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【「猫は仕事人」シリーズ感動の最終巻】江戸に連続する「手首斬り」殺人。同心・平四郎が犯人に狙われている? 案じた飼い猫のまるがとった策とは――人気シリーズ最終巻。
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シリーズ完結、さびしいけれど、今回も面白かった。
特に、ごろつきに対するさくとりくの言動には大笑い。
最高の家族だよ。
クライマックスの平四郎の覚悟がすばらしい。
まるもがんばったね。化け猫ゆえに大好きな家族とずっとは一緒にいられないのは切ないけれど。
みんな。その後、幸せで健やかでありますように。
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化け猫も、最後の時が。手首を切り取り持ち去る辻斬り事件が、心臓を弱め引退した佐々木平四郎一家の運命も。。。
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「猫はおしまい」
いくら強けれど歳には勝てぬ。
誰にでもやってくる老いにだけは、どれだけ足掻いても勝てないが最期の時は人それぞれだが一人で逝かず望みを託す者が居て彼は幸せだったろうな。
「仕舞」
全ての終わりに仕事人を辞め。
記録に残らずとも誰かの記憶にあり、それが嘘か誠か分からずとも語り継がれている時点で生きていた証と捉えて良いのではないだろうか。
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猫は仕事人シリーズの完結編、ということを途中まで読んでから知り、迂闊さを悔やみましたが特に問題なく素直に物語に入っていけました。人々の業を思い知り切なくなりましたが余韻のある終わり方は好きです。私もそろそろ「老い」を意識しないといけないねえ。