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・・・小説なのか!www
ま、舞台となって出てきたのは実在のお店だし、行けたら行ってみよ~っと!!!
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肉ー!!見守り屋という夜の仕事をしてる主人公にとって、ランチは晩ご飯。1日の終わりにお酒と一緒に美味しいものを食べて家に帰る。ランチの一回一回を無駄にせず美味しいものを食べよう、という意気込みがいい!肉料理がとっても美味しそう!
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様々な事情を抱える人たちから依頼の夜のつきそい仕事を終え、一日最期の食事となるランチ。帰宅前に酒を飲んでリラックス、いろいろな町のおいしいランチとお酒。
訳ありの人たち、別れた夫と娘、中目黒や丸の内、中野など東京周辺のランチめぐり。食べっぷり、飲みっぷりの描写が素敵です。
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原田ひ香さん初読みです。
とてもよかった。
食事に合わせたお酒。
これはたまりません。涎ものですな
ただ、それだけではなくて、
祥子は離婚して、娘を夫の家の置いてきている。
自分が生きるのが精いっぱいという状況が、
とても切なくて苦しい。
「見守り屋」というちょっと変わった仕事をしてるという
生きることのしんどさは人それぞれだけど
受け止め方もそれぞれ。
食事とお酒が力をくれるのなら、
それは素敵なことだ。
次があるならまた読みたい。
祥子の心が元気になるのを
読んでみたい。
なんでかな、
多分、美味しそうでいいなぁという話なんだと
思うけれど、心掴まれた。
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離婚を機に、幼馴染の主催する夜間の見守り派遣の仕事を始めた祥子は、仕事明けに世の中の人にとってはランチ、祥子にとっては就寝前の食事=夕食として、おいしそうなお店でアルコールと共に食事をして帰る。ビールに限らず、その食事に合っていれば焼酎だったり日本酒だったり。
「孤独のグルメ」の女性版みたいだと思って読み始める。が、祥子の離婚に関わる様々や、夜中に見守りを頼む依頼主のそれぞれなど、小説としておもしろい。祥子が食べに入るお店は、たぶんモデルとなるお店はあるようなのだが、はっきり店の名前が出てくるわけではない。でも、捜して行ってみたくなる。
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バツ1三十路女性の昼呑みコラム風物語。
第一酒 武蔵小山 肉丼
第二酒 中目黒 ラムチーズバーガー
第三酒 丸の内 回転寿司
第四酒 中野 焼き魚定食
第五酒 阿倍野 刺身定食
第六酒 御茶ノ水 牛タン
第七酒 新宿 ソーセージ&クラウト
第八酒 肉骨茶(バクテー)
第九酒 新丸子 サイコロステーキ
第十酒 秋葉原 からあげ丼
第十一酒 新丸子リベンジ アジフライ
第十二酒 代官山 フレンチレストラン
第十三酒 房総半島 海鮮丼
第十四酒 不動前 うな重
第十五酒 秋葉原、再び とんかつ茶漬け
第十六酒 中野坂上 オムライス
深く考えず、結婚、出産、離婚と人生を流れてきた犬森祥子がたどりついた先は、夜専門の見守り屋の仕事だった。
夜勤明けにグルメと酒を堪能しつつ、仕事で出会った人達と別れた夫、娘との思い出がオーバーラップする。
時に楽しく、時に痛飲するアラサーに共感できる人もいるのではないだろうか。
グルメ、バツイチ、人間模様と面白い切り口。
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犬森祥子は、昔の同級生・亀山太一が代表を務める会社で『見守り』という仕事をしている。
夜間の仕事が主で、仕事終わりにランチを食べて寝に帰るから、ランチが一日最後の食事であり、だからお酒も飲んでリラックスしたい。
ランチで入る店の条件は、昼からアルコールを出してくれる、『ランチ酒』ができる店だ。
祥子が入った店の、美味しいお酒と食事の描写(これがとびっきり旨い&上手い)
依頼人や、見守り対象との関係など、仕事の話(主に食事しながら回想している)
離婚した、元・夫との関係、夫の元に残してきた小2の娘・明里(あかり)への尽きない思い。
お話はこの3つが撚り合わさって構成されている。
食べ物とお酒にも相性はあり、人間同士にももちろん相性がある。
身近な人間ではなく、お金を払って祥子たちに「見守り」を依頼してくる人たちにも理由と事情がある。
祥子はなるべくプライベートには立ち入らないようにしているが…
良好な関係を築かなくてはいけない人とはうまくいかず、仕事がらみの人たちには信頼されたりする。
人生はいろいろある。
ただ、おいしい食べ物をしっかり、ていねいに食べて味わって、元気を出して、また明日を紡いでいく。
人間はそうやって生きていくものなのだ。
『武蔵小山 肉丼』『中目黒 ラムチーズバーガー』『丸の内 回転寿司』『中野 焼き魚定食』『阿倍野 刺身定食』『御茶ノ水 牛タン』『新宿 ソーセージ&クラウト』『十条 肉骨茶(バクテー)』『新丸子 サイコロステーキ』『秋葉原 からあげ丼』『新丸子リベンジ アジフライ』『代官山 フレンチレストラン』『房総半島 海鮮丼』『不動前 うな重』『秋葉原、再び とんかつ茶漬け』『中野坂上 オムライス』
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間が空きながらも、ようやくの読了。おいしいご飯とそれぞれの生活。嫌なことも苦しいこともあっても、おいしいご飯とお酒で何だか進めそうな気持ちになる。
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ランチ酒
タイトル通りに昼間っからお酒。
夜通し朝までや昼まで働いて1日の終わりに飲むようにランチをアテにお酒を召す。
美味しそうなランチにお酒。読んでてお腹すく。
でも想像よりだいぶヒリヒリしてた。
でもそれがなんだか良くて、読後にはいい本読んだなぁってじんわり。
不思議な仕事で、でも必要で。
考えたいけど考えたくなくてしっかり酔う。
唐揚げ粉の唐揚げ。
ちゃんと心に届くと良いな。
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主人公の自分の周りに起こる出来事をありのままに受け止めて、毒も吐きつつも淡々としている姿がすごく好き!
