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紙の本
人間味?ある天狗たち
2017/12/22 12:22
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻は、荻野屋の面々が天狗の天下一を決める争いに巻き込まれる話。深雪の怪しすぎる行動から物語に引き込まれ、やがて人が天狗になる下りでは、貧しい村社会の在り様に柳田国男の世界に繋がる部分を感じさせれた。
その後の展開はいつもの「一鬼夜行」の世界。人間味ある天狗たちの躍動と裏山の天狗・花信と深雪の心情交流に切なさが漂う。
しかし、天狗とは妖怪と言うより、人に近い神格的な存在として受け止めていたが、「もののけ道」を使うあたりは、やはり妖の類には違いない。この物語とは関係ないけれど、「もののけ道」を使うときは、やはり「も」の字を記した提灯を使って欲しい、とは今市子ファンのただの呟き…。
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