カレーライスのあたたかさが伝わる
2021/09/30 21:39
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投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
人それぞれの背景には、人生の大きな支えになるものや、宝物になるものがあったりする中で、男にとってのカレーライスはそれだったのかなと考えさせられるお話でした。
ほんとうのしあわせとは何か、巻末の絵では、老夫婦との団欒でにこやかにお喋りしているのか、これまでの生き筋を笑って談笑しているのか、私には男の本当に嬉しそうな笑顔が見れたことがあたたかくかんじました。
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投稿者:まるはなあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧しい男が一生懸命働いて王様のような生活ができるようになっても食べたかったもの、食べたくて仕方なかったのに食べられなかったものは、誰の心の中にもきっとある愛情いっぱいのお袋の味・心のこもったあたたかい家庭料理だったのではないかと感じました。
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貧しい男が一生懸命働いて王様のような生活ができるようになっても食べたかったもの、食べたくて仕方なかったのに食べられなかったものは、誰の心の中にもきっとある愛情いっぱいのお袋の味・心のこもったあたたかい家庭料理だったのではないかと感じました。
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一生懸命働いてお金持ちになってもあの時のカレーライスが食べたいと思いお金を使い果たす。
貧乏になって、あの時のカレーライスが食べられる!
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タイトルを見て、擬人化されたカレーライスがお礼を言いに来る話かと思ったが、全く違う話だった。
まるで王様と言われている経済力も権力も持った男が、貧乏なときに食べたあのときのカレーを探す話。読み聞かせに読もうと思う。
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5歳5ヶ月の息子と一緒に読みました。
難しいかなぁと思いましたが、「面白かった!」と言っていたので一安心。
一人でいると寂しいと言って、いつも誰かと一緒にいたがる息子だけに、最後の笑顔で団らんしている様子を見て、ホッとしたようです。
https://www.ehonlog.com/books/180
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子どもたちにも、私たちにも身近に楽しめる題材。道徳的な面もあるかな。思慮深いかと言われれば、疑問だけどね。
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貧乏時代に食べたカレーライスを懐かしみ、今ある財を投げやってそのカレーライスを再現しようとするが…
空腹が1番のごちそう。
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「おかねがなかったけどお金持ちになってまたびんぼうになったのが可哀想だった。がけから落ちたけどおじいちゃんおばあちゃんが助けたのがよかった。さいご仲良しになってカレー食べてたのが良かった。」
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思い出のカレーライスを食べるために
お金で解決しようとしたお金持ちの話
貧乏だった彼は
今では町一番のお金持ちとなり
お金で買えるものは全て経験した。
しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり
多額のお金を投じて食べようとした。
だけどどんなに良い食材やシェフを使っても
再現出来たものが無く
ついには人や財産も全て無くしてしまった。
路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。
目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが
食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。
実はそのカレーライスそのものが
その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。
たぶん、どのカレーライスも美味しかったはずだったし、男の努力も間違いでは無かったと思う。
だけど、再度貧乏だった自分に戻ることで
食べ物に対する価値が変わったんじゃないかな。
お金で満足した人生は、恩恵を感じにくくなるものだけど
お金が無いからこそ得られる恩恵は、この上なく贅沢に感じることができる。
本質として学んだことは
お金持ちこそが成功じゃないんだよ
お金で買えない「価値があるもの」もあるんだよ
ということでした。
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「おいしい」と感じることが、何によってもたらされるのか。みんな本当はよく知っているはずですよね。でも、忘れてしまいやすいのです。そう、昔から言われているとおり、「空腹」と「感謝」。「いただきます」って、いい言葉ですね。
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〝男はとても貧乏でした。姿は、まるで怪物のようでしたが、とにかく働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。欲しいもの何でも手に入るようになったとき、男は呟きました「ああ、あのときのカレーライスが食べたい!」貧しかったときにご馳走になったカレーのことでした...男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき...周りのことはほっぽりだして...気がついたときには、また独りぼっちの貧乏人生活に戻っていたのでした・・・〟王様と呼ばれた男の人生訓話です。