ものすごく、切なかった・・・。
読み終わった後の余韻がすごくて、
もう、何度も泉と先生が浮かんで、
なんともいえない切なさが
しばらくの間こみ上げてました。
あまり期待してなかったし恋愛小説は苦手で
なかなか読む気にならなかったけど
2〜3ページ読んでみたら
小説の世界観に引き込まれて、
本当におもしろかったです。
あそこまで人を本気で愛せたら素敵。
泉も葉山先生も魅力的でした。
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書評で大絶賛されていたので、思わず買って読んだ。中盤、緩いのが少し残念。
甘酸っぱいお話。
交錯しっぱなしの感情が、甘い甘い甘い。もどかしい。
泉の、ゼロに戻りたいという気持ちにちょっと共感した。全てにおいてそんな上手くはいきっこないんだけどね。
はぁー実感がないまま年を取ってくのが怖い。
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泉は恋をしていたのか。多感な頃に救われたことが、彼女の感傷にひどく影響しているように思う。
心理描写が的確かつ丁寧で、ひきこまれます。最後の場面が印象的。
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素直でいることはとてもずるい。
泉も先生も、似てるからこそ惹かれたんでしょうねと。
セックスは、恋人との仲直りに使えたとしても
何かを満たしたり、意味をつけるにどうも・・・って思う訳なんだけれど。
でもやつらは・・というか島本理生の思う世代は行き着くとこはセックス!ってなもんでしちゃうんだよな。
20歳前後だったらそんなものかと思う反面、いや、でも先生アンタもか。
終わりは内容の割りにぬるい気がしてなんとなく気持ちが悪い。
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先生と生徒の恋ってあんまり好きじゃなかったりする。
変にどろどろしてて、変に勘違いして、変にべたべたするっていうのが嫌。
別にそれが好きな人もいるし、それはそれで良いとも思うのですが、やっぱり好きではない。
でも、この作品は好き。
読んだ後にふーっと一息吐きたくなるような、ほっとするような、でも物足りないような。
恋愛小説では『百回泣いた』が一番好きかな、なんて思っていたりしたけど、これも捨てたもんじゃない。
一回読んだら、忘れちゃうかもしれないけれど、読む価値はあると思います。
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う〜ん。。
まず、女の子に感情移入できなかった。
先生のことを「あなた」って呼ぶのが寒い。
「あなたのために死にます!」みたいなものを、
自虐的でなく書いてるところが痛い。
志緒の不思議な感じや、柚子の悲しさは嫌いではない。
しかし柚子が死んだあとの主人公2人の会話は酷すぎる、
犯人に対する拷問の話をする。ひどく饒舌に。どんな神経なんだろう。
こんな会話を、大切な人が死んだ後にするのは、
私にとってはリアルじゃない。
どんな顔をして2人がしゃべってるのか想像もできない。
この二人は悲しいふりをしているのだろうか。。と疑ってしまう。
上記の会話からもそれが見て取れる。
私は主人公の2人をピュアだなんて思えなかった。
卑小で利己的だと思った。
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(出版社 / 著者からの内容紹介)
壊れるまでに張りつめた気持ち。そらすこともできない二十歳の恋
大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を思い出す。今、最も注目を集めている野間文芸新人賞作家・初の書き下ろし長編。
【感想】燃え上がる様な激しい恋愛ではないけれど、ジリジリ、ジワジワと心が締め付けられる様な恋愛小説。こんな恋愛を経験してる人結構いるんじゃないかな?共感できる分、スパイスは効いてないので印象深いわけじゃないけれど何となく心に残ってる作品です。
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期待が大きすぎました。。。
この作品、云々というよりも、本を読む前の自分のテンションというか、気持に問題があったのかもしれません。
最高の恋愛小説!!
というよなPOPのイメージがあり、文庫になるのを楽しみに待って、やっと、や〜っと!!
と思って、買って、読んでみたら
『アレ?』
っと思っちゃいました。もっと、大きな山場があると思った。
でも、過度な期待しないで読むと、穏やかでいいかもしれません。
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最後の方号泣してすんごく胸が締め付けられた。
愛とか恋とかまだよくわかんないけれど、
付き合うだけが恋愛じゃない。それ以上に深い。
内容ゆえになかなか人には勧められないけど
教師と生徒。切なすぎる。
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共感はできないまでも、
その切なさは痛いほど共有できた。
過去の恋を忘れる必要なんてないのだ。
いつでもナラタージュ(回想)すればいいだけ。
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「きっと、子供だったから愛とは違うとかじゃなくて
子供だったから、愛してるってことに気付かなかったんだよ」
だいすきです。
何回も何回も読み返してしまいます。
何回読んでも何回読んでも、たまりません。
もうね、せつない。
登場人物、言葉、空気感とかこの小説が醸し出すものすべてがせつない。
物語全体に漂う切なさがたまりません。
最後の10数ページは涙溢れすぎて、自分でも戸惑いました。
最後の場面ではなんともいえない気持ちになります。いろんな意味で
青い炎みたい。
静かなんだけど、熱い。そんなかんじ。
与えるだけでいい何も欲しくないって、見返りも求めないって。
究極の愛情のかたちなのかもなぁって思いました。
泉から葉山先生。きっと葉山先生から泉も。
これは、婚約者のあの男性にも通じるものだなぁ。
泉と葉山先生のことばかりにここでは触れていますが、登場人物全員素敵な方です。
みんなひとりひとり、とても素敵な方。
そして、婚約者の男性はすごく懐の深いおおらかな人だなあ、と。
これから先も、お互いの存在を心の中に据えて
痛みと切なさと幸せと、様々な感情と記憶を抱えて
これからも泉と葉山先生は生きていくんだとおもいました。
何かが擦り切れそうに、裂けてしまいそうに痛いときもあるんだろうけど、
その存在を感じることが、思い出すことが、ふたりの静かな幸せにつながるんじゃないかなぁって思います。