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全体的にわかりにくい
だれが何喋ってるのかが混乱してる
劇場が意識にあるのか、ないのか… ファンタジー感がちょっと受け入れがたい
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よくこんなんで本名?で本出したなぁ。というのがまず。
新人賞に引っかかった程度に思える。ほぼ飛ばし読みでも、先は読める。チープな本。
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「人生で一度だけ、こんな恋がしたいと思った」 ビートたけし
アナログとデジタルの違いを説明するのは意外に難しい。例をあげるとイメージしやすいのは時計。文字盤時計とデジタル時計。でもこれだと少しわかりにくい。主人公悟の職業はデザイナーでプレゼンでPCは使わず、縮小模型を愛用している。こう考えると、デジタルは2次元でアナログは3次元て考えるとわかりやすいかもしれない。
悟の上司の岩本がカタカナ語を連発する部分は某都知事を連想してしまう。悟の友人二人の掛け合い漫才は笑える。悟と母親の関係は泣ける。悟が恋するみゆきはとても謎めいていて神秘的。後半意外な展開を見せる。しかしヤラレターとか騙されたーといった心地良い感想は読了後にはない。
映像がとても浮かびやすい情緒溢れる小説でした。
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アナログ時計の針が進む様に、刻々と時を刻む包容力のある優しすぎる恋愛ストーリー。…悪友の高木さん、山下さんが素晴らしい
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現実には起こりえないとは思いますが、もし現実に起こり得るとしたらなんて純粋な恋愛小説でしょうか。小説なのだから起こりえない話でいいのだと思います。純粋な恋愛小説に友情の大切さ、また彼特有のユーモアを交えてまるでいつも話しているたけしさんが本の中にいるかのようで、読みながらくすくすと笑ってしまいました。現代はSNSがあり、Lineがあり簡単に、軽くつながってしまう時代です。そんな中でこのアナログの恋であるから純粋でありうるのだと思いました。
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読み始めてすぐ、本当にこれはたけしさんが書いた話なのか?と思った。
ピュア過ぎる。純愛過ぎる。
だけど主人公悟の友人、高木や山下の漫才みたいな会話を読むとやっぱりそうかと思う。
又吉さんに影響されて一気に書けた感はありますね。とても読みやすいです。
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ビートたけしの漫才時代を知る世代だからというわけではないけれど、なぜ彼が製作する映画があれほど注目されるのか、また出演する俳優陣がこぞって彼を絶賛するのか、映画を観たこともないくせに不思議に思っていた。さらにいえば、この本はテレビの何かで本人が宣伝していたのを見て、本屋で見かけはしたもののそれほど興味もなくやり過ごしていたところ、先日図書館で「新着図書コーナー」に置いてあるのを見かけたので、借りてなら読んでもいいかと手に取ったまでだった。
私自身は今の芸能界を外から見ているだけの一般庶民だけれど、芸人の大御所まで上り詰めたビートたけしを昔の漫才師時代の印象のまま見ていたこともあって、期待半分くらいで今朝から読み始めてあっという間に読了。
失礼ながら、結構楽しめた。ビートたけしってこんな話が「書ける」人なんだと初めて知った。。なんか普通の人たちの暮らしを知ってるんだというか、男と女の間にある気持ちの揺れや、男同士の友情や身内に対する愛情などたくさんの場面で共感できたし、何度か登場人物と一緒に涙した。
先入観や思い込みで自分の世界を狭めていることってたくさんあるんだろうなと改めて感じた。
ただ、自分の先入観や思い込みを全否定するのではなく、こういう(読書など)機会をより多く持つことで自ら気づくことができる日常でありたいと思った。
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携帯とかを持ってない時の恋愛はこうだったなぁと主人公の気持ちと感情移入出来て良かった
こういう仲間がいるのは良いな
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著者は芸能人であり、大物芸人であるが、小説はビートたけし臭を感じず、スイスイと読めた。スマホなどがない時代の恋愛を、漫才のテンポも取り入れながら、楽しく愉快に描かれ、面白かった。今はスマホがあり、連絡は容易だが、それらがない時代の連絡は今からすれば不便なものに感じる部分もあるが、待つ時間の間、恋焦がれる気持ちやワクワクドキドキ感、心臓がバクバクし、照れてしまうだろうなという思いを感じるのも、いい所だなとしみじみ。会えない寂しさやお互いを思いやる気持ち、三人の思いやりや情熱は良いものだと感じる。
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ちょっと期待外れ。登場人物たちのお笑い要素が強くて、やっぱり著者の職業柄反映されているなという感じ。もっとみゆきを掘り下げて書けばよかったと思う。
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お金とか、セックスとか、損得とか、駆け引きとか、年齢とか、美しさとか、そんなことが小さく思えて、ただ、この人のために生きたいと思えたら、それが究極の生きる理由になると思う。
生きる理由があるって幸せなことなんだと最近はよく思う。
誰かを支えることが、誰かを支えている自分という一番の心の支えになるから。
「人生で一度だけ、こんな恋がしたいと思った」と言ったビートたけしさんの気持ちが本の中に詰まっていた。
映画監督をされている人が書いた小説は、文字を目で追うことが映画を観ているような気持ちになることがあるけれど、この小説もそんなふうに感じた。
文章だけでは物足りない何かに肉付けされた映像を観てみたい。
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狙いは分かりますよ。でも手法が悪過ぎた。何より、主人公の友達の二人の会話がひどすぎる。こいつらは昭和からやってきたという設定なのか?
まあ、太田光よりはましだったが、たけしさんはエッセイぐらいで置いておいたほうがいいでしょう。
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女子中高生のドリーム小説が携帯小説なら中年以上の男性が書くドリーム小説がこんな感じかなあ、と。
出会って恋に落ちるのがほぼ一目惚れで、なのにあっという間にのめり込むので置いてけぼりの気分になり。
さらにちょっと喫茶店で会っただけの男を簡単に信用して次の約束までしてしまう女性側にも違和感。
特に今、世間で介護の辛さが話題になった直後だけに、綺麗事しか描かれていない結末にもカタルシスを感じられなかった。
男三人の友情のわちゃわちゃ感は良かったけれど、いくら気心知れた仲でもお金のかかる事を任せたりするのはやめた方がいいと思ってしまう。
シビアな目で見て申し訳ないけれど、読み手の性別、そしてどの世代かで評価が変わりそうな話。
ビートたけしがこういう純愛物語を書けるというのは素直に驚きました。
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元々ビートたけしファンなので、恋愛小説を書くということで迷わず本書を購入しました。
大変読み応えのある小説でした。
悟・山下・高木のやり取りは、作者の知的センスを感じるもので臨場感や情景描写が優れていて、読む者を惹きつける内容でした。
欲をいえば、悟とみゆきのやり取りや想いの部分は淡泊だったように思いますので、もう少し踏み込んだ部分があってもよかったと感じます。
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確かに結末に関しては
少しご都合主義な所はあるけれど
純愛小説よろしく
大家になったビートたけしが
現代に普通の人として降り立ったらという
コントとして考えたので私はスッとはまっている。
建築家の仕事を積み上げていく過程は
たぶん映画監督としてのそれと変わらないだろうし、
ユーモアに関してや受け答えもしかり、
難しく考えすぎないで、夢中になって
【この人木曜日に会えるのかな?
会えたらどうなるのかな?】
という事だけに集中できたので
それでよしとする。
アナログとデジタルの二極論のどちら側にたって
批評するよりも
こういう恋愛する人もいるんだーぐらいに
留めておくほうがいい。
本当の感想は
自分が木曜日にしか会えない人と出会った時の為に