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毒舌への期待感をもって読んだ。前半ではバカというワーディングを使いまくり、先行き息切れするのではと思ったが、後半は落ち着いたトーンの語りが進む。言葉の弾みが軽く一気に読み終わるが、何かを得ようというより嘆きの中で共鳴を楽しむ。著者自身のこれまでの活動には負の側面があると思うが、現代の風潮への痛烈な呆れがバカという言葉に込められている。
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笑いながら読んだにゃ!
たけしさんは絶品にゃ
とにかく笑ったにゃ
そういえば、こういう風に昔はテレビ見て笑ってたにゃ~
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「バカ」という言葉がたくさん出てきます。
何十回登場しただろうか…(笑)
少し上から目線の文章なのがちょっと気になった。まあそうなっちゃうのも分かるし、良さなんだろうけども。
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ビートたけしが世の中のバカなことを語る本。
途中まではいつもの毒舌だったけど、茂木健一郎のコメントに正面から触れてたり、あるいは現代のお笑い界の巨匠と言われているタモリ、所ジョージ、明石家さんま、笑福亭鶴瓶についても語っており、今までの彼の本以上に面白かった。
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人間的な魅力を疑う必要もなく、
笑いの世界で、そして映画の世界で偉人となったたけしさんが語ることばは、もはや「道徳」の題材として読むべきことばとなっています。
そのことを一番よく知っていて、それでも今でも何かを世の中にいいたい。そして、自分を「バカ」の一人としたポジションから言う。
たけしさんの態度はずっとかわりません。
だからこそ巨匠であり、だからこそ偉人です。
でも、だからこそ、ここに書いてあるようなことは、今たけしさんが言わなくてもいいようなことじゃないのかな、と思わざるを得ません。
テレビや週刊誌、新聞社から一人で囲まれ、
それでも「あぁ?」といい放った若き日のたけしさんの表情は、今やyoutubeで簡単に見ることができます。
「論より証拠」なのは、その動画なのでは、と感じます。
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たけし節炸裂。
表紙裏より。
迷惑なバカから笑えるバカ。
愛すべきバカまで。
バカを肴に芸論や人生論を語り尽くす。
原点回帰の毒舌全開、ビートたけしの「バカ論」!
テレビ不遇の時代
番組に対するクレームを言う奴に対して。
そんな奴らにおいらが言ってきたのは、一言だけ。
「じゃあ お前がやってみろ」
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いいじゃないか、思ったことを好きなだけ言おうよ。読者が同意するかどうかは別だけど、それでもやっぱり、一つ筋が通ってないとね。
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「バカヤロウ!」と言い続けてきたビートたけしが、バカについて論じた本。基本、いつもの調子で軽く読めてしまうのだが、視点が面白いので好きだ。本著も書いているが、暴力事件や大事故を起こしてもこの地位にいるのだから、たしかに他の芸人は誰もかなわない。本著ではさんま、タモリ、鶴瓶ら、そしてテレビではめったに語られることのないたけしの師匠について珍しく論じているのが興味深い。
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ネットには無縁と思っていたビートたけしが、Web上で『お笑いKGB』という月額の有料コンテンツを出していたのは驚き。その中にある『思い出の一発』というのはすごく興味がある。たけしの体験談だけではなく、軍団のメンバーも記事を書くようだけど。
『バカ論』という名で昨今の世の不合理に一石を投じている本著。「TVがつまらなくなった」と言われる原因や、さんまやタモリ等他の大御所に対する素直な評価、映画論が面白かった。特に映画について、結局映画とは嘘であり、役者が演技することを求めない、役の感情を想像してなりきる必要もないと言い切っているのは印象に残った。
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「一億総活躍社会」を「一億玉砕」と似ている、
と言われるのにどうして気づかないのか、
そのあたりのセンスのなさはひどい、
と指摘してしまうしたたかさがなかなか素敵です。
伊達に立川錦之助を名乗っているのではない、
ことが じんわり伝わってきます。
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図書館で借りた本。
世の中の色々な人をこういうバカだと、バッサバッサと切る。
正直、それは仕方がないのでは?と思う事もあったり、自分に当てはめて直した方が良いなと反省したり。でした。
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パワーフレーズ「そいつがバカかどうかを知るには、質問させてみればいい」
関西のアホ学と違って珍しい、関東のバカ学の本かもしれない。
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たけしさんの口調で書かれていて、読みやすく、頭をあまり使いたくないときでも読める。くすっと笑ってしまうところもたくさんあった。
現代社会について、たけしさんの意見・考えが書かれていて、少し言いすぎではないかと思うところもあった。しかし、たけしさんだからこそ言えることなのかもしれない。トップまで登りつめた人だけあって、着目する点や考えが面白かった。
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いつものたけし節炸裂で、読んでいて声を上げて笑ってしまうところもあった。一気に読めてしまうけど、実はすごく深い考察だったりする。
ネットやYou Tuberの考察なんかも、このくらいの年齢の方だと、自分が見たり使ったりすることもせずに批判することも多いけど、きちんと実物を見て批評を加えてるし、キリストと弟子の関係とか、量子力学とか宇宙理論の話も出てきたりして、一方で食い逃げをして人間国宝を剥奪されたら面白いなんて言ったりして、この振り幅が殿の魅力なんだろうと改めて感じた。
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いろんな角度(分野)でバカな人を発見し、キレイにバカにしているおもしろい本。
昔から視点が変わらないな~と思える一冊です。