投稿元:
レビューを見る
上巻と比べて話の展開が一気に進み、するする読めた中巻。宗教、姉の奇行、家族の崩壊など。
この先どうゆう展開がまっているのか、下巻へ続く…
投稿元:
レビューを見る
物語の語りべである主人公の青春時代のストーリーだ。
少年から青年に成長していく過程の気持ちなどは同性として理解が出来て、なるほどと思う。
しかし取り巻く家族環境が変わっているので、一筋縄にはいかない。そこが一般的な青春物語とは違う面白さを楽しませてくれる。
そして所々に気持ちにすっと入ってくるフレーズがある。
そこも魅力的だ。
この巻の登場人物では須玖という高校時代の友人のその後がとても気になる。
投稿元:
レビューを見る
上巻とは打って変わり、日本を中心舞台とした展開に。
青春時代、様々な人から影響を受け成長していく歩。その一方で変化していく家族。
バラバラになった家族が今後どうなるか、またエジプトの思い出が物語に結び付くのか?最終巻での収束が気になりました。
投稿元:
レビューを見る
独自の世界観に没頭し周りを振り回し続ける姉、家族よりも自分美を探究する母、寡黙で空気のような存在になってしまった父。そんな家族を持つことで、自然と空気を読むことに長けた美青年に成長した「あゆむ」。そんな人との距離感を図り保つことで、自分自身の立ち位置を定めることが得意なあゆむが、とある事件をきっかけに、順調だったはずの人生が崩れていく。その先に見つける人生の真理とは・・・?
個性豊かな人間たちが織り成す話の展開が面白く、ついつい一気読みしてしまいました。「人生に正解は無い。信じることを自分で見つけるしかない。自分で軸を定めてこその人生。あなたの軸はなんですか?」という極めてシンプルな問いかけについては、よくよく考えたいなーと思うのでした。みんな違ってみんな良い!
投稿元:
レビューを見る
ひとは家族を選べない。当たり前のことだけど、僧侶の様な父や、恋愛に明け暮れる母、謎の行動でまわりを振り回す姉の貴子。
平均的な家族像なんてあるけど、それぞれ問題を抱えているだろうし、それぞれの幸福があるかもしれない。主人公の歩が、如何にも普通のひとみたく書かれているけど、女性に対して卑下している所は、この家族故の特徴なのかな。
歩の女友達鴻上さんが、一番まともな登場人物かな。
投稿元:
レビューを見る
エキセントリックな家族たちを冷めた目線で見つめる主人公。
なんか、今後、山が来るのかわからない。
下巻でものすごく面白くなるのか?
投稿元:
レビューを見る
両親の離婚を機にゆっくりと家族の関係が変わっていき、崩壊に向かう。
かなり特異な家族関係だが、しかし一方でどの家庭にも似たような問題がありそうと思わせる。家族について考えるきっかけとなる中巻。
投稿元:
レビューを見る
父と母が離婚し、エジプトから日本に帰ってきたところから物語は展開していく。相変わらずマイノリティーになりたがる姉は転入した新しい中学でもやらかし、自分の部屋に引きこもるようになり、ついには高校は行くことをやめた。そんな姉がのめりこんだのがサトラコヲモン様といういつのまにか矢田のおばちゃんの家にできていた宗教のようなものだ。「あの」姉の弟という目で見られることを嫌がる歩は姉のことを次第に憎むようになっていく。
強烈な母と姉に囲まれて生きてきたせいで、歩はどこにいっても不自由なく馴染む力を身につけていた。しかし、この巻の最後あたりから歩の悪いことは全て人のせいにする性格が徐々に顔を出し始める。特に出家しようとする父に詰め寄るシーンは歩に対して腹が立ったが、実際自分がこの立場になったら同じようなことをしてしまうだろうと思った。圷家がこのあとどうなっていくのか気になる。
投稿元:
レビューを見る
エジプトから帰って来てからの、歩青年期。
須玖、鴻上、新しいキャラが出てくるが、一体これはどういう小説なのだろう?
下巻を読むまで全く予測できない。
淡々と歩の一生を書いた物語なのか?
それとも??
投稿元:
レビューを見る
両親の離婚 帰国… 阪神神戸大震災
お姉さんは貝になってしまう。
どーなるんだろう?
サトラコウモンサマには、びっくりです!
投稿元:
レビューを見る
上巻よりもぐっと面白くなる中巻。主人公の思春期から青年期の話。主人公のこころの動きが的確な言葉で表現されていて、自分の事のように思えてくる。誰にでもあるような青春時代を過ごしながら、異常な家族に囲まれつつ、ついにその家族が崩壊するところまでを描く中巻。ただ、なんの話なのか、相変わらずわからない笑。どうやって終わるのか。下巻が楽しみすぎる。
投稿元:
レビューを見る
上巻の歩の受け身姿勢には共感できたが、中巻の歩の身勝手さには腹が立ってきた。勝手な理由で人を嫌ったくせに、または人から離れたくせに、その人が自分のことを嫌うと、失望する身勝手さ。
投稿元:
レビューを見る
なんでしょう?この感じ。。
ミステリーでもなく、ファンタジーでもなく。
ほんとに、なんでしょうか?
いつも寝る前に少し読もうと思って読むけれど。
ページをめくる手が止まらない。
とんでもない出来事ばかりだけど。。身近に感じでしまうのはなんで。。
「下」につづく。
投稿元:
レビューを見る
中巻は正しく一気読み。
何なんでしょう。地味な変態たちがジワジワくる。
歩の姉がどんどん可愛く思えてくる。
母もここまで突き抜けていると腹立たしさは感じず、むしろ清々しい。
そしてサトラコヲモンサマ、思いっきり吹き出してしまいました。
いやぁ、ジワジワくるなぁ。
下巻へ続きます。
投稿元:
レビューを見る
なんなんこれ!なんちゅーオモロイねん!
上巻を読み終わった後のレビューでは微妙な評価と感想を書いてしまってホントごめんなさいって感じ(笑)
物語はこの中巻に入った途端に加速度的に面白くなってくる。もう上巻全部、壮大なプロローグやったんやなぁ…
これ、もともと単行本では上下二分冊だったのを文庫化する際に三分冊したことで、絶妙な構成が崩れてしまったんじゃないかなぁ。上巻だけ読んでやめた人、絶対中巻も読んだ方がいいよなぁ。