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書いてある内容は、バカバカしいけれど、
でも、当たっている気がする。
なお、この本は、ビートたけし が 初の小説
「アナログ」と並行して書いているみたいだ。
70歳だというのに、すごいパワーだなぁ。
24時間の使い方が、凡人とは違うのだろうな。
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最後の方は、自分の寿命を見すえたような内容?のようでちょっと今までの「ビートたけし」の本とは違う気がする。ただの毒舌本じゃあない
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ビートたけしがバカを語る。
バカには「もっとバカになれ」のようなポジティブなものと「バカでどうしようもない」のようなネガティブなバカがあるが、この本では主に後者が主体。
その中でところどころビートたけしが自らの体験を振り返る。
一番ダメなバカは何か。自分がやっていることがバカだとわかっていないバカだと、たけしは言う。世間のニュースで「バカだよねー」と思うことはしょっちゅうだが、他人の振り見て我が振り直せ。
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UWFに関するぶ厚い2冊を読んだあとだけに、リラックスできるものをと思って読了。やっぱり、タケちゃんしょうがねえなあと思わせる、納得の語り口でした。
それにしても、落語の世界にこれほど詳しいとは、意外な一面を知りました。
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20180421読了
2017年発行。著者のことは番組の司会的な立ち位置にいるここ10年来くらいの姿しか知らない(そして私はあまりおもしろいと感じない)。映画も観ていないし漫才やバラエティで一世を風靡していた頃も知らない。テレビの世界では重鎮みたいな人なので、ちょっと読んでみるかと思った次第。この本はインタビュー集なのか、話し言葉寄りでさらっと読める新書。●P55 共産主義や社会主義の強かった国の方がより独裁的。人間をまとめる万能な政治システムはあり得なく、いつの時代も独裁か民主主義かというところをらせん階段のようにぐるぐる回っている。 ●P91 「夢をあきらめないで」というバカ 「やりたい仕事が見つからない」のは身の程知らず。自分の能力を直視しろ。夢をあきらめるなというのは欺瞞に満ちた言葉で、それを広める安っぽいJ-POPの歌詞はたちが悪い。
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2017年12月3日読了。お笑い芸人「ビートたけし」による世相を斬る毒舌コメントの数々。ワイドショーやバラエティで活躍する「毒舌タレント」と違い、自分の苦労やバカなふるまい、実績などを踏まえて語っているため重みがあるし、「老いた自分に理解できないものは悪、最近の若者はダメ、日本すばらしい」みたいな老人によるステロタイプな小言になっておらず、また思わず笑ってしまう表現も多くて不快にならず読み進めることができた。関西弁に対抗するために下町言葉を取り入れたとか、海外のインタビュアーでもダメな奴はダメ・海外が何でもいいわけではないとか、さんまや所ジョージ、自分の師匠の深見千三郎を評するところなどたけしの本心が出ているようなところもあり、読みごたえもあった。
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漫談を活字で読んでる感じ。笑えます。終章はきっちり持論に繋がってくるから、バカ論と名乗ってよい気がするが、それ以外は終始バカ話をつづけてる。いちいち笑える。結局バカが大好きなんだな
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たけしもタモリも年をとりにつれて「芸人」の枠からとびでて、新しい独自のジャンルにいっているなぁ。一方で「教養なき天才」のさんまは「芸人」でありつづけているなぁ。どっちがいいとかではないけれど、少なくとも「ふつうのサラリーマン」は年とともに変化していかなければならないのだろう。
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図書館で借りた本。質問させてみたらバカなのか分かると芸能リポーターにチクリと始まり、政治家の事から世間やネット民の事など。テレビ不遇時代についてもある。面白い本ではないかな。
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痛快&感服です。
第四章の『テレビは”オワコン”か?』あたりは特に勉強になる。
そもそも”お笑い”のルーツは道化なのである程度媚びを売ることは必要だし、何が受けるかはまたその国の歴史なんかも絡んで来るので、一概に権力者に批判を向けた笑いを日本のお笑いに持ち込もうとするというのは浅薄で、かといって皇室をネタにはしないが政府は批判する、というのもダブルスタンダードであり不公平という。そりゃあ時代に合わせて変化するのも必要だけど、そこをまず押さえた方が良いというのは本当にそうだ。
そして、学校において教壇と生徒の間の段差がなくなったように、高座やステージと客席との段差・区切りがなくなったことに対する警鐘もおもしろい。
「スターのような存在を目の敵にして、全員で引きずり下ろして「お前も、俺たちと変わらない。仲間だよ」とやるのが今という時代なんだ。」という一文は、SNSが台頭してきたことによって一般人達が悪い意味で批評家になっているという、現代の問題にまさに関連する部分だと思う。元々日本人なんか右ならえの国民なんだから、私は日本人にSNSなんて逆に馴染まないと思っている(こうやって自分も活用しているけど)。周りがこうだからといってそうでなければいけないという強迫観念が働き、結局「みんながそう言っている=常識」と思い込み、それに外れてる奴らを善人のツラをして(相手の人生に何も責任をとらないくせに)袋だたきにする日本の現状に繋がってしまう。
ビートたけしのこういう一連の発言が、本を読んだ人だけではなく、もっともっと話題になってくれればいいのに。
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世の中バカばっかりだってたけしさんが言ってます(笑)。
夢が見つからない・自分を探す・老後をどう過ごしたら良いかわからない。
嘆いてばかりいないで、身の程を知れ、努力すれってことかな。
漫画みたいに読めてしまう。でも、漫画以上に面白い♪
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読みやすくておもしろくて、気がついたら読み終わっていました。愛すべきバカ、尊敬できるバカって素敵だなと。
あの国立施設はぜひ実現を(笑)
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ビートたけしによる、世にはびこるバカどもを一刀両断するバカ論。
昔のツービートのネタや、たけしのオールナイトニッポンを彷彿とさせる内容。
第五章の「こんなバカ好がきなんだ」では、タモリ、さんま、笑福亭鶴瓶、所ジョージらについてのコメントを載せているが、特にさんまについて「教養なき天才」とひょうしたところに深く同感。
あらためてたけしの頭の良さを思い知らせてくれる一冊だった。
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「一線は越えたのか?」と聞くレポーター、「どうしたら売れますか?」と聞く若手芸人…。迷惑なバカから笑えるバカ、愛すべきバカまで、バカを肴にビートたけしが芸論や人生論を語り尽くす。
放送コードが厳しくなった今日のテレビでは言えないことを縦横無尽に語る。年寄りの繰り言のように感じるところもあったけど、頷けることが大半だった。
(B)
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毒舌への期待感をもって読んだ。前半ではバカというワーディングを使いまくり、先行き息切れするのではと思ったが、後半は落ち着いたトーンの語りが進む。言葉の弾みが軽く一気に読み終わるが、何かを得ようというより嘆きの中で共鳴を楽しむ。著者自身のこれまでの活動には負の側面があると思うが、現代の風潮への痛烈な呆れがバカという言葉に込められている。