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はわわわわ〜、二階堂くんっっ! の巻。
(将棋対戦シーン中心の裏を返せば川本家少なめ)
短期決戦のトーナメント、あこがれの宗谷名人を前に熱く元気いっぱいに駒音を響かせる二階堂が、宗谷だけでなく周りの棋士たちの心に化学変化をおこしていく…二階堂といっしょになってわくわくどきどきしてしまった。
そのまえに林田先生と島田さんとあかりさんあり、そのあとに滑川さんあり、読み応えたっぷりの最後は気になる引きでもあり、だった。
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見所は二階堂vs宗谷名人!二階堂の興奮する気持ちや周りの嫉妬などひしひし伝わった!滑川さんの気持ちが少し分かるかも。
そして島田vs林田先生…島田さんカッコいいなぁ。
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ちょっと前に「聖の青春」を読んだばかりなので、宗谷二海堂戦によりグワッーと高ぶるものが。滑川さんをあそこに挟んでくると、ドキッとする。ごめんね、滑川さん。
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モノローグが多く、だんだん詩みたいになってくるなぁ。いや、それが雰囲気としてよいと思うんだけど。ふと思った。最初からそうだったっけ?あるいはハチクロの頃からの、この人の作風って、こうだったっけ?と。このシリーズも13巻。最初から読み返すのもいいかもしれない。どの登場人物、端役にみえる人まで詩がある、というのが、この作品の世界なのかもしれないね。
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そういえば、あの登場人物はどうしてるかな…と思う人がちらほら出てきて、彼らの物語もちゃんと紡がれているのがとてもうれしかった。
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大きく分けて、
主人公「桐山零」の話しと、
主人公「桐山零」と深く関わる「川本」家の話と、
主人公「桐山零」の職業棋士に関わる話に分かれて展開してたんですが、
この13巻にきて脇役ども(笑)が頑張り始めたよね!
「桐山零」の学校の先生「林田高志」さんが、
主人公「桐山零」と深く関わる「川本」家の長女「あかり」にほの字だ!
で、
ライバル視してるのが、
「桐山零」の将棋の先生である「島田開」ですよ!
やばたんですな!
で、
「あかり」は身内が銀座のクラブやってて手伝いに行ってるのな!
そこに、
公務員の学校の先生「林田高志」さんが赴く!
つか、
高いぞー。
って、
本当は座ったらいくらのお店なんでしょう?
本当にすわっただけで5万円のお店とかあるもんね銀座!
しかし、
そこにまさかの恋のライバル「島田開」と同行!
怖い!
「林田高志」さんが感じてる、
普段の「あかり」と、
お店での「あかり」の違いというか違和感なぁー。
よくわかるよ!
猫かぶってない!
と、
いいつつも、
なんだかんだで、
メイドさんも、
キャバ嬢もかぶってますからね!
感じ取っちゃうよね男子諸君わ!
と、
「林田高志」がやっちゃったオチと、
それを、
横でアキれてる「零」が良い。
良くも悪くも、
男子はお酒と女の子で意識が変わる!
と、
「島田開」がかっこよく描かれすぎてないか?
もっと、
残念なイメージだったのになぁー。
これ、
「あかり」と対等になるためのフラグっですよね?
つまり、
「林田高志」は惨敗の予感!
惨敗といえば、
もっちり王子「二海堂晴信」が「宗谷冬司」に負ける時がきたぁー!
つか、
戦えるまでになってたか!
つか、
惨敗でもなかったなぁー。
きっと、
「二海堂晴信」は「宗谷冬司」の膵臓がたべたいなんですな。
ちょっとだけ、
本当にちょっとだけ「滑川臨也」さんの気持ちもわかる。
ちょっとじゃないなぁー。
同じだったから、
きっかけがあったから、
占い師を休業してるのかもしれない。
「閃光」な。
新しいカードを手に取ってそれを探して、
昔使ってたカードを手に取ってそれを探して、
いろんな手段を使ってそれを探してる途中なんです。
絶対に見つけるけどな。
「零」はなんだかんだで、
「居場所」をみつけたんでしょうね。
お姉ちゃんの「香子」はみつけられるのでしょうかね?
全体的に、
今までの流れを汲みながら、
新しい流れを形成し始めてる13巻ですな。
恋と愛と結婚と不倫が入り乱れていくのでしょうか?
どこぞの芸能界みたいですな!
つか、
世の中がそんな感じなんですよね。
「零」と「ひなた」がどうなっていくのか楽しみな!
