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心がほっこりした。特に世代間ギャップを絶妙に笑いと共に表していて、皮肉感が全くない。作った笑いでもなく、世代間ギャップがゆえに生じる自然な笑いを表現していてだからこそ斜に構えず素直に読める。素直で心根のキレイな人が書いたというのが分かる文書と構成になっている。特に大家さんの遺産を考えるあたりは、素直すぎて笑った。そんなブラックジョーク的な本音まで書けるなんて2人の絆は相当深いと思いました。羨ましい関係性でまさにベストパートナーです。
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凄く良かった!凄く良かった!
すーーごく良かった。何も言う事なし!是非騙されて読んでみて下さいませ。
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カラテカの矢部太郎と大家さんの物語。彼の生命力を表すような薄い鉛筆画で、87歳との日常がつづられている。この手のヘタウマエッセイ漫画好きにはたまらない。もしかして巻末で大家さんが亡くなってるんじゃないかとドキドキしながら読んだが杞憂だった。続編も読みたい。
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ほっこりという言葉が本当にピッタリな本です。
大家さんの2階に、誰が住んでもああなるわけじゃなく、矢部太郎だからこそ、本のような関係を築けたのだと思う。
見た目はひょろっとしていてたよりないと感じるが若者らしさも持ち、時に大家さんと合わない事もある。そんな時、常に立ち止まって振り返る、相手の立場に立って考えてみる、自分が自分が!としていない所が良いのかな、と思った。
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4コマ漫画なので一気読み。
すごく良かった(^^)
ほのぼのほのぼの。。
矢部さんの優しい人柄と大家さんの上品な人柄が
ピッタリ合って仲良くなれたんだろうなー。
この二人が出会えて良かった。
最後が悲しい終わり方だと嫌だな‥と読み進めた。
まだしばらく二人一緒にほのぼの仲良く暮らして欲しい。
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流行ってるそうなので借りてみた。エッセイ漫画だけど、ほんと絵本のようなほっこり具合。大家さんがほんとに上品。昔の古き良きお金持ちって感じ。大家さんが戻ってこれてほんと良かった。家族も理解ある人達で良かったな。遺産争いとかにならないのか。
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大家さんがホンモノのママか奥さんだったら。誰もほっこりなんてしない。何かあったときは、介護は義務だし、財産相続しても当り前でむしろ税金やらメンテナンスやら経営がズシリ。又
矢部さんが女子で大家さんが男だったら?洗濯物さわらせたり、ランチしてる時点でカップル確定。そういうなまぐさい部分を上手く避けてファンタジーに仕上がっている。
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カラテカの矢部さん、私の中ではそんなに評価の高い芸人さんではなかったが、この本を読んで見方が変わった。
自分のマイナスな感情にもちゃんと向き合っているところにも好感が持てる。
気象予報士の資格を持っている矢部さん、アサチャンの天気コーナーに出てた。
しかも、髪が伸びてる。
「ライオンのごきげんよう」のエピソードが好き。
小堺さんとのやり取りとか、ライオンちゃんのこと、とか。
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大家さんと芸人の「僕」との触れ合いを描く、コミックエッセイ。
とにかく面白かったー。僕こと矢部さんのダメっぷりも見事だけど、何と言っても大家さんのお人柄が良い。距離感の近さが普通なら嫌がられそうなのに、この大家さんなら仕方ないかと思わせるところがある。それに、言う事が素敵。高齢だけど行動力もあるし、人との付き合いも大事にしてらっしゃるし、こんな風に歳を重ねたいなぁと思った。
次回作も是非出して欲しいと思わせる作品。
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これはお笑い芸人の矢部太郎が、ひょんなことから借りた二世帯住宅の大家さんと仲良くなっていく話です。
一階は大家さん……。
二階は矢部さん……。
大家さんは御年90歳……。
でも、ここにあるのは若者がお年寄りを守る話ではなくて、どちらかというと頼りない矢部太郎を大家さんが守ってくれたり、ときにはたしなめたり諭したりしてくれる対等な関係です。
お年寄りって、大人!
なんだよね。
子どもの本の老人問題の本(調べ学習系のね)を読んでてそこはかとなくむかつくことがあるのは、このせいなんだな、とこのマンガを読んでて思いました。
小学校から入れられます。
どこに分類するかは、その図書館の要求によるでしょう。
2018/04/04 更新
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話題のようなので図書館で予約待ちして読んでみた。
大家さんも矢部さんもとても素敵なお人柄で、心暖まる本だった。
大家さんにはまだまだお元気でいらしてほしいと思う。
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戦時に青春時代を過ごされた大家さんは、我が母よりもいくぶん年輩ながらほぼ同世代だ。もちろん都会育ちの大家さんは、母に比べてハイカラなんだけれど、回顧と感性は通じている。現在の風潮と著者の生きる芸能世界からは遠く隔たった存在であり、ならばこそお互いに一緒にいることの意義がある。通常ならば縁遠く、むしろ距離を置きたいと思う世代の方と、つながり関わって支え合う著者の優しさ、そして寂しさが伝わってくる。
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内容はとてもほっこりするのだけれど、
絵柄のせいなのか、
テンポなのか、
なかなか読み進めることができないでいた。
就寝前の少しの時間。
ようやく全部読み終えることができました。
ハイテンションの後輩芸人クン(しかも意外と細かくてしっかり草抜きする子)と大家さんが思いのほか意気投合しちゃって、
僕(=矢部さん)がなんとなく蚊帳の外になっちゃう話。
大家さんが入院しちゃって少し不安になっちゃったり。
大家さんのことばかり考えちゃう僕。笑
大家さんみたいに、ほっこりしたおばあちゃんになりたい。
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矢部さんのお人柄なのか、あたたかく、やわらかく、そしてちょっぴり切なさのあるお話でした。
線がとても丁寧で、読者である私まで大切にされているように感じました。
「大家さん」と「僕」の時間が、これからも長く穏やかに続きますように。
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ほのぼのとしていてとても癒される。優しくって少しバカ。(原田宗典)な世界。疲れ切ってささくれ立った乾いた心にスッーと染み込む慈雨の様。人は優しい感情に覆われて始めて他人に優しくしたいと思うのだ。生きる事やもしかしたら死ぬことでさえ肯定的に捉えられる、直接見なくてもいつまでもそこに続いてほしい物語。要するに宝物の様な愛すべき時間たち。