紙の本
長く続けど、やはり読み続けたいシリーズです。
2021/02/02 14:14
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
IWGPの13作目ももちろん、直近の社会の現実を反映したエピソードで綴られている。虐待にネットの炎上。薬物中毒、スピリチャル系のトラブル、そして表題は、偽造カードよる大型の詐欺事件。今どきの犯罪や社会問題に切り込むマコトの存在は、読者にとっても救い。いずれのトラブルにも切ない人間ドラマがある。
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【現代の闇を描出する四話を収録したシリーズ最新作】別れた妻と暮らす息子の虐待を知った宅配ドライバー。母親が悪い男にハマった女子中学生……。マコトは彼らを救うことができるのか。
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大いなるマンネリ。
であるが、それがいいのであろうな。
今巻は解りやすく勧善懲悪な解決が多かったが、このシリーズ、時々それじゃ割り切れない作品が挟まれて、それで改めてシュツとする。
覚醒剤の話が好きかな。
あっ、マコトとタカシと、ついでにサルくんはあいかわらずかっこかわいいよ(はあと)
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IWGP20周年ようですね。タカシとマコトは相変わらず、素敵でした。マコトのクラシック音楽鑑賞と読書っぷり(それを反映した語り口)、そして、今の社会問題、さっと読めるシリーズ、続けてくだされ。
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IWGPはやっぱ面白い!!
そして、何より勉強になる。
事実ネタって、
テレビやネットニュース、SNSで流れてくるけど、
たくさん取材して得た情報を精錬して研磨した物が『本』であると僕は思ってて、
そう考えると、
『池袋ウエストゲートパークIII〜骨音』以降のIWGPシリーズは、
社会勉強に持って来いの教材だと思う。
今回もマコトから色んな考え方と名言を貰いました♪
ブクロ最高!!
(๑¯◡¯๑)
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池袋ウエストゲートパークⅧ
裏切りのホワイトカード
石田衣良さん。
大好きな
池袋ウエストゲートパークシリーズ。
安定の面白さ
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IWGP20周年とか。すごいな!
タカシとマコトは相変わらず素敵♡
安定感が心地良いシリーズ。
どこまでも続いて欲しいなー♪
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IWGPシリーズ13弾。
滝野川炎上ドライバー DVをテーマ。
上池袋ドラッグマザー ドラッグに引っかかったシングルマザー。
東池袋スピリチュアル 霊能者とゼロワンの話。
裏切りのホワイトカード カード詐欺の話。
その時代に合わせて事件を描くのは作者ならでは、さすがです。
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ネットの晒し上げ、クスリにはまる大人たち、眉唾の心霊サイト、大規模偽造カード詐欺…。情報の海に溺れる仲間をマコトが救う! 現代の闇を描出する全4話を収録。
いつも通り、いま社会で起きている問題を救い上げて物語を作る石田衣良の才能には恐れ入る。タカシ、サル、ゼロワンといったおなじみの面々が登場する本作も、相変わらずマンガ的とはいえ、十分楽しめた。
(B)
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久々のIWGPシリーズ。そこはかとなく文章がカッコつけだなと思い、そこが鼻につかなくはないんだけど、キャラを昔のドラマのイメージで読んでるのでそこまでは気にならない。マコトの生き方、結構好き。葉加瀬太郎とか聞かないのかな。メジャー過ぎ?
