電子書籍
結末がきになる
2021/11/21 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて、浅田次郎さんの作品を購入しました。
現在読んでいる途中ですが、続きが気になりどんどん読んでしまいます。
結末がきになる!
投稿元:
レビューを見る
2018/01/12-
2019/06/13-07/02
今66歳の高齢者です。長く生きるとそれなりの経験を積み、登場人物に自分の姿を映し出す。何年振りだろう。本を閉じて涙を流すのは。浅田次郎の作品の中でも一番好きな作品です。
投稿元:
レビューを見る
死の間際に見た異世界とも言える黄泉のせかいを彷徨いながら自己の過去と向き合い、生きる事の意味を改めて
見直す物語。
最後までキチンと伏せんが回収されていて、ほろりとさせられた。
投稿元:
レビューを見る
20171216 リクエスト
定年の日に倒れた主人公。
集中治療室にいるのに、時々、どこかへ抜け出し、魅力的な女性とデートする。いろいろな年代の女性。最後で、わかったとき、やられた!と思った。言葉の使い方が、やはりとてもうまい。今時の作家はかなわないだろうなと思う。
内容は切ないが、文章が美しく、読んでいてとても気持ちがよかった。
いい本です。
投稿元:
レビューを見る
定年の日に倒れ、生死をさまよう中、夢をみる? 不思議な体験をする。男の人生の哀切。親と子、愛情、真実。最後の地下鉄のシーンは泣ける。同じ年代ではないけれど、最初から最後までしっかり浸れた、今度はゆっくり読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
メトロに乗って、を彷彿とするファンタジー要素のあるヒューマンドラマ。
地下鉄で倒れた主人公が様々な人間との会話を通じて自分を見直す。
泣ける。
投稿元:
レビューを見る
ラストのエピソードで、はじめからの不可解な物語が全て繋がって、目の奥が熱くなりました。そして題名の訳も、ああ、という気持ちです。読み終わって、読んでよかったという満足感に浸ってます。
投稿元:
レビューを見る
浅田さんお得意の、ハートウォーミングストーリー。
地下鉄で倒れた主人公と、彼を廻る人々の心情が、主体を変えつつ描かれる展開です。
昭和初期は、現在より貧しかったかもしれないけど、頑張ればそれなりのリターンがあった時代。
主人公が「大学を出てサラリーマンになって結婚をして家を建てて子供を育てたい」という夢を、“ふつうの人々は皆嗤うだろうが・・”と思う場面がありましたが、この夢の後半部分は、逆に現在では難しい“ふつう”かも・・。と思いました。
投稿元:
レビューを見る
やはり浅田次郎さんの小説はいいなと思った
結末は書けないけれど、最後まで読んで本当に思う
悲しいけど、優しい
一生懸命、自分の人生を生きる人の美しさに涙が出る
投稿元:
レビューを見る
定年の日に倒れてしまった竹脇正一。
彼の周りの人たちと彼が倒れている間に起こる様々な現象。
父も母もなく孤児院で過ごし、それを隠し、それをばねにして生きてきた彼の生涯が語られていました。
最後に亡くしてしまった息子との再会。
きっと生き延びる力になったのだと思います。
いい小説でした。
投稿元:
レビューを見る
浅田さん、このテーマで書くのは何回目になるのだろう。お馴染みのキーワードがたくさん散りばめられ、今までどこかで読んだことがあるような雰囲気の物語。それでもやっぱり最後はまんまと術中にはまり、フィナーレに向けての怒涛の攻撃に胸が熱くなりました。良い台詞も心に沁み入りましたが、涙を流すまでには至らず。同じテーマでも作品毎にそれぞれ味わいが微妙に違う、変奏曲のようなものなのでしょうか。まさに職人芸の世界だと思いますが、マンネリと取られないように頑張って欲しい。
投稿元:
レビューを見る
定年を迎えた主人公が送別会後の帰宅の地下鉄の中で倒れ病院のICUで生死の淵を彷徨う。初めは主人公を取り巻く今や会社の社長にまで上り詰めた親友である元同僚や妻や娘婿たちがその主人公に向けての心情を語る物語なのかと思ったが次第に生死を彷徨う主人公の頭の中で過去とも夢とも知れぬお話になっていき、それに登場する謎の女性とおもかげという題名がぴったり合わさった時、私の涙腺は崩壊した。
投稿元:
レビューを見る
東京メトロとタイアップして映画化目的で書かれたような作品だけど、さすが浅田次郎さんの本は必ず幸せな気分に最初から最後までさせてくれる。辛い時はハッピーエンドに限る。
投稿元:
レビューを見る
僕はめでたく蘇生するとして、その後は一体どのようにすれば新たな人生を獲得できるのだろうか 近ごろ何かの拍子に、死んだはずの言葉や習わしが蘇生する。近い記憶は忘れてしまうが、古い記憶はむしろ接近すると言う老化現象の一種のなのだろう 親子が死なずに済む、たった1つの方法。そして僕が母の子であり、母が僕の親である限り、命さえあればもう誰も負けず必ず幸福になる。そんなことを考えながら、僕は泣き続けた
生きていくために記憶を消去ってしまうホルモンも、存在するのではあるまいか
驚いたことに、新宿駅は宵の口の雑踏だった。なんだか僕ひとりを謀るために、何百人ものエキストラを雇った壮大な嘘が仕込まれているような気がした
何をしても良いと考えれば豊穣な時間だが、何もしなくても良いと考えれば貧困な時間なのである
投稿元:
レビューを見る
久々の満点。
さすが浅田次郎だ…
途中まで 、ん? という疑問というか違和感みたいなものが燻っていたが、ラストで一気に繋がり涙が止まらなかった…
しかし、浅田さんは本当にメトロが好きだ…