主人公の周りの人も、主人公もとにかく優しい。優しい人ばかり出てくる小説は読んでてホッとする。
もちろんメインのランチの描写もいい感じ。
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夜のあいだ頼まれた人を見守る「見守り屋」の仕事をしている主人公。彼女の仕事のあとの楽しみは、昼ご飯とその付き添いのお酒。日々食事とお酒のマリアージュを堪能しつつ、見守りを頼んだ人たちのさまざまな事情と、自分自身の離婚という過去を思い出し悩みつつ、彼女は一歩ずつ先へ行こうとしていく、というお話。
「母親ウエスタン」や「人生オークション」のような一風変わった設定の作者の作品が好きなのですが、この作品も某孤独のグルメ系?と思わせておいて、徐々に複雑な人生模様が見えてくる読ませ方で、構成の巧さを感じました。
とはいえ一番は食べ物が旨そう!お酒おいしそう(呑めなくともそう感じる)!という引力、パワーにありますが。
美味しいものは活力を与えてくれますし、それで乗り越えられる難局も確かにあるはず。苦い現実や理不尽とたたかっていくためにも、美味しいものを人生でいっぱい食べていきたいなあと思えたのでした。
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図書館で借りたもの。
犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。
営業時間は夜から朝まで。
ワケありの客から依頼が入ると、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。
そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。
今日も昼どき、最高のランチと至福の一杯!
ランチ酒と見守り屋、離婚した元夫のこと、娘との交流を軸に描かれていた。
登場するのは全部実在のお店。美味しそうなランチとお酒がたくさん出てきてお腹が空いたなぁ。
見守り屋のお客たちも個性的。
とても面白く読みました。
続篇出てほしい!
牛タン定食のとろろをどのタイミングでかけるか問題は共感した(笑)
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190220*読了
お昼からお酒を飲む。最高ですよね。
でも、祥子にとってはお昼というより晩ごはん。
夜間の見守り屋という特殊な仕事をしていて、見守りの仕事で出会った人との交流も書かれているんだけど、わたしが知らないだけで誰かに見守ってほしい人、誰かを見守らせたい人って世の中に一定数いそうだなぁと思いました。
いろんな事情を抱えて生きている人達がいるということを忘れてはいけないな。
祥子自身も離婚して、一人娘と離れて暮らしていて、子どものいるわたしにとっては、その辛さがひしひしと感じられました。
最後の方の章にその子との話がありますが、もう胸が苦しくなって、どうか祥子も娘さんも幸せに生きてと祈るような気持ちでした。
食べ物をテーマにした小説が大好きでよく読むのですが、出てくる料理が身近なものが多く、さらにお酒との組み合わせ(ランチ酒)ということもあり、あーおいしいよねーわかる!と共感の嵐でした。
一つの店舗以外は全て関東のお店なので、実在する店舗が恐らくあるんだろうと思いながらも、予想もつかないのですが、阿倍野(天王寺)のお店は、あのお店に違いない!というのが分かって、にんまりとしました。確かにあのお店はおいしい。
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「見守り屋」という特殊な仕事。仕事を依頼してくるお客は、生き方が少し不器用だったり、自分勝手だけど憎めない人ばかり。(憎らしい客は1人いたけど…)
ランチとお酒の組み合わせ方や、それを口にした時の表現の仕方がとっても美味しそうで、お酒が強くない自分でも、楽しめた。
実在する場所が出てくるので検索してみると、該当するお店が何件か見つかった。著者もきっと、お酒が好きで実際に行って、食事したんだろうな…
気になったのは、祥子の子供について。
祥子目線で書かれているので、仕方ないかも知れないが、元夫の再婚を子供に知らせる場面や、唐揚げを家まで持っていく場面など、ちょっと勝手じゃないかと感じた。
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73乃南アサさんを彷彿とさせるストーリーですな。これは戦うひとの生命の葛藤と、ランチにお酒という組み合わせで、とっても心に染みます。是非次作に期待です!