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やっぱりこのシリーズは好きだな。
雰囲気が好きなので、物語が面白いとかそういうのは自分の中では超越してしまった。
時事関連のネタを毎回取り入れていて面白くもあるけれど。
今回も春夏秋冬1話ずつ。毎回クラシックが聴きたくなるよ。
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マコトとタカシ今も池袋でかんばって生きてるな、という感想しかないけど、でもこのシリーズはずっと読まずにはいれないのは間違いない。シリーズもので続いているのはこれだけになってしまった。
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IWGPシリーズ第13作目。20周年。長い時を駆け抜けている池袋ウエストゲートパーク。マコトは相変わらず【モテナイ果物屋】。キングは相変わらずカッコイイ。時代背景はしっかりと変化していて、スマホありネットあり、虐待、ドラッグ、スピリチュアルの物語。マコトもキングもそれなりに年をとっているのだろうけど、いつもマコトもキングも若いイメージ。マコトの語り口調が小気味いい。スラスラと読めるのがこの物語の素晴らしさ。マコトとキングの魅力が満載。
『滝野川炎上ドライバー』児童虐待とネット炎上。虐待されているのは小学3年生の透。母の恋人が虐待をしている。実の父は借金の保証人になり、離婚。真面目な宅配ドライバーと息子のストーリー。マコトが虐待から救い出す。
『上池袋ドラッグマザー』 シングルマザーがドラッグに手をだしている。マコトの依頼人は中学生の木崎真唯。ドラッグは安易にハマってしまう世界?恐怖を感じる。女であることを捨てられはしないシングルマザーの恋は、相手を選ばないと恐怖になる。
『東池袋スピリチュアル』悪夢を見たゼロワンがスピリチュアルにハマるお話。 礼儀正しい女子大生の越川若葉のスピリチュアル能力を借りて解決へと走る。それにしてもスピリチュアルな世界。本当に霊感のある人っているのだろうか……。
『裏切りのホワイトカード』 Gボーイズのキング・タカシのもとに怪しげな儲け話が舞い込んでくる。日本有数の製薬会社をもつ財団の若き理事の潮見美穏に呼び出され、「ブラックボード」(裏仕事の出会い系掲示板)を運営している弟・晴臣を探してほしいとの依頼を受けたマコトのストーリー。
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IWGP、20周年おめでとうございます!
唯一読み続けているシリーズの新作。サルやゼロワンなど懐かしい名前がたくさん出てきた。表向きの池袋は穏やかな街になったみたいだ。しかし、未だに裏側には悪とフェイクが蔓延っている。それでも、マコトたちが言葉で解決するようになってきたところが、大人になったんだなぁと読者ながらに思う。炎上・薬・スピリチュアル・詐欺。どれも現代ときっても切り離せない出来事、それがまた面白い。一緒に成長できる喜びを感じながら、次回作も楽しみに待ってます。
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IWGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズの第13弾。
池袋西口の果物屋の青年マコトのもとへ、今日も行き場のない悩みを抱えて人が訪ねて来る。
毎年、新刊が出るたびに楽しみにして読んできた。
だが、一方で思う。読むのが年々つらくなっている。
毎年、マコトのもとを訪ねて来る人たちの悩みのが、深刻になり、複雑になり、取り返しのつかないレベルまできているからだ。
読み進めるうちに、やり場のない感情がこみ上げてくるのだ。
『滝野川炎上ドライバー』
真面目で地元で愛される宅配ドライバーの河本順治。人がいいばかりに知人の借金の保証人となり、離婚。離婚した妻の交際相手に引き取られた小学三年生の透の腕にある青いあざを、マコトは見つけてしまう。
児童虐待と、ネットにあふれる正義感からくる炎上。
「ネットができてから、おれたちは正義の力を行使するのに酔うようになった。誰もが指先ひとつで裁判官になれる時代になったのだから」(マコト)
『上池袋ドラッグマザー』
「飛びおりるまえに谷底をのぞきこんでいるような目で」中学三年生の木崎真唯は、マコトと訪ねて来る。
「ママが別の人になってしまったんです」
普通の人の前に、当たり前の顔をしてやってくるドラッグの恐怖。
『東池袋スピリチュアル』
鰯の頭も信心から。
分かっていても、人は怪しげな「スピリチュアル」に手を出してしまう。
礼儀正しい女子大生の越川若葉には、見えるのだという。そこに居ないはずの「人」が。
そして、その「能力」に、IT企業の代表が目をつける。
『裏切りのホワイトカード』
Gボーイズのキング・タカシのもとに怪しげな儲け話が舞い込んで来る。
マコトは、日本有数の製薬会社をもつ財団の若き理事の潮見美穏に呼び出される。
「ブラックボード」(裏仕事の出会い系掲示板)を運営している弟・晴臣を探してほしいとの依頼。
出口、否、入口も見えていない迷宮に、マコトは仲間と乗り込んでいく。
知恵と、人脈と、胆力で、複雑化するトラブルに挑んでいくマコト。
そこにあるのは、目の前にいる困っている人をほっとけないという、最も簡単で、最も難しい、大事な人としての生き方だ。