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紙の本
鶏、雀、鶉に雉。
2018/02/11 11:35
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で昔から親しまれてきた生き物を紹介するシリーズ。この巻は鳥である。
生態の紹介や写真だけでなく掛け軸や屏風の名画なども豊富に取り入れてあり、面白い紹介の仕方だと思う。
ニワトリやスズメ、カラスなど今でも身近なもの。ウズラが武士の趣味の一つであったことなど興味深い話も多かった。
キジ・ヤマドリについては、日本国内にも地域差があったという。主に地上を歩く鳥なのでそういうことが起きたのだろうか。「狩猟のための放鳥」などで地域差が減ってしまったという話はアユなどの河川ごとの差が減ってしまったことなどと共通する問題(是非は別として)思い起こさせる。
最後の方にはダチョウやシチメンチョウなども取り上げられ、生活様式とともに興味の対象も広がっていったことを感じさせる。このあたりは動物園に長年勤務していた著者ならではの目線かもしれない。
個人的には日本の古歌などに登場する鳥などをもっと取り上げてほしかったようなところはあるが、この分量の本では仕方ないのかもしれない。
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