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二階堂君、良いよ。花岡さんも良い。自分に、他人に向き合うとはかくあるべきかと。
そして当方が密かに敬愛する野口先輩の登場が嬉しかったりもする。でも敢えて苦言を呈するなら、林田ちゃんに進路相談に行ってはダメなんじゃないかな?(笑)
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そうか、零くんの「あかりさんの結婚相手を探そうキャンペーン」(これもなかなかに傲慢な考えだなあと思う)に気をとられて気づかなかったけれど、あかりさんにとって恋愛や結婚は希望ではないんだよな。この人は姉妹で唯一、愛が失われていく恐怖や、それが絶望になる無力感を見ているのか。
林田先生の気持ち、あかりさんの気持ちは出てきたけれど、島田さんの気持ちはまだ出てきてないんだよなぁ。どんなことを思っているんだろう。ただ、「かっこつけないところがかっこいい」はほんとだと思う。島田さんめちゃくちゃかっこいい…。
ホップ・ステップ・ジャンガリアン!(最高)
二海堂くんは本当に冒険小説の主人公みたい…。 努力をし、夢を語り、諦めない。全身全霊で生きている。
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バチダンの響きとスピード感。もうこれって、台詞いらないんじゃない?音だけで、テンション上げられてしまって、どんどんのめりこんでいけるんじゃない?という熱量の二階堂と宗谷名人の一局。
ん?この漫画って「3月のライオン」だよね?「ハチワンダイバー」じゃないよね?このテンションの持っていかれようときたら、「ハイワンダイバー」のそれだ。
羽海野作品のコマ間に挿入されるモノローグや、登場人物の言葉回し。それが作品の魅力の一つで、今回の一戦も二階堂の言葉の端々から、緊張と憧れと挑戦の気概を十二分に伝えてくれていて、その熱量がどんどんどんどん高まって沸騰していくのがたまらないんだ。
それはわかっているんだけど、その上で言葉なんていらないんじゃない?と思わせる二人の戦い。
いや、すごいわ。ほんとにすごい。
その熱さゆえに、自分を焼き尽くしてしまう二階堂。きらめきと危うさの同居するみんなの人気者。悲しい結末はやめてくださいね、お願いだから。
あかりさんを巡る島田八段と林田センセ。
銀座のお店での出来事が、林田センセ目線で描かれるのが本当にしんどい。でも、あの苦しみを共感できるから、おもしろいと思えます。
圧倒的な疎外感に身を焼かれながらも、そこにいることを選択してしまう。だって、オレの知らない物語が始まってしまうよりずっといいから。
センセのいう通りです。
勝負はふたを開けてみないとわからない、とはいうけれど、たいていは予想通りに事が進んだりしてしまうもので。だからといって、最初からあきらめるなんて大人ぶったことはできないわけで。可能性はゼロではないなんて、信じてもいないことを必死の足掛かりにして挑む勝負もあるわけですよ。負けたと思うまで、負けてない。
あぁ、桐山が学校へもう一回行こうとした気持ちって、こういうことなのかな?逃げなかった記憶がほしいっていうのはさ。
ごめんなさい、林田センセに失礼なことばっかり決めつけちゃってます。
この3人の物語の始まったばかり。どちらがあかりさんがハートに巻いてしまった包帯をほどくことができるのか、ですよ。
『いい思い出と悪い記憶は複雑に絡み合っていて いらない所だけを切り取って捨てられる そんな都合いい機能はない』というのなら、悪い記憶へと絡みつかないようないい思い出を増やせばいいんですよ。捨男がかかわる記憶よりも、これから楽しい思い出を増やせばいいんですよ。どちらの男性を選んだとしても、きっと増やしてくれますよ。悪い記憶が出てきても、そばで寄り添ってくれますよ。
あかりさんもわがまま言っていいんですよ。
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吹き出したり、涙ぐんだり、苦しくなったり、この1冊の中にいろんな感情を詰め込むことのできる羽海野チカは天才だと思う
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今回は、歌の歌詞みたいな、詩みたいな巻。
脇役の人たちのある一日を切り取って、心の動きを丁寧に見せてくれた
桐山の儚さは、モデルがいるからもあるけれど、よくある現実が姿をみせはじめている
人間は、さみしさとどう生きるか、が死ぬまでの課題であるな、と思う
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「違う世界の住人と思っていた憧れの存在と恋の鞘当てをしなければならなくなった現国教諭」の話かと思いきや二海堂の覚醒イベントがあったり滑川七段の内面を垣間見ることができたり。
雑誌で読んでた時は休載が挟まれるのも相俟って、とっ散らかってんなあ話に軸がねえんだよ軸がと思ってたけど、纏めて読むとグラデーションのような、芋づる式に脇役の心情が吐露されているのが見られて良い巻だった。大体表紙からして1巻1キャラだった今までとは違うからね。
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恋愛パートだからか、島田さんの髪が増えたような…笑
大人チームのエピソードも、二階堂・宗谷戦も激アツで最高!村山聖九段の姿と凄くダブりました。
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あかりさんの巻かと思いきや
二階堂!!!!!
坊!!!!
宗谷名人からの
ラブレターにしびれたー
負けず嫌いなだけじゃなくて
激励だよね!!
川本家の食卓も
安定のしずる感ー!!
先生頑張れー!!!!!
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林田先生・・・
憧れの棋士と 憧れの女性
あまりにもドラマのような展開に
凹む気持ち分かるぞぉ
俺なんてどーせ・・・・だよねぇ
しかし 林田先生は
伊達に意地汚く生きてませんよ
こんな少女マンガな展開の中でも
やらなきゃ 後悔する
まさに その通り!!負けるな!