君を抱くのは仕事だから 雇い主は変態小説家 （ひめ恋ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ） みんなのレビュー

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投稿者：Niko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

絵が綺麗です。ちょっとエッチなんだけどストーリーが気になるし、人物の気持ちが好きで購入しました。

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投稿者：月の砂漠の旅人　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

京介の「それでも書きたい」という想い、何か分かるなぁ、と思った。
私は「書きたい」じゃないけれど、「それでも・・・！」という想いは持っているから。
「それでも諦めたくない！」・・・私の場合、言葉にするとこうなる。
何を諦めたくないのか、具体的にはまだ分かっていないけれど。

私が鈴だったら、京介の鈴に対する想いには絶対に気付く！
それに気付かないって、ちょっと信じられない。
他人の「心のひだ」までは分からないんだね・・・。それが不思議なんだけど！
そういう事に鈍い人、多いみたいね。よくそれで生きていけるなぁ、と逆に感心する。
でも私は「恋愛」に関してだけは、一つの恋愛に対して納得がいく結論が出て、
本当にピリオドが打てるまでは、どういう訳か気付けなかった。・・・今は違うけど！
「恋愛」以外の事ならば、すこぶる敏感だった。それは今も変わらず。

この作品の大筋はもう分かった。細部までは分からないけど。
でも細部まで分かる必要はないし。そこまで分かっちゃったら、つまらなくなる。

京介に「純文学」の才能が無いかどうかは、この巻ではまだ分からない。
あると思うんだけどね、才能。
でも、何か決定的に足りないものがあるんだろうと思った。
京介の高校生時代の回想で「女は好きでも嫌いでもなかった」とあった。
それって、女は「どうでもいい」存在って事。
もし「愛」をテーマにするなら、良い作品を書けるはずがない。何か実感がないと。
「どうでもいい」では、やっぱりキツイだろうな。「どうでもいい」＝「無関心」だから。
関心の無い事を書けるはずがない。

鈴に書斎への入室を許した事で、京介は鈴への想いを認めたんだと思った。
鈴に、それが伝わらないはずはない。鈴はそこまで鈍くはない。
鈴が京介の苦しみを知ってから、この話は大きく変わっていく。

京介が、自分の鈴への想いを認め、それが鈴に届いて、二人の関係が変わって、
それによって京介に「純文学」への道が、再び、本当に、開き始める・・・。
純文学挫折→官能小説→（鈴との）恋愛経験→純文学
これってそういう話でしょ。
再び純文学に至るまでに紆余曲折ありそうだけど。

結末はハッピーエンド。それは分かった。
京介は鈴と一緒に幸せになって欲しいな。
二人一緒に幸せになるって分かったんだけど！

この作品の内容自体はかなり良かった。

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投稿者：Lily　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーがとても良く、絵も綺麗でおすすめの作品です。読んだらハマりました。これは単行本版です。単行本版が発売されている部分は、バラ売りより単行本版をおすすめします。この巻には、バラ売りの1〜5巻に当たる話が入っています。単行本版のための書き下ろし部分が本当に面白いです。四コマ劇場「腹黒伝説 鈴」が特に好きです。本編では、鈴と京介のそれぞれの目線の出会いの話が一つの本になっているのが最高に嬉しいです。この作品は、他のTLにありがちな「無理矢理」がないのが良いです。伏線の張り方が綺麗です。細部までこだわっている作品なので、読めば読むほど味わいが出ます。続きが読みたくなる作品です。

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投稿者：猫村　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

単行本化したので購入してみました。二巻まででているので、単話ものより楽しめます。あっという間に二巻読了です！