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読み始めると止まらないのは相変わらず。
通勤中にあっという間に読了。
ちょっと話に無理があるような気もするけど、浪矢さんが一つ一つの手紙への返事を生きがいにして後世を生きている姿には、胸を打たれるものがあった。
人生で行き詰って、背中を押してもらいたい時って誰しも必ずあって、そんな時にもし自分の近くにこんな雑貨店があったら、自分も手紙を入れてしまうかもしれないって思った。
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★あらすじ
コソドロ3人組が隠れたのは、元雑貨店の廃墟。その建物では元々「ナミヤ雑貨店」といい、30年以上も昔、店名にひっかけて店主が悩み相談室のようなことをやっていたことがある。
3人組が潜む深夜、悩み相談室の投稿に使われていたポストに、1通の手紙が入れられる。
★感想
連作短編集。本の最後に全体の構造が見えるタイプ。
東野さんには珍しい(?)ハートフル人情ファンタジー。
なんか宮部さん的なネタとプロットだー、とか思っちゃったけど、心温まった。
ナミヤの、相談を受けてたご店主がもうホントにいい人でねー。
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東野圭吾作品ではめずらしいファンタジー。連作短編集で ナミや雑貨店とその関係者の往復書簡での話。時空超えた 心温まる話にとても感動しました。
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今までになかった作風で正直もやもやしています。
モスクワオリンピックのボイコット、ビートルズの解散、、、
“その時代”を知っていたら懐かしさと感動があったかもしれないけれど
それをあまり感じられず残念でした。
短編に張られた伏線が一本の線に繋がるパターンは伊坂幸太郎みたい。
でも登場人物たちに感情移入できなくて、繋がったときの感激はちょっと薄かったです。
東野さんのファンタジーは苦手なのかも…
それぞれのストーリーはおもしろくて、ナミヤ雑貨店の出す回答が
相談者と同じように毎回楽しみでした。
こんな風に悩みを聞いてくれるお店があったらすてきだなぁ。
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久々に、ミステリー以外の東野圭吾を読んだけれど、とても良かった。
こども達のたわいの無い相談からはじまった、ナミヤ雑貨店のナヤミ相談。だんだん大人の悩みが投函されるようになり、それに答える店主のおじいさんとさらに未来がつながる奇跡のお話。
正直、読み始めは「生協の白石さん」と、よくありそうな時空を越えた手紙のやりとりが混ざった感じ・・・?と少し期待薄だったものの、あれよあれよと引き込まれてところどころじんわり泣ける良い本でした。
ナミヤ雑貨店の丸光園のつながりまで組み込まれているとは思わなかったし。
最後の、白紙の手紙に対する店主からの返信がステキでした。
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さすが東野圭吾。ミステリーではなかったけど、話がよくできていて、どこがどうつながっているか、後から何回も前のページをめくった。
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ナミヤ雑貨店のナヤミ相談。東野ミステリーが好きな自分にとっては、半信半疑の読み始めだった。いつものような殺人や犯罪性はほぼ皆無(あることにはあるが、話の軸ではない)だった。
それでも読み進めるうちにどんどん引き込まれる内容、そして繋がる点と点。東野作品にまた感心させられた。
カテゴリをミステリーにしなかった理由でもあるが、作品中に謎はほとんどない。話の中心は、困った人の悩み相談と解決までのプロセス。これが全て繋がった時に、"なるほどなぁ~"と感嘆する。
現実味のある話ではない、が、おもしろい東野作品を読みたい人にはオススメしたい。
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内容(「BOOK」データベースより)
夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。
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久しぶりの短編、しかも珍しくミステリではない。
意表を突かれた。
何か犯罪をしでかしたらしい3人組が忍び込んだ廃屋が、タイトルの『ナミヤ雑貨店』。
30年以上前に店をたたんだ雑貨店では、かつて店主の「悩み相談」が行われていた。
最初はお店の一言カードのような他愛のないやり取りだったが、
やがて夜、店のシャッターの郵便受けから手紙を入れると、翌朝牛乳入れに返事が入っているという形で店主と相談者とのやり取りが行われるようになる。
奇跡とタイトルに示されているように、ある夜起きた奇跡のような話。
3人が店に潜んでいると、突然悩み相談の手紙が現れる。
気まぐれに返事を書いてみたら、すぐに相談者からまた手紙が来た。
店の内と外で33年の時間の隔たりがあり、
相談の手紙は33年前から届けられたことに気づいて、3人は寄せられた相談に返事を書き始める。
相談者を変えて、3人が答える話が続くのかと思えば、5話は全て構成が異なり、
「郵便受けに悩みを書いた手紙を入れれば、答えが返ってくる」という図式をベースとしていろいろな角度から悩みを抱え、決断して前に進む人たちを描いている。
そして全ての登場人物たちが綺麗にリンクしていて、もう短編なのに一気に読むしかないだろうという面白さ。
久しぶりに期待以上の東野圭吾作品。
展開はベタ。
こんなにうまくいくかよ~、と思うところもあるけれど、
そんな奇跡もまたいいか、と感じてしまう、人の優しさと未来への希望を信じたくなるお話。
それにここでこうくるんだ!というどんでん返しもあり。
人生って悪くないかもしれないと思わされる、じんわり泣ける、読んでよかったなと思う本です。
http://www.horizon-t.net/?p=985
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一気に読まないとせっかくのエピソード同士のつながりが分かんなくなります。なるべく一気に読みましょう。
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いやあ、すごいです。
改めて東野圭吾すごいです。
久々に一気読み。
あらすじはというとこれがうまく説明できません。人の悩みに真摯に向き合うということをテーマにした話なんだけど・・・。5話の短編でそれぞれが違う話だけれども関連があってそれがまた話に深みを加えている。うまく説明できないけど、心が温かくなって前向きに生きて行こうという気にさせてくれます。
それと最後はうまいなとうならされました。ここでこう来たかと。
とにかくオススメです。
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時空を越えてやりとりされる悩み事相談の手紙。ちょっと不思議なファンタジーのような内容。既読の東野さんの作品にはない分野ですが、すらすらと読め面白かったです。
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すごくおもしろい!話が進むにつれてどんどん引き込まれて、最後は一気に読んでしまった。年をとるにつれてなんだか冴えない私に最後の文章がじんわりときて、私の目もきらきらと輝いた。
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相変わらずの東野圭吾の安定感というか、すっきり読めた。
こんな雑貨店が存在すれば是非、力になってもらいたい。
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いやーーーーーー、おもしろかった。
はじめは不作かと思ったけど、いやいやいや、後半からは途中でやめられなかったーーー。
にほんでるまえにジュンク堂でポスターみて、読みたいなーって思ってた本。やっと読めた。
東野さん特有のロジカルなつくりが驚きの連続で、ミステリじゃないのにそんな空気があって。どことなくレトロなのとあいまって、とてもよかった。