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みんなのレビュー108件

みんなの評価3.1

評価内訳

105 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

新潮社の汚点

2017/11/06 06:57

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投稿者:碑文谷 次郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ライバルの文芸春秋が、又吉直樹で大ベストセラーを生み出したのに刺激されて、それじゃわが社も、と文芸出版の老舗がビートたけしを引っ張り出して「ピュアな恋愛長編小説」として売り出したものの(多分)、新潮社の社名を穢しただけの代物となった。

新潮社の編集者は、”世界のたけし”に恐れおののいてか、小説作法のイロハを教えていないらしい。たとえば30代のオヤジは、三人とも安っぽい涙のオンパレードで、昭和初期の少女小説の登場人物顔負け。三人ともそういう安易な造型で終始するので(つまり生きていないので)、読者も「まさか、こんな場面で泣くの?」と白けてゆく一方。たとえば、新幹線の中で母親を想って号泣し、驚いた隣の乗客が席を立った、などというシチュエーションは我々の現実生活の中では起こりえない。本当に号泣したいほど悲しみに突き動かされたら、一人デッキへ向かうだろう。それが、大人の分別というものではあるまいか。さらに、人間は本当に悲しいときは、必ずしも号泣したりはしないものだ、という程度の指導は、編集者の責務なのではないか。なぜ、この部分だけでも書き直しさせなかったのだろうか?

せっかく、デジタル時代にアナログ情緒を持ち込む、という着想を得ながら、登場人物が生きていないため全く小説にも何もなっていないまま出版したことは、新潮社出版史の汚点以外の何物でもあるまい。あまり読者をバカにしなさんな、と言いたい。

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紙の本

アナログ

2017/10/05 01:20

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さとるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ただただ、つまらないw

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2017/12/04 12:24

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2017/09/24 15:45

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2017/10/04 21:20

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2018/01/30 19:17

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2019/01/19 16:41

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2017/09/26 21:16

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2017/09/29 23:27

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2017/10/09 18:22

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2018/01/24 22:39

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