紙の本
キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)
2019/05/22 15:22
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投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る
何このニヤニヤ感(笑)。
主人公の友達、可愛すぎるでしょ。面倒くさくもあるけど(笑)。
とんでもない過去を持って引きこもりになった超金持ちかつ天才の友達と冴えないけど友達思いな2人の男子大学生(?)のなんともニヤニヤな友情ストーリー。
青春だね~。
現代語な感じで終始進むから、読みやすいです。
男子の方が、こういうとこ、なんていうかつるみきるというかうさぎちゃんというかべったりなとこあるよねーって、ふと思う作品でした。
紙の本
チャップリンは偉大
2017/12/03 23:20
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ主役級の方々のキャラクター性に慣れない、
というか合わないのだけれど、
「映画」と「ストーリー」のバランスは1巻より断然こっち派。
今回は「ライムライト」(だけではないけれど)
「独裁者」はほかの媒体でもよく取り上げられるから知っていたけれど、
「ライムライト」については題くらいで中身はまったくだった。
チャップリンの話題が尽きるまでは、
このシリーズ続いてほしい。
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ブロマンス好きなら読んで損のない一冊だと思います。
映画知識がなくてもペラペラ探偵役が解説してくれて安心。ミステリー部分もオチも綺麗にまとまっていて面白かったです。
好きなお話でした。
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【日常は映画より奇なり。謎解きの名画座が今宵も幕を開ける――】
火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。
夏休みが終わり、大学に赴いた奈緒崎は同級生にかけられた『スタンド・バイ・ミー』窃盗容疑を晴らすため、さっそく嗄井戸のもとへ向かうが――。
実力派女優の家に残されたピンク色の足跡の謎、中古ビデオ屋の査定リストに潜む秘密……相変わらず部屋から一歩も出ずに、圧倒的な映画知識で不可解な事件を解決してみせる嗄井戸。その中には彼自身の過去が隠されていて――?!
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奈緒崎くんって面倒見の良いお人好しなんだなあ。高畑教授も実はそれが分かっていて、嗄井戸を引っ張り出す役目を与えたのかも、とさえ思えてくる。嗄井戸の生活も奈緒崎のおかげで結構ワイワイ楽しそうだ。…と、油断してたら、何だこのラストのスプラッターさは!怖いぞ~~!どうなる?
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映画を題材にしたアームチェア・ディテクティブものの続編。今回の映画作品は「スタンド・バイ・ミー」「アーティスト」「バグダッド・カフェ」。
謎解きとそれにまつわる人間ドラマも良いのだが、やはりこの小説を読むと、そこで扱われている映画の方を見たくなる。その意味で、探偵役を通じて紡がれる著者の映画愛を強く感じる。
人間関係の変化や、続刊を思わせる引きなどもあり、もう少しこの世界に付き合っていきたい。
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スカイエマさんのイラストが絶妙。吹き替えとかディレクターズカットとかいろいろバリエーションがあるからマニアは集めるの大変だ…。謎は前作よりソフトになって一安心と思いきやまさかのラストだった。怖い。
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【収録作品】再演奇縁のオーバーラップ-スタンド・バイ・ミー/自縄自縛のパステルステップ-アーティスト-/ 正誤判定のトレジャーハント-バグダッド・カフェ-
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前作よりもなんとなくアッサリしてる気がしました。事件も人間関係も。
ただ最後は気になる終わり方だったので続きも読みたいです。
次の巻で最後かぁ…
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火事のおかげで家財道具がなくとも、2階に行けば
やつがいる。
リュックに詰めてうろうろしていた友人。
ピンク色の足跡。
お使い先での、思わぬ再会。
最初の話は、ものすごく主人公の疑わない心、に
賞賛したいものがあります。
本人が言っているから、ですべてが通るなら
大概の犯罪はありません…。
いや、友情に熱い、ともいえるかも?
ピンクの足跡も、見てる分には可愛いです。
が、まさかの落ち…というか、まさかの現実。
これは確かに言いづらい。
けれど世の中、言わないと通じない事で
9割ができています。
驚きの、あの時の友人との再会。
1巻での単語が、ちょっとだけ出てきています。
しかし契約書の文言があるにもかかわらず
文句を言っている客って、営業妨害では?
しかし前回もそうでしたが、映画の知識がないと
分からない事が多々、でした。
特に最初…そんな事、知りません。
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前作よりも読みやすい、というよりも、面白く読めたように思う。前作はキャラクターを作るために文章全体が、いわゆる尖がったような感じだったのが、そこが落ち着いたかな、という感じを受けました。映画とミステリーの関係もうまくいっているように思います。
結末のスプラッターが前作からの継続なのでしょう。次作も読む予定です。どのように収めるのでしょうか。
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筆者あとがきの「役割を委託される奈緒崎と友人として協力する嗄井戸が揃うと探偵になります」という言葉がなんとなく好きだ。探偵と助手ではなく、二人合わせて探偵なんだな。
前作では何かと物騒な事件が多かったので、今回の3本は「不思議な出来事」くらいのエピソードが多くて穏やかに楽しかった。(そう思ってたから余計にラストでゾッとしたわけだけども)
お人好しで物事をいい方向に考えがちな奈緒崎は、そう上手くはいかない何かを抱える人にとっては時に残酷に見えるかもしれないけれど、その無責任な明るさが何かを救えることもあるのだと思う。
嗄井戸と束ちゃんだけでは友好的ながら停滞していただろう関係が、全くタイプの違う奈緒崎を加えることによって回り出したのが面白いし、バランスのいいトリオだ。
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カレイドミステリーの第二弾。
今回も嗄井戸君の部屋からの推理が冴え渡る。
それに振り回されながらも最終的には自らの意志で事件に関わっていく奈緒崎君が何とも愛くるしい。
とても気になる終わり方をしていたので、続刊が気になる。
嗚呼…クリフハンガー…
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ダメ大学生奈緒崎の周りで起こる事件を引きこもり映画オタクの嗄井戸が映画知識を活かして解決する2作目。大家にDVDを盗んだ疑惑をかけられた同級生の真相「スタンド・バイ・ミー」束ちゃんと観劇に行った主演女優宅に付けられたピンクの足跡の謎「アーティスト」査定価格に絡む遺産の行方「バグダッド・カフェ」それぞれの真実のほろ苦さとそれでも光を感じる閉じ方はしみじみする。謎の閉じ方は最初が好み。ツンデレな嗄井戸の不安定さが奈緒崎との関わりでだんだん回復していてこの仲良しさんめ!と思っていたら最後に彼の事件に関する飛び道具が。次巻は真相に迫るのか。
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一冊目より登場人物の魅力が深まったり犯人?達が納得出来る理由があり人としての魅力があるのが良かった。