紙の本
ビール党
2019/05/31 16:28
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビール党の方におすすめです。今日の一杯がさらに美味しく感じられますよ。ビールに関することが図説でわかります。
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うれしーぃ♪
たのしーいー
だぁーいすーきーッ!
いやぁ~、ビール好きだし。キリン党だし。
以前工場見学に行ったとき、試飲ビール(「一番搾り」のできたて!)の激ウマさに感激したものでした。
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ビールについてもっと知りたいと思っている方におすすめの一冊!
ビールの醸造工程や素材についてなどの概要はもちろん、
日本のビールの歴史についても、史料を交えてわかりやすく解説しています。
写真や歴史資料が多数掲載されていて、文章部分も読みやすく、
最後まで疲れずに読み切ることができる本です。
貴重なラベルやポスター、ビアマグなどの品々まで紹介していて、
それらを眺めているだけでも楽しい!
ビール好きだけでなく、歴史好きの方も楽しめるのではないでしょうか。
◇おすすめポイント
・ビールの歴史を学べる
・昔の貴重な資料やラベル、グッズなどを多数掲載
・ビールの醸造工程や素材についても学べる
◇こんな方におすすめ!
・ビールが超好き
・食文化に興味がある
・歴史資料を見るのが好き
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ビール大好きです(いま禁酒してるけど)。ビールの歴史を含めた壮大な本。すべてのビール好きに捧ぐ。
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ビールが好きである。たくさん飲みたい。いろいろ飲みたい。
だが、外でビールを飲もうと思うと、未だに「生ビール」だけしか選択肢のない店が多い。
本書はキリンビールの著ということにはなっているが、強烈なキリンの宣伝色というよりも、ビールメーカーとして、ビールのことをきちんと伝えたいという気概に溢れている。
冒頭に、ビールの種類をまず伝える。「今日はこのビール」「この料理にはこのビール」という文化を生み出そうとしているのだ。クラフトビールもよく見るようになっては来たが、(僕の住むような田舎の)飲食店では未だ、大手メーカーのピルスナー以外の選択肢は少ない。キリンがいろいろ作っているから、ということもあるかもしれないが、まずはこの種類をきちんと伝えようとしているのだ。
ビールの歴史についても造詣が深い。現在ではなく過去のビール製造の写真も豊富である。物事なにごとも歴史を知りたい僕にとってはたまらないのである。
さすがにラベルとか広告とかのコレクションはキリンのものばかりだが、それでも時代はうかがえる。
ところで、日本人はビールばかり飲んでいるような印象があったが、国際的に見るとビールの消費量はとても少ない(国内消費は増えてはいるようだけど)。それと、発泡酒とか第三のビールなどと呼ばれる独特のまがい物(あえてそう書こう)も国内だけ。なんか変な感じ…。
平塚らいてうは、女性がアルコールを飲みに出かけることが一般的でない時代に、バーでビールを嗜んだという。そんな話も出ている。
ビール好きは読むべし。そうでない人もビールを飲まねばならない、そんな気になるであろう。
(僕はいま禁酒してるんだけどさ…)